いつもご訪問いただきありがとうございます。食育インストラクターのracssです。
農林水産省が出している食育ピクトグラムを使って、食育について毎月1テーマ考えてみようという、食育インストラクター協会主導の取り組みがあります。
6月のテーマとして選ばれているのは「食育を推進しよう」です。
子どもがいてもいなくても、まずは「おとなの食育」がポイント!
何から始めたらいい?
この記事で簡単に説明しまーす。
大人の食育とは?
「食育」って言葉は知っていても、自分とはあまり関係ないと感じる人もいるかもしれません。それはもう子育てが終わっていたり、周りに子どもがいないからとか、夫婦ふたりの生活だからかもしれませんが、それではあまりにももったいない!
「子どもに食のことを教える」というのは「食育」のほんのひとつの部分に過ぎないからです。
今月のテーマになっているピクトグラム「食育を推進しよう」の説明には「生涯にわたって心も身体も健康で、質の高い生活をおくるために「食」について考え(る)」という一文があります。
子どもがいてもいなくても、若くても年配でも、生活に密着しているのが食にまつわることですよね。
だから大人は自分の生活の満足度を上げるために「食育」を活用していくといいよね、というのが私の伝えたいことです。
たとえばこんなとき
たとえば、どうも疲れやすくなって食事の支度も億劫だな、というとき、
「今の旬の食材は〇〇です、こんな美味しい調理法があります!」なんてテレビの1コーナーで紹介されていると「わ、美味しそう、これなら簡単そうだし作ってみようかな」という気分になりますよね。
そして実際に買い物に行ってみたら旬の食材は他のシーズンより安く買えてお得だし、そのテレビで見たレシピで作って美味しかったら幸せな気持ちになるはず。
そんな風に食材の知識を増やすのも「食育」のひとつの側面です。
さらにもしお友達に「あの食材、こうやって食べたら美味しかったんだよー、やってみて」と話したら、それは食を広めることになり「食育の推進」に貢献していることになっちゃうんです。
食の満足度を上げるには
「食」という漢字は「人に良い」と書きます。自分のためになる食べ方を知ること、やってみること、人におすすめすること、これみんな「食育」になります。
全然難しく考えることではないですよね。むしろ主婦なら普段からやっていることだと思います。
ということで、大人の食育として「食の満足度を上げる」ということから始めるのはどうでしょうか?
これは豪華な食材を使うことや好きなものだけお腹いっぱい食べる、という意味の満足度ではありません。
食材のことを少し知るようにして、美味しい組み合わせや自分に合う食べ方を見つけると、ぐっと食事が楽しみになるという意味です。
そのうちにだんだんダイエットや体調改善に役立つ食べ方にも意識が向くようになっていきます。
「これは太るから食べちゃだめ」ではなくて「この食材はこうして食べると美味しい、しかもこんな効果もあるから気に入った!」という選び方ができるようになればストレスが溜まりません。
家庭菜園が世界につながる?!
もし、家庭菜園で食材を作ることができたら、それも食の満足度を上げるのに大きな効果があります。
家庭菜園をする人がもっともっと増えたら、食料自給率が低すぎる日本の問題もすこし解消されますし、気候変動の問題や環境保全を含むSDGsの取り組みもぐっと身近になるなど、いろいろなメリットがあります。
今月のテーマとなっているピクトグラムは地球のデザイン。世界の大きな問題も、食からみんなつながっている、というのは興味深いですね。まとめ
最後は話が広がってしまいましたが、今月の食育テーマは「食育を推進しよう」でした。
旬の食材の美味しい食べ方を知って自分の食生活の満足度を上げる、それを他の人にも教えてあげる、という食育の推進方法なら気軽にできます。
今月はそれをちょっと意識してみませんか?
「食育ピクトグラム」についてはこちらの記事をご覧ください▼
最後までご覧いただきありがとうございました*
来月の食育テーマもお楽しみに。
わたしはコロナ自粛期間を活用して食育インストラクター2級を取得しました。
食育インストラクターは公私共に活用できる知識が増えてかなりおすすめです*
主婦が食の資格を取るには?
こちらの記事で特集したのでよかったらぜひご覧ください▼▼