もう10月。北海道は今月いっぱいくらいで野菜の成長が止まる季節です。
畑じまいを考えながら作業していかなくちゃ。
10月5日 いちごプランターの手入れ

ハコベに囲まれて育つビーツの葉
それでも涼しくなってきてじわじわ成長している模様です。
雪が降るまでできるだけ根の部分が大きくなるといいのだけど。

ちりめん赤しそは今頃開花です。
このシソは色が濃くて、葉をそのまま酢につけておくときれいな発色のピンクの酢になります。
瓶に入れたのを冷蔵庫に保存していて、ときどき漬物に使うと楽しいですよ。

ビビットなピンクの紫蘇酢で漬けた大根。

いちごのプランターの整備。
いま宝交早生の長いプランターが6つ、四季成りいちごの鉢が6つ。今年は株の入れ替え無しでいきます。宝交早生はランナーがたくさん出ていたけど、自力で隙間に根をはやしたものだけ生かしました。
ところで昨年はこのいちごのプランター植え付け時ににんにくをコンパニオンプランツとして同居させたのですが、ほとんどだめになってしまいました。やっぱりプランターで冬越しはきつかったみたいね。
それからにんにくが足りない箇所にはチャイブを数本植えていたのですけれども、そちらは冬から夏を超えて根がすごく張っていました。いちごの根を圧迫する勢いなので除去。チャイブは地植えもたくさんあるので混植はやめることにしました。

長芋のむかご。
むかごが収穫できたらいいかなと思って。でもごく小さいのしかできなかった。ちゃんと収穫したいならちゃんと種芋を植えなくちゃだめですね。でももう長芋にはうんざりなので・・・。
なぜ私が長芋にうんざりしているのか、興味があればこちらの記事をどうぞ▼

夏のこぼれ種で咲いたカモミール。

試しに植えたクリムソンクローバー。緑肥と草マルチのために来年春にたくさん植える予定。

本日の収穫。ミニ大根、モロッコいんげん、ミニトマトたち、サラダ用のナスタチウムやルッコラなど。
10月12日 ハコベのサラダと種採り

やわらかそうなハコベを収穫。

ハコベ入りサラダ。

モロッコいんげんの種取り。

こちらは枝豆です。乾燥すると丸くなるのがまたかわいい。枝豆は昨年の種もまだ冷凍で残っているので、今年のものと合わせて来年植える予定です。
(枝豆だけじゃなく野菜の種は冷凍すると何年も使えます。この方法はどの教科書を見ても推奨されていないのだけど、うちでは問題なく発芽します)
「幸福えだまめ」というのは種の商品名なんですよ。
早生でさやの大きめタイプで気に入っています▼

にんにくの芽がハコベと一緒にひょっこり。
にんにくの花芽がとても美味しいので、それも楽しみ。
10月15日 ミニ大根最終収穫

ブロッコリー畝の端に植えている春菊(下)

芯が白くなければ柔らかい。

ミニトマトはまだまだ房なり。
ご近所さんはもうトマトを片付けたみたい。うちのは今年定植が遅れ収穫最盛期も遅かったからまだ頑張ってほしいところなのですが。

本日の収穫。
今年は手をかけられず大きさがバラバラだったけど、相変わらず肉質がすごくこまかくて美味しい大根です。大根おろしするときはおろしにくいくらいの緻密さ。
来年は春から植えようかなー。
涼しくなって復活したモロッコいんげんの収穫もそろそろ最後ですね。
▼このミニ大根です。名前もかわいいよね。
10月18日 庭木の秋の剪定

剪定したりんご、さくらんぼの枝
実はうちのりんごもさくらんぼも、受粉樹がなくてほとんど実がならないのです。ご近所の木と偶然交配してちらほらなるくらい。
ただ大きな木の存在感が気に入っているのでかわいがっています。毎年枝が発生するので剪定は必須。
真っ直ぐな細枝は庭の柵にも使えるので、取っておきますよ。
こんな柵を作ってます▼

夏に作った庭の仕切り柵。
まだ延長したい箇所があるので、秋に切った枝を使って来春続きをやりたいと思っています。

今年の紫陽花はちいさめ。
でも小ぶりなあじさいは飾るとき可愛いですよね。うまくドライになったらまたminneで販売したいと思っています。

ツルウメモドキはリースにぴったり。今年長く伸ばしたら実が付きました。
基本的に放任なので長年の間に消えたものもあれば、環境が合いすぎたのかとても大きくなっているものも。それをこの数年、伐採したり剪定したり移植したりと私の趣味で好きにいじらせてもらっています。
ブドウやフジ、ツルウメモドキ、赤い実がかわいいノイバラなどは毎年剪定するので、リースの材料になります。自宅で飾る分を取り分けて、残りはminneでおすそ分け販売に回すことも。忙しくてできない年もあるんですけどね。

