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【2月の食育コラム】おとながよく噛んで食べる3大メリットとは

2月の食育テーマ「よくかんで食べよう」

こんにちは!食育インストラクターのracssです。
食育ピクトグラムで考える今月の食育コラムは「よく噛んで食べるメリット」についてです。

「食育ピクトグラム」についてはこちらの記事をご覧ください▼

成長期の子どもには「ちゃんと噛んで食べてね」なんて言い聞かせますが、子どもだけじゃなく、大人もよく噛んで食べることにはメリットがたくさんあります。

今回は3つの大きなメリットを紹介します。
きっと「これからはゆっくりよく噛もう!」と思うはず。
ぜひ最後までご覧くださいね*

よく噛む大人のメリット

よく噛むメリット

大人がよく噛んで食べると、こんなメリットがあります。
  • ダイエット、美容にいい
  • 口臭、虫歯予防になる
  • がん予防になる

よく噛むとダイエットに

噛むことで、満腹中枢がきちんと働くので食べ過ぎを防ぐことができます。
そしてあごをしっかり動かすと、口の周りやあご周りの筋肉をよく使うことになりますので、顔のむくみ解消やあごやせにもつながります。
毎日、毎食よく噛むことを意識していると、シルエットが変わってくるのが実感できるはず!

よく噛むと口臭予防に

よく噛むと唾液がたくさん分泌されます。この唾液は素晴らしい効果を持っていて、口内の殺菌にもなります。唾液不足だと繁殖しやすい口内細菌を防いだり、歯周病、虫歯の悪化を防ぐことができるのです。
そして食事の際によく噛むと胃腸への負担を減らすことができます。胃腸が荒れると口臭などお口のトラブルにも関係すると言われますが、よく噛むことで消化をサポートすればその分、胃腸の回復が早まりますし、栄養吸収もしっかりできるようになります。

よく噛むとがん予防に

さらに、食事の際に唾液と食べたものがしっかり混ざることで、発ガン性物質を無力化するという良い影響があります。
発ガン性物質は、唾液の中に30秒以上浸かると失効するという実験結果が。
ですから、一口30回以上噛むことで唾液と接する時間を長くするほど、がん予防にも貢献するというわけなのです。
唾液の作用ってすごいですね!!

全部で8つの効果がある「よく噛んで食べる」

今回、大人にとって魅力的な3つのメリットを取り上げましたが、実はよく噛むことの効果はまだまだあります。
「ひみこのはがいーぜ」という標語、聞いたことはないでしょうか。主に小学校などで子どもたちに噛むメリットを教えるために使われています。
簡単に紹介しますね。

株式会社「学校の食事研究会」HPより

こちらのページで無料ダウンロードできるこのポスター、わかりやすいです。

ひ:肥満予防
み:味覚の発達
こ:言葉はっきり(あごの健全な発達でかみ合わせがよくなると正しい発音ができる)
の:脳の発達
は:歯の病気予防
が:がん予防
い:胃腸快調
ぜ:全力投球(歯並びが良いと運動能力もあがる)

このように、特に成長段階にある子どもたちにとっては大きなメリットがあります。

大人にとっても、30代や40代のうちに良く噛む食べ方をすることは、歯周病予防になり将来の入れ歯率を下げることになりますし、はつらつとした顔つきや話し方にも良い影響があります。
もちろん前述のがん予防についても気になるところですよね。

今の食事の習慣が老後の生活の質に大きく関係すると思うと、しっかり噛まなくちゃ、という意識が生まれるのではないでしょうか。

よく噛むためのおすすめ食材


とはいっても、やわらかくて美味しいものがたくさんの現代ですから、少し意識しないと噛みごたえのある食事ができません。
例えばこんなものがおすすめです。

朝食にはナッツのはちみつ漬け

ナッツのはちみつ漬け

わたしも常備しているのがナッツのはちみつ漬けです。
これを毎日食べるヨーグルトにのせるのがお気に入り。アーモンドやくるみ、カシューナッツなどのミックスナッツを瓶に入れ、上からはちみつをたっぷり注いで保存しておきます。徐々にナッツにはちみつが染みてしっとりしてきます。

市販のものは高価なのですが、自分で作ると好きなナッツ、好きなはちみつを組み合わせられますし、断然安く用意できます。

糖質に気をつけている人はナッツだけでももちろんいいですよね。
ヨーグルトのように固形でないものはなかなかじっくり噛むということができませんので、ナッツやドライフルーツなど入れて一緒に食べるのがおすすめなんです。
個人的には、いろいろな食感が楽しくてはちみつナッツをかけたヨーグルト、やめられません。

おやつには堅焼きせんべい

おせんべい

そしておやつタイムには、ぜひ昔ながらのお煎餅を食べてみませんか。最近はお煎餅の種類も豊富ですが、中でも草加せんべいで有名ないわゆる「堅焼きせんべい」がおすすめです。
わたしは黒ごまたっぷりの草加せんべいがすごく好きなんですが、黒豆入り、大豆入りなどのお煎餅もありますね。

口の中が傷つきそうで硬いお煎餅は苦手、という人もいると思います。そんな人は一口サイズの「あられ」でも。

ほかには「芋けんぴ」や「かりんとう」なんかも噛みごたえがあるお菓子です。
どれも洋菓子と比べて渋いおやつなんですが、一度食べだすとけっこうハマるんですよね。
私の友人も一時期芋けんぴにハマっていて、いろいろなコンビニやメーカーの芋けんぴを食べ比べしていました。その友人、スタイル抜群で、やっぱりこういう人はおやつも意識して選ぶのかなあなんて思ったことを思い出します。

レーズンやプルーンなどのドライフルーツ、ナッツも歯ごたえおやつに向いています。小分けして携帯もしやすいですし、コーヒーに合うおやつでもあります。

作り置きおかずにはきんぴらごぼう

きんぴらごぼう

歯ごたえのあるおかずとして定番なのは「きんぴらごぼう」ですね。
まとめて作って少しずつ食べる作り置きおかずとしても便利です。お弁当にもちょっと入っているとよく噛む癖がつくと思います。

他にもにんじん、れんこんなどの根菜を使ったおかずは比較的歯ごたえを残しやすいですし、こんにゃく料理もぴったりです。

まとめ

2月の食育テーマ「よくかんで食べよう」

今月は「よくかんで食べよう」という食育ピクトグラムをもとに、大人がよく噛んで食べることのメリットを考えました。
急いでいると早食いしてしまいますから、気持ちのゆとりある生活というのもポイントになってくるかもしれませんね。

最後までご覧いただきありがとうございました。
来月の食育テーマもお楽しみに。

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