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2021年5月の家庭菜園|焦らず育苗中

今年はコロナウイルス対策でできるだけ買い物を減らしています。この時期激混みの野菜苗売り場もあまり行きたくないので、手持ちの種で苗作り中。
モロッコいんげん、ミニトマト、枝豆、ブロッコリーなどの育苗と庭の様子をご紹介します。
北海道道央地区(札幌のおとなり)で作る家庭菜園です。

5月7日 ふきのとうや葉わさびを収穫

ふきのとうの茎
我が家の裏庭に生えるふきのとうは伸ばしてから収穫です。
ふきのとうの茎は甘辛く炒めると美味しいんですよ。味はまさにふきのとう以上フキ未満、ってとこです。シャキシャキ食感はフキ、香りはふきのとう。

葉わさびの花
葉わさび(畑わさび)の花も咲いてきました。種を作らせないように早めにカットし、葉もいくらか収穫してはわさび漬けにしました。
ピリッとわさびの香りが美味しいのです。
葉わさび漬けの作り方は以前に書いた記事をどうぞ↓

 

カモミール芽吹き
昨年のこぼれ種のカモミールがあちこちから芽を出しています。

ナバナ
冬越しナバナの花が咲きました。2株しか残らなかったので食べずに室内で飾るのに切ってきましたよ。

5月8日 モロッコいんげん種まき

モロッコいんげん種
さて、ご近所さんたちはいそいそと畑の準備を始めている模様。GWは雨続きでパッとしなかったのですが、そろそろ畑作業もしてよい気温になってきました。
私は6月に入ってから植えられるよう、モロッコいんげんの苗を作ることに。
6cmの小さなビニールポットにモロッコいんげんの種を2粒ずつ埋めます。
こんなマーブル模様の豆でした。

ブロッコリーのセルトレイ育苗

ブロッコリーの育苗
続いてブロッコリーの種もセルトレイに。128穴のセルトレイに1粒ずつまきます。
ブロッコリーの苗は大きくなるので、成長に応じて徐々に大きいポットに移しながら育てる予定。
品種は「緑積(りょくせき)」。昨年の余り種ですが、昨年は夏から秋にかけて育てたのに対して今年は春からチャレンジです。

真夏の暑さが苦手なブロッコリー、うまく夏超しさせて、秋まで脇芽も収穫したいという希望なのですがどうなるか。

5月16日 行者にんにくの花芽収穫

行者にんにくの花芽
行者にんにくの花芽が伸びてきました。これはにんにくの花芽と同じく炒めて食べるとにんにく風味が効いて美味しいのですよね。

ということでたくさん収穫。
伸びたウド、チャイブと一緒です。

にんにく栽培
本物のにんにくの方も昨年秋に少し植えました。ただいまこんなふうに葉をのばしてきたところです。


ウルイも食べごろ。追加でとってきました。


春前ぎりぎりに剪定したさくらんぼの木も元気に花を咲かせ中。
この木は剪定しながら徐々にコンパクト化させたいのです。一度に切ると弱るので、数年計画でやっています。
参考にしているのがこの本↓

 

ルバーブ遮光栽培中


こちらはルバーブの茎を遮光するために黒い鉢をかぶせているもの。
遮光栽培の結果については改めてまとめたいと思うのですが、遮光したルバーブのジャムはより味が爽やかなんですよ~


いちごの花も開花してきました。
昨年はいちごが色づくタイミングで庭に遊びに来るスズメにかじられることが続いて苦笑いだったけれど、あのスズメ、今年も覚えているかな?あまりに食べられるようなら、ネットでもかけようと思っています。

ミニトマトのペット栽培が発芽


ミニトマトをまるごと埋める方式でサンルームで芽出しトライ中ですが、まだ気温が低いためかなかなか出てこないのです。
そこで3ポットずつジップ袋に入れて、超簡易ビニールハウスにしてしばらく待ってみました。
そうしたら、芽がでてきました~
ようこそ!待ちかねたよ。

数日後の様子。日中はサンルームだとだいぶ温度が上がるのでいい感じです。気温に合わせて出したり入れたり日向に並べたりお世話中。
1つの実を半分にしてドライにしたのを埋めているのですが、たくさん芽が出ています。このまま間引きせず、生き残る強いものを育てるんだって。

これは古い「やさいの時間」で紹介されていた、自然農法を実践している中川原先生が推奨の「ペット栽培」というもの。
動物のペットのように、まだ寒い時期から温かい部屋で一緒に暮らしながら芽出しさせるという楽しい栽培方法です。

今年始めてチャレンジしてみるのですが、芽出しは成功。このあとどんなふうになるのかワクワクです。

5月18日 じゃがいも植えとアスパラ収穫中


じゃがいもを裏庭の空きスペースに植えました。
今年は盛り上げず、黒マルチだけをかける栽培法でトライです。

このじゃがいもは、昨年栽培したのをとっておいたシャドークイーン。冷蔵庫の野菜室の片隅に鮮度保持袋に入れて保管していたものを日向で芽出しさせてから埋めています。
芯までむらさきで面白いし、形もまあまあ大きめで食べごたえあったので、今年も育つといいな。

