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停電中の冷蔵庫は何時間持つ?復旧後の食中毒にも注意

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台風や地震などの災害で停電が起きた時、明かりがないのは仕方ないとして、困るのが冷蔵庫・冷凍庫の中身が腐ってしまうことじゃないでしょうか。
停電になったら、どれくらい冷蔵庫内の食材はキープできるのでしょうか。
ここ連日の停電体験をもとにまとめてみました。

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停電中の冷蔵庫はどれくらい持つ?


停電しても、しばらくの間冷蔵庫内の冷たさは保たれています。

基本的には、停電しても冷蔵庫の開け閉めをしなければ3時間ほどは変わらない温度のままキープできるそうです。
その後は徐々に温度が下がっていきます。

通常、停電になっても数時間以内に復旧するよう作業が進められているそうですので、慌てて冷蔵庫の中身を移し替えたりする必要はなさそうです。

それよりもできるだけ冷蔵庫の扉を開けないようにするのが大事!
室温にもよりますが、扉を1回あけるごとに10℃単位で庫内の温度が上がってしまうとも言われています。

先日の北海道胆振東部地震の際、丸2日近くの停電がありましたが、幸いなことに我が家の冷蔵庫で傷んで食べられなくなったものはありませんでした。

たぶん台所の室温が23℃前後とそれほど高くなかったことと、冷凍庫内に解けにくい固まりのお肉が多かったのが良かったのかもしれません。

おかげで冷凍庫内が通常の冷蔵庫代わりのような状態に。
キャンプのときなどクーラーボックスで食品を保存するときのことを思い出して、凍っているものを保冷剤代わりに使うというつもりでいたらうまくいきました。

停電が長時間に及ぶときの冷蔵庫の使い方

庫内の食材に何があるか、扉を開けずに思い出して、食べる順番を考えながら使っていくことができればベストですよね。

今回、北海道では台風の影響で14時間停電のあと、10時間後に胆振東部地震で再停電してしまい、2日後に復旧。通算すると3日に及んだ停電を経験しました。

すぐにも復旧するか、それとも数日かかるのか全く分からなかったので、
はじめは様子を見ていたのですが、一応以下のような意識で冷蔵庫内の食品を使っていきました。

停電3日の計画
1日目前半
冷蔵庫の開け閉めを減らす
傷みそうなものから使う(牛乳、作り置きおかず)

1日目後半
冷凍庫の中身を確認、解けたら美味しくないものから使う(我が家の場合は冷凍餃子でした)
冷蔵庫に残っているもので冷やしておきたいものを、冷凍庫側へ移動

2日目~3日目
解けてしまった肉、残っている卵を調理

 

うちの場合、このやり方で2日目後半になってもまだ半解凍の状態を保っていました。
個人的には、覚悟していたよりずいぶん持った印象。

その後夜遅くに復旧したため、庫内に残っていた冷凍ものは再冷凍されてしまいましたが、鮮度が落ちていると思うので早めに食べきる予定です。

停電中と復旧後の食中毒に注意しましょう


道内ではこの度の災害に関連して、傷んだ食材を食べることによる「食中毒警報」が出ています。

停電中の食材の保管状態が良くなかった場合、細菌が繁殖していることもあります。

特に匂いもないのに繁殖するのがウエルシュ菌。
汚染されていることに気づきにくいので怖いですね。
カレーとかシチューなど粘度の高い食品は特に注意が必要です。

お肉を買いだめしていた場合など、カレーを作って数日食べるのは良いアイデアですが、食中毒には注意したいものですね。
こちらの記事のなかでも書いています。
「停電中も冷蔵庫の中身を美味しく消費するには?肉と卵のレシピ」

そして停電復旧後、すぐにはスーパーなどで食材を手に入れるのが困難な場合もあるため、冷蔵庫に残っていた食材を捨てるのが惜しい!という気持ちもあると思いますが、
あやしいな、と思う場合はきっぱりあきらめて捨てることをおすすめします。

1人暮らしの友人
僕も冷蔵庫の肉が灰色になっていたので泣く泣く捨てました

racss
色が変わっていたら完全にアウトですね

停電時の冷蔵庫の食材を安心して食べるには?まとめ

  1. 停電しても3時間から4時間は、そのままの温度をほぼキープできますので、焦らないで。開け閉めをできるだけ減らすことで、温度が上がるのを防ぐことができます。
  2. その後は冷蔵庫・冷凍庫共に徐々に温度が下がっていくので、傷みやすいものから順番に消費していきます。
  3. 停電が長時間になる場合は、冷蔵庫を「大きなクーラーボックス」と考え、凍ったものを保冷剤代わりに使いながら計画的に食材を使っていけば、意外と乗り切れるはず。
  4. それでも明らかに傷んでしまったものは、食中毒の恐れがありますのであきらめて廃棄しましょう。

こちらの記事もどうぞ。

災害時のご飯の炊き方|カセットコンロ・ガスで炊く方法|



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書いている人

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北海道在住のライター、ハンドメイド作家、調理師です。
暮らしの中での発見、試行錯誤を記録中。
最近のお気に入りは糖質制限の食事と家庭菜園。

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