アントシアニンや抗酸化成分があり、夏バテ予防にもぴったりの紫蘇ジュース。
うちの畑に毎年こぼれ種から育つシソは大きく育てて、何回かジュースにします。
収穫した量が多いときは濃くして濃縮ジュースに。濃縮タイプは保存がききますのでシーズン終わりに作ります。
普段はストレートタイプで。
クエン酸を使った作り方をご紹介しますね。
赤紫蘇ジュース(ストレートタイプ)の作り方
バケツいっぱいに採った赤紫蘇。背丈50cmほどに伸びたのを20本ほどカットしてきました。
これで大鍋一つ分(3L)の赤紫蘇ジュースを作ります。
水 3L
砂糖 250g
クエン酸 大さじ1と2分の1
ざぶざぶ、ざぶざぶ、水を変えながら何回も洗います。
土が付いていることもあるし、シソの葉に付く小さな青虫がいることがあるので、念入りに。
量が少なかったら葉をむしってから一枚ずつ裏表を流水で洗うのが安心ですが、これだけの量では手間がかかりすぎるので、バケツでざぶざぶ振り洗いするスタイルになりました。
大鍋に入れた水が沸いたら、紫蘇を投入します。
ここでも穂ごと入れるのがうち流。束で入れて束で取り出すと楽なんです。
でももしジュースを作った後の葉をふりかけとかシソ味噌などに利用するという場合は、ジュースを作る段階から葉をむしって入れたほうがいいかもしれません。
5分ほどくつくつ煮ていると、赤紫蘇の色素が抜けて緑になります。
煮すぎるとえぐみが出るので注意します。
そこでシソを取り出します。
さらにちぎれた葉やゴミを漉します。
この時点の色はこのくらい。うっすら赤ですが、どちらかというと茶色い感じ。
そこへクエン酸を入れると、パッと鮮やかな赤に変わります。
砂糖を加え、きれいに解けるまで加熱して火を止めます。
できあがりです。
冷めたら保存瓶に入れて冷蔵庫へ。
飲むときは氷を入れてカランコロンと音を立てるのが夏らしくていいんですよね~
赤しそジュースアレンジ
紫蘇ジュースのためだけなら少量でいいのですが、お掃除にも使いたいので大袋で買っておくと気兼ねなく使えます。
でもうちでも以前は酢で作っていました。
酢の場合は水2リットルに対し150mlの配合でメモしたレシピが残っています。
このときは砂糖は300g入れてました。
米酢だとツンととがった味がするので、少し煮立てて酸を飛ばして作っていました。
りんご酢だとちょっとコスパは悪くなるんですが美味しいです。
それぞれ風味が変わって美味しいです。
レモンバームやミントを入れるとさわやか度合いが増します。
青シソを半分入れるのも美味しいって聞くのですが、それはやったことがない。
うちには青シソも生えてくるけど、料理にどんどん使いたいのと、秋にしその実を採りたいのでとっておくのです。
炭酸水で割るのもさわやか!
ミルクで割るとピンク色のヨーグルト味ドリンクになりますし、お湯割りのホットでも美味しい。
でも割りたいなら濃縮タイプで作らなくちゃいけません。
濃縮タイプの紫蘇ジュースの分量
ということで、濃縮タイプを作るときはこちらの分量で作ります。
シーズン終わりに大量収穫したときに作るレシピです。
水 3L(継ぎ足し用の水も別途用意)
砂糖 2kg
クエン酸 大さじ6
2 沸いたら紫蘇を鍋に入る分ずつ煮出す。
3 一束5分ほど煮出して色が抜けたら取り出す。
4 同じ鍋で次の束を入れて煮出す。
5 これを繰り返し、途中水が減ったら足す。
6 すべての束を煮出したら、漉す。
7 砂糖とクエン酸を溶かし、冷まして保存する。常温で3か月以上保存できます。
飲むときは3倍に薄めてどうぞ。
濃縮しそジュースの保存中の注意
紫蘇エキスは花粉症対策にもなるということで、夏の終わりに大量に作っておいたものを冬から春先にかけて飲むために保存しておいています。
長期保存になるので冷蔵庫に入れられる分は入れて、残りは台所の隅などに置いてあります。
時々口を開けて、溜まったガスを逃がしてやるようにすれば大丈夫。
我が家のしそジュースの作り方まとめ
煮出すときも房ごと入れると取り出しやすい。
煮出す時間は5分から10分ほど、煮出しすぎるとえぐみが出るので注意。
濃縮タイプを作るときは、同じ水で何束も煮出せばOK。
酢でもクエン酸でも作れます。
長期保存の時はときどきガス抜きを。
その他の野菜レシピはこちらから
よろしければ合わせてごらんください。
⇒ 収穫野菜多めのごはんインスタ @racss.cook あります。
インスタグラムの料理アカウントのタイトルは「racssさんちの地味ごはん」。
その日なりの工夫や、収穫野菜をどうやって料理したかの記録を兼ねてアップ中です。
いつもフォローやいいね!ありがとうございます*