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11月の家庭菜園|片付けと冬囲い|2021北海道

11月の家庭菜園はいよいよ片付けです。
庭木の冬囲いもたくさん待っています。

11月1日 あじさいの移植

塀際のあじさいを掘る

今日はお隣との境に目隠しのつもりで植えていたあじさいを2株掘り起こしました。
これは数年前に株分けして小さめのものを植え付けたもの。だいぶ大きくなったのですが、とても日当たりの良い場所のため、あじさいの花がついても焦げてしまうのです。
あじさいもかわいそうだし、見た目もあまり良くないし。せっかくの日照をいかして日当たり好きの植物に変えたほうがよいと思っていました。
 
あじさいは根を浅く張るので、掘り起こすのもそれほど大変ではないのですが、それでも結構きつい!
気温は10度もないのに、汗をたくさん流しながらの作業となりました。
掘り起こした2株は、それぞれ裏庭と家の正面側の日陰エリアへ移動です。
来年春になったら、この場所にカシス1株を移植して大きくなってもらう予定。

九条ネギの冬支度

九条太ネギ。

畑のあちこちでコンパニオンプランツとして活躍してくれた九条ネギを1箇所に集めてきました。
九条ネギは葉ネギなので、植えっぱなしで越冬させて、また来年使えます。分けつして増えていくネギだけど、肥料をあげないとそんなに増えない。
今年から化学肥料やめたので、自家製堆肥を表面にバラマキしていましたが今後はどうするかな。何が合っているのかな。冬の間勉強しておきます。

ルバーブの冬支度

ルバーブの紅葉。

今年も大量に収穫できたルバーブ、たまにあげていた化学肥料をあげるのをやめたら、アブラムシがつかなくなりました!
そのかわり、ヨトウムシが葉をかじっていたけどね。葉は人間は食べないので、すこしくらいいいですよ。

寒くなって残していた葉っぱがきれいなピンクに紅葉していました。
この日、全てハサミでカットし、葉をそのあたりに敷いておしまいに。

育ちきれないビーツの葉

きれいなビーツの葉。

初夏にミニトマトの畝の端に種をまいたビーツがあるのですが、先月トマトを片付けして日当たりが良くなったのか、通路の土を寄せたのが良かったのか、生き生きとしてきました。でもきっともうチビのまま冬を迎えることでしょう。

種まきの適期を守らないと、時間をかけても大きくなれないものなんですね。昨年の記録を見て進めていたのですが、今年は例外的な猛暑日があったりしてなかなか計算できなかったのが残念。
来年は失敗ない春から植えるか、ゆっくり育てられる秋まで待つか、迷うところです。

小物も片付け。

11月20日 ブロッコリー収穫

庭のもみじが散らばる畑側。

冷たい雨が降ったり、風が強かったりで、ほとんど畑の様子は見ていませんでしたが、落ち葉が畑側にも積もっています。
気温は日中は7度や8度、朝晩はマイナスになることも出てきたこのごろ。

側花蕾がたくさんつくブロッコリー。

ブロッコリーはまだ成長を続けています。今年、メインの花蕾が高温障害であまり良いものが採れなかったため、脇芽につく側花蕾をほそぼそ収穫し続けて楽しんでいます。

昨年は秋から植えたから、側花蕾を楽しむ前に雪が積もってしまったのよね。それで今年は早く植えてみたかったのですが春に植えられず、夏の涼しい時を見計らって植えました。それが直後に猛暑になってしまって日よけをかけたり、雨がふらず水やり頑張ったりするはめに。

しかしそれも無事乗り切って今まで元気というのもすごいですね。ブロッコリーの生命力。寒くなってきた頃から断然元気になり脇芽をのばしてきました。

四季成りの「らくなりいちご」

頑張っているといえば四季成りいちごもまだポツポツ実をつけます。先日鉢の中を整理して堆肥を追加したら元気になっちゃいました。
でも本当は無駄に体力を使わせないように、花も切ってしまったほうがいいのかなと思うのですが。

