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レシピ本感想|『きじまりゅうたの小腹すいてませんか パパッとレシピ』


NHKの番組で「きじまりゅうたの小腹すいてませんか」というのがすごく好きなんです。
この話は以前にも「料理研究家きじまりゅうたとは」というテーマで書いた記事に載せているんですが、レシピ本出ないかなーと思っていたら、出てました!
今日はその本の感想です。

『小腹すいてませんか』のレシピ本買っちゃいました

きじまりゅうたさんの番組「小腹すいてませんか」のレシピ本が出たので、買っちゃいました。
これは前からレシピ本出ないかなー出たら絶対買おうと決めていたもの。

実はわたし、普段レシピ本ってほとんど買いません。
レシピ本買っても、そのとおりに作らないから。
だって、そのとき家にある食材って違うでしょ。このレシピを作りたいから食材を1から買ってくるってことはほぼないんです。

「あとアレだけ買い足せばこれが作れるな」と考えながら買い物に行くってことはありますけれども。
結局その日に安かったものに変えてしまったりとか。ね、ありますよね。

だからレシピ本は、ヒントをもらうためにめくることはあっても、すべてそのとおりに作ることはあまりないのです。
主婦のみなさんの半分以上は同じだと思うんですけれどもどうでしょうか。

そんなわたしですが、この「きじまりゅうたの小腹すいてませんか」のレシピ本は買おうと決めていました。

「きじまの頭の中」が解説されている

番組内では、きじまりゅうたさんが一般の方のお宅にお邪魔して、冷蔵庫にあるものと希望を聞いてちゃちゃっと1品から3品作っちゃうんです。
その臨場感ある料理のようすと、りゅうたさんの質問に答えて出会った方々がぽつぽつと話してくれる会話がドキュメンタリーチックで楽しい番組です。
この本はそのときのレシピと、どんなことを考えてそれを作ろうと思いついたのか、という「きじまの頭の中」が分かる本なんですよ。
例えばこんな風。ちら見せしちゃいます。

作るメニューを思いつくまでの思考回路が解説されています(本書より引用)

今ある食材と、お家の方のお腹のすき具合、好みなんかを考え合わせるわけですが、その思考回路が説明されている部分がこの本のキモ!
なかなか参考になります。

夫にも読ませたいレシピ本でした

この本は、料理をあまりしない(けれど興味はある)男性にも読んでほしい本です。
うちの夫くんにも読んでもらいましょう。

頭の中にあるレシピで組み合わせて作って美味しいものができればそれでいいじゃない、と思っているわたしに対し、夫は真逆なんです。
レシピ通りに忠実に作ってこそ、美味しいものができる、と信じている。

たしかにそうすれば間違いないものができるんですが、家庭料理は応用してなんぼ、じゃないですか。

食べる人の好み、切れている調味料の代用、入れ替えても合う食材、健康のための微調整などなど、主婦が考えることはたくさんありますよね。

それを口で説明するのは大変なんですが、ちょうどこの本で解説されていました。

「きじまの頭の中」の柔軟な思考回路を知ってほしい!

調味料代用についてのページも(引用:本書72ページより)

「本みりんが切れているなら買ってこなくちゃ今日は作れないな」なんて言う我が家の誰かさんに読んでもらおうと思っています 笑

というわけで『きじまりゅうたの小腹すいてませんか パパッとレシピ』は番組のファンの人はもちろん、美味しいものをぱぱっと作るための「考え方」を学びたい人におすすめのレシピ本でした。
慣れた主婦なら、いつもしている考え方だと思うんですが、それをわかってほしい家族に読ませるのもありですね。

きじまりゅうたさんについては、別記事で詳しく書いています▼

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