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アスパラガスの美味しい茹で方|茹で時間はごく短めに!

北海道はアスパラの季節です!
現代では年中アスパラガスをお店で買うことができるけど、やっぱり旬の時期に採れたアスパラの味は違いますよね。
最も美味しく食べるためにちょっとしたポイントを押さえて調理しましょ。

私が以前働いていた飲食店で大人気だったレシピと共にご紹介します。

アスパラガスの根元まで美味しく食べるには


アスパラは収穫してから時間が経つほど、根元から固くなってきます。
だから根元の切り口の乾燥具合で新鮮さ度合いがわかります。

あまり固くなっていれば切り落とすしかないのですが、多少であれば皮をむくだけで食べられます。


アスパラの皮のむき方は、ピーラーでやれば簡単。
根元から3分の1ほどをむきます。
まな板の上でアスパラを転がしながら、うすく皮だけをむくようにします。


むいた皮はあとで使うのでとっておきます。

アスパラのおすすめの切り方とは


アスパラ本体は、1本を3つから4つに斜め切りしておくのがおすすめです。
茹でる場合も、炒めるときも、火が通りやすく食べやすい切り方です。

アスパラの皮を捨てないで!

アスパラの根元の皮は捨てないで茹でるときに使います。
皮を一緒に茹でると、アスパラの甘さが増すんです。
でも一緒に鍋にいれちゃうと後から分けるのが大変なので、わたしは皮を先に茹でてしまいます。

沸騰したお湯に塩を小さじ1入れ、皮を茹でます。
3分ほどグラグラ茹でたら、皮は菜箸などでつまんで取りだしてしまい、その同じお湯でアスパラを茹でます。

アスパラの茹で時間は1分が目安!


アスパラをお湯に入れたら、すぐタイマースタート!
タイマーは1分にセットしておいてください。

アスパラの理想の茹で時間は1分半なのですが、タイマーが鳴ってから火を止めてザルにあけるまでにも加熱が進んでしまいます。
だから短めの1分でセットしておくと焦らず作業できるのでおすすめなんです。


タイマーがなくても、鍋の中のアスパラをよく見ているとあげ時がわかります。
アスパラの色が濃くなって、お湯がちょっととろっとしているように見えてくる瞬間があります。
そこで急いでザルに開けて冷水をかけて色留めします。

ちなみにこの写真を撮るのに、「いまだ!」というタイミングでストップウォッチを見たら、まさに1分30秒でした。


シャキシャキの食感と適度な固さ、甘さのバランスがたまらなく美味しい茹で具合です。
マヨネーズをつけてどうぞ。

アスパラの天ぷらは北海道名物

アスパラの食べ方で、「天ぷらが一番美味しいよ」というと、大抵驚かれます。
でも北海道の居酒屋では割と置いている率高いメニューなんですよ。
私が働いていたお店でも、アスパラ天はすぐできるし北海道らしい食材なので頼む人が多く、おすすめメニューでした。


衣はちょっと軽めにし、サクッと揚げます。
これは手前が斜め切りしたアスパラの天ぷら。
アスパラの枕になっているのは、うちで採れるウドの新芽です。

アスパラは甘いので焦げやすいから、揚げすぎないように注意します。
ぜひ塩で食べてほしい天ぷらです。

人気レシピ!アスパラベーコン巻きの作り方

アスパラの一番人気の食べ方といったら、「アスパラベーコン巻き」ですね。
お弁当やオードブルに見栄えするし、おつまみにも最適。


ベーコン巻きに向いているアスパラは、ちょっと細めのもの。
3本から4本束ねた生のアスパラに、ベーコンを巻きます。

このときのアスパラは斜め切りではなく、8cmから10cmくらいの長さでまっすぐ切りそろえます。
そして根元側と頭部分とを組み合わせて束にすると、どの束も見た目がそろいます。
頭だけのアスパラベーコン巻きはかっこいいけど、根元側だけのアスパラベーコン巻きはちょっと悲しいですよね。

爪楊枝なしではがれないアスパラベーコンの作り方テクニック

アスパラベーコン巻きの調理法ですが、爪楊枝で留めなくてもしっかりはがれないようにするには?
ポイントは3つ。

ベーコンは長いまま使う

ベーコンはちょっと贅沢な気もしますが一束に1枚長いまま使ってグルグル巻きつけましょう。
火が通るとベーコンが少し縮み、ベーコン同士がしっかりくっつきますからはがれにくくなります。

巻き終わりを下にして焼く

巻き終わりを下にしてフライパンに載せ、動かさずに焼いていきます。
中火で3分ほどじっくり焦げ目がつくくらい焼いたら、ひっくり返しても大丈夫です。

蒸し焼きでアスパラも柔らかく

焼き目が付いたら、50㏄ほどの水を入れ蓋をして蒸し焼きにします。
蒸すことでアスパラにもしっかり火が通ります。

それでもやっぱり心配というときは爪楊枝で留めた状態で焼き、盛りつけの際に爪楊枝を取り除いてくださいね。

アスパラの保存方法

アスパラを買ってきてすぐ調理できないときは、湿らせた新聞紙かペーパータオルに包みます。
さらにビニール袋で覆い、冷蔵庫の野菜室に立てて保管します。

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暗くて湿っているところで立てた状態にしておけば、アスパラは急速に鮮度が落ちずに済みます。

アスパラまとめ

アスパラには「アスパラギン酸」という特有の成分が含まれています。
これは滋養強壮にドリンク剤に配合されていることの多い成分です。

パワーをくれるアスパラ、美味しい季節にたっぷり食べたいですね。
茹で時間は短めを意識して、シャキシャキ甘いアスパラを楽しみましょう。

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