1年間通して栽培して分かったことをメモしておきます。
北海道の札幌近郊、南西向きの庭で作っています。
春のしごと
4月下旬に雪がなくなったら冬囲いを外す。
早めに土づくりをしておくのが理想だけど、4月に最後のドカ雪が降ることもある。
苗づくりをする場合は4月初めころから室内でやっておくとよい。ブロッコリー、レタスなど。
4月末には庭にある山菜が芽吹くので、まずはその収穫で春を楽しみます。
フキノトウ、ウド、ウルイ、行者ニンニク。あとはチャイブも早い。
水やりのための雨水ため桶を物置から出してくる。軒先に設置。
コンポストは冬の間に熟成した堆肥を取り出して空にし、設置しなおす。
その堆肥は畑にまいて土づくり。
ルバーブの花芽をカット。
そのまま伸ばして種をつけてしまうと株が弱るから。
4月末から5月初旬、いい苗を選んで買ってくる。
しばらくはサンルームなどで保管。
飼い猫のいたずらに注意。
5月中旬になって暖かくなってから夏野菜の苗類を植える。ナス、トマト、キュウリ、ピーマン。
特にピーマンは寒がりなので一番最後でいい。
ほうれん草は日が長くなるととう立ちしてしまうので、できれば一番先に種まきすると良さそう。
枝豆、インゲンなど豆類は収穫期が重なるので、1,2週間ずらしてまいておくと長い間楽しめる。
春の花後に剪定するのはツツジ。
チューリップ、スイセンは花首だけカットし葉を茂らせておく。
暑くなる前にオンコの木の新芽を切りそろえて整えると葉が密になる。
庭木の剪定くずは7月に無料収集あり。貯めておく。
(バラ、アジサイなど年輪のないものはダメ)
こぼれだねで出てきたものの植え替え。赤紫蘇、青シソ、三つ葉など。位置を決めて間隔をとって植えてやる。
畑の中に出てくる長いも、レモンバーム、ミントの芽は根こそぎとる。
放置すると後で大変になるのでこまめに駆除。
ぶどうの葉を間引き。ブドウの葉は食べられる。
夏のしごと
雑草取りと苗の芽かき、整枝など。
毎日水やりが必要なのは、キュウリとナス。トマトはしおれそうになってからやるくらいでよい。
赤紫蘇が茂ってきたら、何度かに分けて収穫し紫蘇ジュースを作る。濃縮バージョンで保存。
ハーブ類の収穫と乾燥。オレガノ、レモンバーム、ミント、タイム。
ラベンダー、ラムズイヤーはポプリ用に乾燥。
7月春に育てたほうれん草が終わったら、すぐに土を整え次のほうれん草または小松菜をまくと、晩秋まで食べられる。
秋になってからまいたのでは北海道の冬前に大きくすることはできないことがはっきりしました。(秋まきほうれん草の実験記事)
夏に剪定するのはサクランボ、アジサイ。
アジサイは日陰でドライに。
秋のしごと
青シソからしその実を採る。天ぷらや塩漬けに。
収穫後のお礼肥は10月中にしてしまう。
冬囲いの前に剪定をするのはブルーベリー、バラ。挿し木をするなら鉢植えで室内の日陰で管理。
ぶどうも大胆にカットする。雪の下になるよう寝かせて養生。
ぶどうの枝はリース用にしてもよい。
コンポストの整理、整地と後片付け、冬囲い。冬囲いは暇を見て少しずつやるが、少々寒さに遭わせた方が丈夫になるので早すぎてはよくない。11月に入ってから土が凍る前・雪が積もる前に行う。
植えるものが決まっているなら土づくりをしてビニールをかぶせておくと春に早くから地温を上げやすくすぐ植えられて楽。
ジャガイモや苗で植えるもの、枝豆など用。
野菜の枝茎は病原菌を残さないため、豆類以外ゴミ袋で出す。その他の草花類はコンポストでもよい。
庭木への寒肥はしなくてよい。凍ってしまうから。
その他、薪作り、鉢類の片付け。
雪が積もる前に管理しやすい場所にコンポストの移動をしておく。
手間なしで収穫できる畑にするには
今年は割と家にいることが多かったので、畑の世話もある程度できたけれど、来年は忙しくなりそう。
一度育ち始めたら世話入らずなのは、大きくなる白カブ、枝豆。
キュウリは水やりを欠かさなければ元気です。
間引きや芽かきさえすれば長期間収穫できるのがミニトマト、ピーマン、小松菜。
ただし今年は小松菜の虫食いに悩まされました。鳥がきて虫を食べてくれそうな位置で育てるのがいいかも。
あとは放置しても元気なハーブ類を植えておくと、随時収穫ができて楽しいです。チャイブ、三つ葉、シソ、ルバーブ。
我が家で試して良かった方法・アイデアなどを目次にしてあります。
よろしければあわせてご覧ください。