ちなみに同じく栽培したけれど早掘りすぎてちょっと失敗だった「インカのひとみ」の余り芋も植えてみましたが、こちらは小さすぎる芋だし期待していません・・・。


アスパラ、三つ葉収穫中です。チャイブもどっさり。
昨年株分けしたアスパラは元気のない株もあるけれど、一応全部新芽が出てきました。


新入りのムラサキアスパラも収穫できています。

ヒマワリ自然発芽を移植


冬に野鳥にあげたヒマワリがこぼれていたらしく、たくさん発芽!
全部は育てられないので一部を移植してあとは片付けることにします。

裏庭の畑わさびや行者にんにくの手前に赤ちゃんヒマワリを移植したところ。ここで大きく伸びてくれると、日陰好きの畑わさびや三つ葉が喜びます。


鉢植えで育てているアルプス乙女が開花中なのですが、これはもともとあるリンゴの木の受粉樹として買ったもの。
肝心のリンゴの木はまだまだ咲く気配がなく・・・これはもしかして相性の悪い品種だったのかなあ。(もともとあるリンゴの品種がわからないけれど、アルプス乙女ならいろいろな品種と相性が良いと聞いて購入したのですが)


また発芽しきっていませんが苗たち日向ぼっこ中。
普段はサンルーム内に置いているのですが、日が照ると暑くなりすぎるし、夜は冷え込むしで、置きっぱなしでは苗にとってそれほど快適とは言えない環境だと思います。
今日は日差しが強いので、サンルームに置きっぱなしで煮えてしまわないように外で日を浴びさせているというわけ。
出したり入れたりこまめにお世話できるのは、コロナ自粛のおかげか。
丈夫な苗になってほしいですね。

5月20日 モロッコいんげん発芽


モロッコいんげん首をもたげて発芽してきました。

こちらが二日後の様子。
あっという間に6センチポットではきつそうです。
2粒ずつ植えたのに、1つしか芽を出さないポットもあり。今やっと発芽しようとしているポットもあり。
おもしろいですね。


ブロッコリーも無事生え揃っています。
ブロッコリーの空きスペースに撒いた自家採種のマリーゴールドの種は、発芽率が良くない。あまり種が充実していない感じだったので1マスに多めに入れたのですが、これはまき直したほうがいいかな?

5月22日 枝豆植え


5月22日に枝豆を6センチポットへ種まき。
これは昨年育てた「幸福えだまめ」の実をとっておいたもの。名前も好きですし、早生タイプで夏の短い北海道には向いていると思います。3粒さやが多くてボリュームもあるので気に入っている品種。


自家採種で問題なく育つようなら、種を買わなくていいからお得ですよね。自家採種を繰り返していくと、その土地にあった性質になるというのが自然農法の考え方でもあるみたい。
特に豆類は発芽率が良いらしいので、同じ品種でいいなら自家採種もおすすめです。

矢車菊の種まき


小学校の花壇に植えられているのを見てから好きな花になった矢車草なんですが、育てるのははじめて。
セルトレイに種まきしました。

これは八重のタイプみたいで、私が一番好きなブルーの一重のタイプとは違うのです。でもこの種しか残っていなかったので送料無料にするために昨年末に買っておいた種でした。
とは言っても、紫とかピンクとかも可愛いと思うので楽しみです。

エディブルフラワーとしても使えるし、ドライにしてもいいし、
畑のコンパニオンプランツでもあるのでそこも気に入っているのだけど、背が高くなるからどこに植えようかな~

ウドは最終収穫


ウドはだいぶ伸びてきたのであらかた収穫しました。
これはまとめて茹でてスライスして酢漬けに。そうすると冷蔵庫で長く保存できます。食べる前に合わせ味噌をかける方式で「ウドの酢味噌和え」をちょっとづつ楽しめるので、1品足りないときに便利。

あとは新たに出てくるものをカットしたり、広がりすぎないように芽を摘んだりして管理していく予定です。
ウドは放置すると大きな葉がお隣へはみ出すし畑の風通しも悪くなるので、我が家のような狭い畑の場合は管理が必須なんですよね~。

5月25日 モロッコいんげん鉢増し


モロッコいんげんが窮屈そうに育ってきたので、一回り大きいポットに植え替えます。
抜いてみると結構根が張っていましたね。


9cmポットへ鉢増しです。

ひょろひょろ~と徒長気味。割り箸を添え木にしました。
6月に入ったらすぐ植えられるように準備しておきましょう。


矢車草のふたばが見えてきました。3日で発芽なんて、すごく順調ですね。

枝豆の保温


枝豆は土の中で大きくなっているのは見えるけれどまだ発芽には至らず。
枝豆の発芽適温って割と高かったと思うので、保温が必要ですかね。

朝晩はこんなプラスチックのケースをかぶせて保温しています。(コストコのパンが入っていた容器のフタだったはず)
でも見たところ、全部発芽しそうなので良かった~

5月の家庭菜園まとめ

北海道の5月はなかなか気温が上がらないのですが、今年は特に雨模様の日が続き、肌寒いです。
うちの畑はまだ植えられない状態なので、この間に種から育苗する1ヶ月としました。

市販の苗と同じくらいにまで育つにはまだまだ時間がかかりそうですね。
でも生育適温になってから植えれば一気に大きくなるはずなので、焦らない焦らない。
 

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