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北海道で育つハーブ・香味野菜(家庭菜園向きのハーブ)とは

北海道で育つおすすめハーブ
北海道札幌市近郊で暮らしている我が家で、すくすくと育っているハーブ類をご紹介します。
北海道の気候は湿度が少なく、梅雨もないので乾燥気味を好むハーブ類にはとても合うようです。
ラベンダーやタイムなどはもりもりと育ちます。
今回は、食べることができる家庭菜園向きのハーブを載せますね。

オレガノ


うちでよく増えてスパイスとしても重宝しているのが多年草ハーブのオレガノです。
これは5月末の写真。まだちっちゃいですね。
6月末くらいに高さ30cmくらいになったところでばっさりと刈ってきて、乾燥させてから細かくして瓶に入れておきます。
ピザやトマト系の料理に振りかけるだけで美味しくなる。フライドチキンにも欠かせません。

レモンバーム


レモンバームも多年草なので、毎年同じところから出てきて大きな茂みになります。
これは5月末の写真なのでまだ小さいですが、ちょっと油断すると大きく茂ってきます。
生でも乾燥させてもお茶に混ぜて飲むとほのかなレモンの香り、アレルギー対策にもなるんです。
花を咲かせてしまうとあちこちに種が飛んで、そこでも芽を出す繁殖力が強いハーブです。

赤しそ

赤しそは1年草ですがこぼれ種で毎年たくさん出てきます。
出すぎても困るのでいつも秋には花穂を採っているのですが、それでも採りきれなかった花が種をつけてこぼれるので、必ず顔を出します。
うちのは青しそと混ざって生えてきて、たぶん交配してしまっているので赤しその色が青とまだらになっているものもあり。
でも気にしてません。
刻んで薬味に、それから大好きなしそジュース用に大きく育てます。

今年の春の芽シソ(というには大きくなってきたけれど)でこんもりブーケを作ってみました。
キッチンに置いておき、少しずつ使っています。

チャイブ


チャイブは小さな球根ができる多年草。放っておいても元気で少しずつ増えていきます。
チャイブは花がかわいいので、刈らないで残す株と、随時カットして小ネギ代わりに使う株と分けるようにしています。
写真は6月20日頃のもの。ピンクの花もだいぶ開いてもう終わりかけです。
春一番に芽吹いて茂ってくるのでざくっと刈りこんで収穫し、刻んで冷凍しておきます。料理にちょっと緑を添えるのに便利。
刈った株はあとでまた伸びてくるので、また使えます。

三つ葉


三つ葉は根を張って冬越ししてくれます。こぼれ種でも増えるので、うちでは日向にどんどん増えてしまっていますが、半日陰の場所のほうが柔らかく育つので、今年から少しずつ家の裏に移植中。
春先には茎からザクッと、そのあとは茎は固くなってくるけれど7月くらいまで新芽をちぎって収穫できます。

スペアミントとアップルミント


うちにはミント2種類があります。ミントは地下茎で増えていく多年草で、結構遠くまで根を伸ばして少し離れたところに出てきたりします。
これはもこもこ肉厚な葉がかわいいアップルミント。5月末に生えてきたときの写真です。
見た目かわいいのと匂いもリンゴの甘い香りがしていいのですが、お茶にはあまり向いてない気がする。


スペアミントはドライにしておくと、ミントティーにしたり入浴剤にしたりできます。
うちではどちらも軒下に生えているのですが、たくさん収穫できるほどには茂っていません。
好きだから増やしたいけれど、気を付けないと他の植物を駆逐する勢いで広がるというので、これくらいでいいのかな。

カモミール


カモミールは1年草です。一度苗を買って植えたら、そのこぼれ種で次の年からひとつ、ふたつ芽を出してくれています。本当はもっと盛大に増えてくれてもいいのだけれど、なかなか。
種を買ってきてばらまこうかな。

ルバーブ


この写真は5月中旬に花穂を伸ばしてきたルバーブ。
花はカットして、種をつけさせないようにすると葉が茂ってくれます。
葉の茎だけが食べられます。ジャムに最適なんですよね。

もともとはホームセンターで買ってきたちっちゃな苗でしたが、前の家で4年くらい植えていたら大株になったので、引っ越すときにも連れてきました。3つに株分けしたらそれぞれ大きくなってくれています。
シベリア原産ということで、涼しい北海道にも向いているみたい。

その他のハーブ

そのほか、以下のものも育てて収穫を楽しんだことがあります。
・パセリ
・セージ
・マーシュマロウ
・バジル
・葉わさび

うちの庭ではうまくいかなかったけれど、お友達の庭で元気なハーブは・・・
・ミョウガ
・ワイルドストロベリー

北海道では育たないハーブ

ただし、冬は雪に覆われるので越冬できないものもあって、他の地域では多年草なのに北海道では一年草扱い、もしくは鉢上げして室内に取り込まないといけないというハーブがいくつかあります。

例えばローズマリーがそうです。
他にはオリーブとか、ローレルなんかも札幌近郊では庭で育てているという人を見ないですね。
そもそもオリーブやローレルの苗木を売っているお店がほとんどない気がします。

でも函館の北斗駅の周りには、オリーブの大きな鉢植えが置かれていたときがありましたし、玄関フードの中で鉢植えのオリーブを育てているお宅も見たことがあります。
冬は移動できる鉢植えなら大丈夫だと思います。

あとは個人的に育ててみたいのですが北海道で育たないらしいのがレモングラスです。

まとめ

涼しい北海道で元気に育つ、家庭菜園向きのハーブをご紹介しました。

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ほかに、花や香りを楽しむタイプのハーブはまたいつかご紹介しますね。

 

how to 北海道の家庭菜園
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