本日の収穫。

ということで本日はいろいろ収穫です。
ブロッコリーといちごのほかには、不織布トンネルの中で栽培しているサラダ用のほうれん草やわさびリーフ、あとはルッコラも少々。九条ネギの葉も少々。

最後のトンネル。

この日は、不織布トンネルを半分の大きさに縮小しました。
この中にはなんとか少しだけ大きくなったビーツも一列あります。まだ積雪がないので、12月までおいておけるかもしれません。

四季まきできるほうれん草がまだ頑張っています。

こちらはサラダほうれん草ではない種の。たしかハンブルグ種だったと思います。これも成長期が猛暑にあたってしまってこじれている株ですが、ながーく根を伸ばして生き延びています。収穫してもたいした量にならないので、このまま越冬させてみようかな?

コンポストの中身を出す

きれいに堆肥化しています

冬の間も生ゴミコンポストを使いたいので、一番近い場所のコンポストの中身を出して空にします。

いま我が家には3つのコンポスト容器があって、順番に寝かせながら使っています。ちょうどこの容器の中身は堆肥化がほとんど終わったところ。
これを果樹の根本に積んでやれば保温にもなり、春までに残りの分解も進むのでちょうどいい。まだ「完熟」ではないので土に混ぜ込みはせずに載せるだけです。

庭木の冬囲いにてんてこ舞い

天気を見ながら庭木の冬囲いを少しずつ進めています。

広がっていたカシスをぐるぐる巻きに。

屋根の雪が直撃する場所のあじさいは頑丈に根曲がり竹を混ぜて冬囲い。

3本から4本の竹で囲ってできる頂点が大事。雪を割ってくれて直接雪の重みが庭木にかからないようにしてくれます。ここは狭いスペースなので変形で囲ってみました。

根曲がり竹を追加購入しました。

冬囲い用にこの地域で売っている竹はいくつか種類があります。普通の真っ直ぐな細竹が「女竹」と表示してあり、少し太めのつやっとした竹が「白竹」、そして根本がカーブしているちょっと汚い(笑)竹が「根曲がり竹」。根曲がり竹が一番頑丈で、雪の重みにもしなって耐えると言われていて値段もやや高いです。

今回買ったのは、長さ7尺の根曲がり竹(10本で880円だったかな?)と、8尺と6尺の女竹。
長さがいろいろあるので、囲いたい庭木に合わせた長さを選んで買ってきます。数年使うと徐々に劣化するので、足りない分を買い足す感じ。

いつも冬囲いに使った竹を夏には家庭菜園の野菜の支柱に使うのですが、そうするとどうしても夏の強い紫外線にさらされて劣化が早いんですよね。
土に刺そうとするとバキッと折れてしまったりするのが危ないので、来年からは野菜用は金属ポールに樹脂をかぶせた支柱(普通の野菜用支柱)に変えようかと考えています。

ここは屋根の雪と歩道からの除雪で埋まる場所。厳重に囲っています。

ラベンダーも丁寧に縛る。

ラベンダーは先日植え直して土を改良したので、来年もっと大きく茂ってくれるといいなあ。
ラベンダーのような小さな木は1株ずつまとめて縛るだけでいいのですが、冬の間よくこの上を歩いてしまうので目印の意味もあり支柱を立てています。

さて、これで庭木の冬囲いも終わりました。いつ雪が積もっても大丈夫です。

11月27日 初めての積雪が

多めの雪が降りました。

この日、初めて多めの雪が降って、積雪になりました。雪がちらつく日はあったけれどここまで積もったのは今年はじめてで、これが事実上の「初雪」かな。

すっかり冬景色です。

畑側にも積もっています。

次の日はみぞれから雨になり、ほとんどの雪はなくなりました。でも朝晩はマイナス2度や3度くらいなので、土は凍ったり解けたりを繰り返しています。こうして徐々に地温が下がっていくんでしょうね。

11月の家庭菜園まとめ

11月の北海道の家庭菜園は終了、のはずが、わたしの畑ではブロッコリーとビーツを残してあります。根雪になるまでは、と粘っていますが今年の根雪はまだ遅そう。
12月に最終収穫の予定です。
最後までご覧頂きありがとうございました*
 

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