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【北海道の家庭菜園】育てやすい野菜ランキング5選|超初心者も失敗せず満足度の高いのはこれ!

北海道も4月末になり、いよいよ家庭菜園のスタート時期です。
今年から野菜を育ててみようかな、という方におすすめしたい、失敗の少ない野菜をワタシ的ランキングにしてご紹介します!

北海道の家庭菜園は他と違う?

「初心者向き」とか「手間がかからず簡単です」なんて言われる野菜苗をそのまま植えたのに、なんだかうまくいかない・・・どうして?
これはわたしが野菜を作り始めて1,2年のころの謎でした。
土が悪いのかな、肥料が足りないのかな、といじってみてもいまいちなんです。

今思えば圧倒的に知識不足だったので、失敗するのも仕方ない。お金を掛けて苗や種を買っても、もとが取れなかったらがっかりですよね。家族にも「買ったほうが安いよ」なんて言われちゃうとへこみます。

あとからわかったことですが、北海道の春は遅くて、気温が上がっても地温がまだ上がっていなかったり、春先の強風が続く日が多いために、苗が萎縮してしまったりうまく育たないという失敗がよくあります。
だから北海道は他の地域より遅く植えるとか保温するとか、植え場所を厳選するとか、ちょっとしたコツがあるということ。

昔のわたし
知らなかった~
 
昔のわたし
ホームセンターに苗が並んでいたから、もう植えてもいいと思ったんだけど・・・。
 

そんな知識不足の超初心者だった私でも、当時それなりに上手く育てられて楽しく、害虫も少なく、収穫もちゃんとできて食卓の足しにできた野菜がいくつかあります。
個人的にとってもお得感のある野菜をランキング化してみましたので、よければ参考にしてみてくださいね。
(どれも北海道の道央地区、札幌と隣接する市に住んでいたときに育てた野菜たちです。)

【第1位 白カブ】ボリュームが満足度高い


第1位に選んだのは、白カブです。
白カブの写真たちは昔のものが残っていたので載せてみました。白カブは種から育てます。

品種は北海道のホームセンターで春の時期に並んでいるものならどれでも大体大丈夫ですが、お得感のあるのは「小カブから大カブまで収穫期が長い」なんていうふうに商品説明にあるもの。
 
ここで言う大カブとは絵本に出てくるみたいのじゃなくて(笑)、大体直径10センチとか15センチとかそのくらいです。よくスーパーに並んでいる白カブは10cm以下の中カブサイズが多いですね。
ただ大きくしようと思ってあまり長く畑に置いておくと、カブの肌がボコボコになって食べるところが減ってしまうこともありますので、10センチ以下で収穫してしまうのがおすすめです。

ここがポイント コツは間引きをこまめにして、小さいうちからどんどん食べていくことです。間引きをすると畑に残っているカブはしっかり大きくなりますし、間引き菜は柔らかくて美味しいです。

 

ダイソーで買える「春まき小かぶの種」といった名称の種も育てましたがなかなか良かったです。
2袋で108円で買えるので、安すぎて不安になるかもしれないですけど、袋に入っている量が少ないだけで悪い種では全然ないんです。
むしろ、小さいスペースで少量育てるだけなら十分かも。

【第2位 イエローミニトマト】黄色なら希少感あり


ミニトマトは初心者にもおすすめの野菜として苗が売られていて、これはほんとに誰でもそれなりに育てられる可愛い野菜です。
病害虫も少ないです。

ただ、普通の赤いミニトマトは時期には産直市場などで大量に安く購入できたり、お友達の家庭菜園からおすそ分けをもらったりしがち。
それに自分で育てると売っているものと比べて「皮がかたーい」とか「すっぱーい」とか、家族に文句言われがち・・・笑

そこで、おすすめするのは黄色のミニトマトです。
黄色ミニトマトって、甘いタイプが多いんですよ。
そして黄色は食卓にのせてもちょっと目をひくので、興味を持って食べてもらえます。
黄色と赤のと1本ずつ植えるといいと思います。
 