我が家の狭いサンルームはこの時期、庭の植物でいっぱい。
10月24日 トンネルかけとブドウの移植
この間までミニ大根が育っていた箇所で、今はちょこちょことベビーリーフを摘んでいる畝がこちら。先日ハコベを収穫したのもこのあたりです。草取りは株の周りだけであとは土をカバーするために放置しているので、よく見えないですよね。

左側の赤い葉がビーツ、他にハコベに囲まれてわさびリーフとサラダほうれん草。

不織布でトンネルをかけました
私は「ニューセキスイポール」を使っています。▼

袋栽培の大浦ごぼう。
もっと大きくなると思うのでこのまま来春までおいておくのも良いかと思っていたのですが、袋がだいぶ劣化してきたので収穫することにしました。

袋を破いて取り出します。
堆肥や土の入っていた厚手の袋を使っていますが、ビニール袋はどうしても紫外線で劣化してしまうので、次回は大きな果樹鉢で育ててもいいかもしれません。

本日の収穫。ごぼうと脇芽を伸ばしたブロッコリー、ミニトマトとハーブ類。
そして今日は昨年から持ち越しの案件でブドウの移植作業を行います。

あんどん仕立てにしていたブドウ。
すっかり葉も落ちたので本日やっと作業しましょう。先週周りに大きくスコップを入れて浅い根を切っておいたのですが・・・
支柱を外すとグラグラ。あれ・・・?

幹は中心部が食われていました。
今年たくさん花をつけたのに次々落ちてしまい、昨年より葉の勢いもないなあと思っていたのですがこのせいだったの?!
すでに虫はいなくて抜け殻だけ。ブドウスカシバというガの幼虫が入っていたようです。念の為細いワイヤーで穴の奥を突き刺してみましたが誰もいないようでした。

幹の途中から気根がたくさん出ています。

果樹鉢へ植え付け。
ブドウがなくなった中庭は広くなった!これで夏は椅子を出して木陰で涼むことができるかな?来春レンガ敷きをやり直して整える予定。
10月30日 ミニトマト片付け

すっかり枯れたミニトマト
でもこのくらい枯れたほうが片付けが楽なので、ずっと放置していたというのもあります。

集団ミニトマトの茎もカット。
たくさんの細い茎がそれぞれ実をつけてくれました。でもやっぱり間引きと芽かきをした株に比べて収穫数は少なかった気がします。
今年は4本まで間引いてから垂直栽培したミニトマトが育てやすく実付きも良かったので、来年はその方法で統一しようっと。
▼垂直栽培はこの本を参考に、来年ナスとトマト、ピーマンでやる予定。

未熟な実も含めて全部集め、食べられるものと選別します。
青いトマトの追熟の方法はこちらの記事でまとめています▼

ヒマワリの太い茎は剪定ばさみでカット。それでも切るのが大変なくらい、木のように硬くなっています。でも内側はワタのようになっていて、砕くといい堆肥になるんですよ。
これまではヒマワリの根もトマトの根も引っこ抜いていたのですが、土の中にそのままにし自然に腐食させるのが自然農法式。そのほうが土の中の生態系が豊かになり土も肥えていくらしいです。これまで肥料で野菜を育てるのがいいと思っていたのですけど、有機栽培の考え方は違うんですね。
この本が詳しくておもしろいです▼
この日はモロッコいんげんや菜園側にあるブドウの伸びた枝も撤去し、だいぶ片付けが進みました。
▼剪定バサミはこれを愛用しています。

脇芽が大きくなってきたブロッコリー。

サラダ用ベビーリーフたち。
以前も紹介しましたが、普段の収穫ハサミはこれを愛用▼
10月の家庭菜園まとめ
秋の剪定や菜園の片付けを徐々に進めています。体力が落ちているのか一度にやると疲労がすごいので、天気予報を見ながらスケジュールを組んですこしずつやっています 笑
今年はまだ初雪が降っていません。おかげでゆっくり仕事がすすめられて助かる!
我が家で試して良かった方法・アイデアなどを目次にしてあります。
よろしければあわせてご覧ください。