コストコのアボカドは大きくて好きなのですが、1ネットに5玉入っているから美味しいタイミングで食べきれないことがあります。
そこで割安な冷凍アボカドスライスを試してみたら意外と良かったのでレビューします。
実はコストコで売っている冷凍アボカドは酸っぱいとか美味しくないという人が多いんですが、我が家では便利に使っています。
冷凍アボカドならではの美味しい食べ方とは?
冷凍アボカドは酸っぱくてまずい?そんなことないですよ!
実はこの冷凍アボカド、まずいっていう感想の人けっこういるんです。
この冷凍アボカドはそのまま食べたら酸っぱいんですよ。
袋の表記には「クエン酸」と塩が添加されていることが書かれています。
しかしこれは色留めのため。
生のアボカドも、黒くならないためにレモン汁かけますよね。
あの手間が省けるのが冷凍アボカドです。
その酸味を考えたうえで味付けをする必要があります。
そして生と比べて見た目や食感が良くないと感じることもあるかも。
確かに生のアボカドをサラダにするにはあまり柔らかいのよりも、完熟手前の包丁で潰れずスライスできるくらいがきれいだし、食感も良いですよね。
ところがこの冷凍アボカドは、ちょうど食べごろのアボカドを冷凍してあるので、解凍するとちょっと表面が溶け気味になることがあります。
見た目がきれいではないといいますか。
つぶしたり和えたりするレシピには最適ですが、そのまま「お刺身」状態で食べるのにはあまり向いていないかな、という印象ですね。
でもこれは「まずい」のとは違います。
冷凍アボカドは冷凍アボカドに向いている調理法をすれば、美味しく食べられますよ~。
冷凍アボカドのおすすめの美味しい食べ方・アレンジ法
冷凍アボカドに向いている調理法とは?
美味しい食べ方やアレンジはたくさんあります。
いつものレシピも冷凍アボカド特有の酸味と塩気が加わることを計算して作れば大丈夫。
のちほど実際に我が家で好評だったレシピもご紹介しますが、まずはおすすめの食べ方をずらっと挙げてみます。
冷凍アボカドはディップが簡単でいちおし
ディップは冷凍アボカドの食べ方として最高です。
手軽だし、黒ずみもしません。
つぶして、マヨネーズと和えるだけでできちゃいます。
刻み玉ねぎ、ゆで卵、ツナ缶などを入れたディップもおススメです。
冷凍アボカドのクリームパスタ
解凍したアボカドとバター、生クリーム少々を混ぜ、塩コショウで味を調えたところへ、
熱い茹でたてパスタを入れて和えます。
和えるとアボカドが少し崩れてよく絡み、クリーミーでコクのあるパスタです。
冷凍アボカドの納豆和え
解凍したスライスアボカドは3つか4つくらいに包丁でカットします。
マヨネーズ少々、醤油を加えた納豆と和え、刻み海苔を散らして出来上がり。
丼にしてもいいですね。
冷凍アボカドはスムージー向き
パパっと作りたいスムージーこそ、冷凍アボカドの出番です。
スライスの冷凍アボカドなら、凍ったまま使いましょう。
バナナ、ヨーグルト、ハチミツ、豆乳と一緒にミキサーにかけてできあがり。
冷凍アボカドのグラタンはお弁当にも
グラタンというより「チーズ焼き」なのですが、アボカドのクリーミーさがグラタンみたいに仕上がります。
解凍した冷凍アボカド、ツナ、マヨネーズを混ぜます。
茹でたジャガイモやブロッコリーなどの上にかけ、ピザ用チーズをのせてチーズが溶けるまで焼くとできあがり。
お弁当のおかずにもいいですね。
作ってみよう!冷凍アボカドレシピ:シラス入り和風ディップ
コストコの冷凍アボカドスライスを使って簡単に作れるのがディップです。
ただつぶすだけでもいいんですが、ちょっとアレンジして和風にしてみるのはどうでしょうか。
酢飯とも相性抜群の、シラス入りアボカドディップのレシピをご紹介します。