おすすめ品種 「イエローアイコ」とか「イエローミニキャロル」「イエロー千果」などがよくホームセンターにも並んでいます。
 
ミニトマトの北海道での育て方については、こちらの記事もどうぞ▼

【第3位 バジル】ミニトマトと一緒に


バジルはミニトマトの隣に植えるといいコンパニオンプランツなので、店頭でも一緒に並んでいることが多いですね。1つ、2つなら苗で買いましょう。

バジルが何にいいのかというと、一番は過湿が苦手なミニトマトのために周囲の土の水分を吸収してくれるところです。そのおかげで、ミニトマトの味が甘くなるわけです。

そしてミニトマトに適度な刺激を与えて、生育促進になります。
しかし、ミニトマトがまだ小さいのにしっかりした苗のバジルを近くに植えてしまうと、ミニトマトのほうが負けてしまうこともあるそうなので、バジルは数日あとに植えるくらいでいいかもしれませんね。
 
バジルは葉っぱ一枚でも料理に添えるといい香りなので、単体でも育てると楽しいと思います。
たくさん採れたらパスタにしたいですね。
 

ここがコツ バジルをこんもり茂らせたいなら、頂点を摘むこと。
そうすると両脇から脇芽が伸びてきます。ある程度伸びたら、その脇芽の頂点も摘みます。
するとさらにそこから脇芽が出て・・・と、倍々で枝数が増えるんです。

【第4位 スイスチャード】カラフルでオシャレ感あり


花壇の端っこでもうまく育ったのが、スイスチャードです。
「西洋不断草」「ふだん草」などという名前でも種が売っています。軸の色が様々で、カラフルな野菜が収穫できるというのがすごく楽しい野菜ですね。(緑のみの「ふだん草」の種もありますので、袋の表示をよく見てくださいね)

これも当時の写真が残っていました。

スイスチャードは、ほうれん草と同じ仲間なので害虫も少なく、半日陰でもよく育ちます。
 

ここがコツ 軸の色を楽しみたいなら、こまめに間引きして大きな株に育てます。
小さいうちに間引きしたものは、生でサラダにしても可愛いです。
大きくしすぎると色はきれいなのですが食感が筋っぽくなるので注意。あまり筋っぽいときは包丁で筋だけ剥いてから調理すると大丈夫です。
カラフル野菜炒めが定番の食べ方。肉料理の添え物にぴったりです。

【第5位 葉ネギ】実用度ナンバーワン!


葉ネギは実用度ナンバーワンの野菜。植えっぱなしでよく育ち、冬になって枯れてもまた春に芽吹いてきます。
いわゆる長ネギ(根深ネギ・一本ネギなどと呼ばれる白い部分が長いネギ)と違って土寄せなどをせずに育てられるので、育てるときのお世話もほとんど必要ありません。

わたしは家庭菜園の先輩から株分けしてもらったのを花壇で育てたのが始まり。
葉ネギは彩りにすごく便利なので、よく料理しながら必要な分だけハサミでカットしにいっていました。カットしても数センチ残しておけば(成長点を残しておけば)、また新たな葉が伸びてきます。
小ねぎのように細いタイプから、もっと幅広の筒状に大きいタイプのものまで品種は様々なので好みのものを選ぶといいですね。
 

ここがポイント 葉ネギにはいろいろな品種があり種からも育てられますが、近くで育てている人から株分けしてもらうとその地域に合ったものなので楽に育てられます。
品種としては九条ネギ(細いタイプと太いタイプがある)や、「葉ネギ」「小ネギ」「分けネギ」といった名前がついて苗として売っているものもあります。
ハーブ系に分類される「チャイブ」はセイヨウアサツキで、球根があるので葉ネギとはちょっと違いますが、同じような使い方ができます。かわいいピンクの花も楽しめるのでこれもおすすめ。

あとはスーパーで買ってきた「万能ねぎ」などで根がついているものを植えるのもあり。いわゆる「リボベジ」ですが、ネギの場合そのままそこに根付いて、次第に増えて株が大きく育つことがよくあります。お得な野菜ですね。

 
ネギは地中の殺菌をしてくれるコンパニオンプランツでもあるので、ミニトマトやナスなどのすぐとなりに植えてもOK。
ただ葉ネギは根を残しておけば毎年同じ場所に出てくるので、それも考えて植え場所を決めるといいです。
とても丈夫なので、じゃまになったら植え替えするという方法もあります。

北海道の初心者のための野菜まとめ

春はなかなか気温が上がらず夏も短い北海道でも、簡単に育てられる初心者におすすめの野菜を5つピックアップしました。
せっかく育てるのだから見た目も楽しく、お得感のある野菜がいいですよね。
超初心者だった私が道央地区の半日陰の花壇で育ててもうまくいったものばかりですので、ぜひお試しください^^
 
最後までご覧いただきありがとうございました*
 

how to 北海道の家庭菜園
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