糖質制限するために、我が家ではおから蒸しパンをよく作っています。
ふんわり膨らませるためにはベーキングパウダーを使うのですが、これ、入れないとどうなる?
ベーキングパウダーなしで作るときの配合レシピとコツをご紹介。
ベーキングパウダーがないと膨らみが悪いが美味しい
私はベーキングパウダーを入れないでおから蒸しパンを作ったことが何度もあります。
作り慣れないうちは単純に入れ忘れたから、という理由だったのですが、最近はあえて入れないで作るときがあるんです。
一緒におから蒸しパンを常食にしている夫ですが、ちょっと多めにベーキングパウダーが入っちゃった日はすぐに気づくのです。
苦くて嫌なんだって。
ベーキングパウダーの味が苦手という場合以外にも、ベーキングパウダーの糖質が気になるという人もいますよね。
それで、まったく入れないで作るとどうなるか。
甘い味にしないで、「食事パン」の代わりとして作る場合はふわっとしていなくても、いやむしろふわっとしていないほうが食べやすいと思います。
わがままねえ。
ベーキングパウダーなしでふんわりさせるのに大切な材料
ベーキングパウダーを使わずに、ふわっとした食感にしたいなら、卵の力を借りるしかありません。
卵の力で膨らます
私が定番にしている基本のレシピでは、卵を2個使います。
これだけで味も膨らみもだいぶ違います。
もし手間をかける余裕があるなら、卵の白身を分けて泡立ててから他の材料と混ぜてください。
これは確実にふんわりします。
油の力で膨らます
そのかわり「今日はベーキングパウダーを入れないで作る」と決めた時に、私が必ず加える材料があります。
それが油!
普段は油を入れたり入れなかったり、きまぐれなのです。
でもベーキングパウダーを入れないときは、油はカットしません。
気温が低い時期はバターとココナツオイルは固形なので、いったんとかす手間が面倒なのですが、美味しい風味がつくから好き。
動物性脂肪のバターはちょっとというならココナッツオイルがおすすめですね。
オリーブオイルは常温なら固まらないので、さっと入れられるので便利。急いでいるときはオリーブオイルですね。
くせがない方がいいときは、グレープシードオイルを使っています。
いつもの材料に油分を足し、よく混ぜる。
これだけでふんわり感が違います。
材料の中の水分と油分がよく混ざりあうと、乳化してふんわりパワーになります。
超微粉のおからパウダーを使う
そして目の細かいおからパウダーを使うことも、ふんわりのコツだと思います。
いくつかのおからパウダーを試して、今気に入っているのは北海道の「ユウテック」さんの「超微粉」おからパウダーです。
最近売り切れが多いですが、手に入ればぜひこれで。
おからパウダー蒸しパン(BPなし)でふんわりするレシピ
では、我が家で時々作る、ベーキングパウダーなしのおから蒸しパンの作り方をご紹介しますね。
おからパウダー(超微粉がおすすめ) 大さじ3
卵 2個
水 大さじ4
液体パルスイート 大さじ1
油 大さじ1(バター、ココナッツオイル、オリーブオイルなど)
電子レンジにかけられる耐熱容器を使います。
ふた付きが便利。
混ぜるのにはミニサイズの泡立て器があると混ぜやすいです。
2.粉っぽさがなくなったら、卵、液体パルスイート、油を加え、よく混ぜます。
3.固まりがなくなりなめらかになるまで混ぜます。
4.ラップをせずに電子レンジに入れ、500Wで5分加熱します。
5.加熱が終わったら、容器のふたの上に容器をひっくり返し、トン!と数センチ上から落とすときれいに底がはがれます。
6.ふたに蒸しパンが載った状態で、お皿やカッティングボードの上に伏せると蒸しパンの表面を上にして盛りつけ完了!
これはシナモンパウダーとナッツを入れた時の画像です。
ダイソーの耐熱ガラス容器800mlで作りました。
100均のミニサイズのカッティングボードがぴったり。
これでいいんじゃない?
ベーキングパウダーなしのおから蒸しパン まとめ
我が家の主食であるおから蒸しパン、ベーキングパウダーなしで作るときのコツについてご紹介しました。
細かく見てくださっている方ならお気づきになったかと思いますが、「2人用のおから蒸しパンレシピ(超微粉おからパウダー使用)と容器のこと」の記事で載せたレシピからベーキングパウダーを抜いただけの分量です。
ベーキングパウダーの味が嫌い、ベーキングパウダーの糖質が気になる、ベーキングパウダーを切らしてしまった、というときなどに活用していただけると嬉しいです。
これまで試したいろいろなおから蒸しパンのレシピはこちらにまとめてあります。
まとめ記事「おから蒸しパンでダイエットできるレシピとアレンジまとめ」