同じくコストコで買ってきたシラスを使います。
クラッカーにつけておつまみにどうぞ。
和風にすると、日本酒にもワインにもどちらでもいけますよ。
それから手まり寿司のトッピングにしたり、手巻き寿司の具にしたり軍艦にのせたりもおいしいです。
さらにサンドイッチの具としても最高。
ぜひ作ってみてください。
塩コショウ 適量
マヨネーズ大さじ1
しらす 大さじ3
チリパウダー少々
1.冷凍アボカドは解凍後、つぶします。ポテトマッシャーを使うと早いです。
2.クリーム状につぶれたら、マヨネーズと塩コショウで味を調えます。
3.最後にしらすを入れ、大きく混ぜたらできあがり。
混ぜすぎるとしらすが細かくなってしまうので注意です。
4.お好みですがチリパウダーを少々かけると「ワカモレ」風味になります。
※冷凍アボカドには塩、クエン酸が入ってるので、つぶした段階で味見をしてから味付けを調節します。
しらすにも塩分があるので、その分も含めてください。
コストコの冷凍アボカドスライスは14個分で998円なので結構お得
この冷凍アボカド、「トロピカルマリア」という冷凍フルーツでは大手の会社で製造しているもの。
500g入りが2パック入っていて998円です。
袋の説明では、完熟アボカド14個分が入っているとのこと。
(14個分と言っても、どのくらいの大きさのアボカドなのかわからないんですが、スライスの大きさからするとそこまで小さいものは使っていなさそうです。)
1個あたりで計算すると、71円!
コストコの生アボカドは大玉で1玉あたり140円なのを考えると、冷凍アボカドは少し小さめサイズの実だとしてもコスパ的に優れていると思います。
種を外さなくていいし、皮のゴミも出ないし、完熟するまで置いておく必要もないし、保存もきくしでとても便利です。
美味しく食べるのには少しコツがありますが、使い方次第ではとってもお得なのではないでしょうか。
冷凍アボカドの失敗しない解凍法
冷凍アボカドスライスを解凍するには、前の晩に冷蔵庫に入れておく方法が最も失敗知らずです。
そのまま出しておいても黒くなったりしません。
コストコで売っているトロピカルマリアの冷凍アボカドスライスは、500gの小分けパックなので冷蔵庫に出しておくのにも便利ですね。
500g全部解凍するのは多い場合、使う分だけボウルに出して解凍するのもOK。
スライスがくっつかずバラバラになっていて取り出しやすいです。
またすぐ使いたい場合、電子レンジの解凍モードで解凍する方法があります。
解凍モード(200W)で100gあたり1分かけます。
まとめ:コストコの生アボカドと冷凍アボカドを使い分けるのがおすすめです
冷凍アボカドは、最初からクエン酸と塩が添加されていることを考えたうえで調理に使う必要があります。
生のアボカドと使い分けをすると、かなりお得に様々なアボカド料理を楽しめるのではないでしょうか。
我が家の場合は、コストコでアボカドを見て熟している実が入ったパックが見つからないとき、冷凍アボカドを購入します。
買ってきたら1個はすぐ食べたいから、全部青い実ばかりで追熟に数日かかりそうとなると待てない。
そして、コストコの生のアボカドは大きくてみずみずしくて大好きなのですが、当たりはずれがあって、切ってみたら中が黒くなっていたということがよくあります。
そういうときはコストコの返品制度を活用するのもいいのですが、自宅での追熟が失敗したから?と思うとなかなか返品する勇気が出ないというのがほんとのところ。
生のアボカドはサラダや生で食べる用、冷凍アボカドはディップやスムージー、その他の調理用にと使い分けるのが良さそうですね。
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北海道お住まいの方はぜひご覧ください。