冬から初春がおいしい旬のレンコン。
あの歯触りがとても好きですが、毎日少しずつ食べると体の免疫力アップに役立つんだって。
花粉症やインフルエンザの季節にぴったりです。
レンコンは薄切りで!簡単「けんちん汁」風
「けんちん汁」には根菜をたくさん入れて、じっくり火を通すイメージがありますよね。
でも今回は手軽にレンコンを食べるための汁ですからすぐ火が通る薄切りで、ぱぱっと作ります。
大きなお椀にたっぷりで2人分です。
お味噌汁を作るくらいの時間でできますよ。
こんにゃく 半分
油揚げ 2枚
豚肉細切れ 20g
豆腐 半丁
キャベツの芯 少々
ごま油 大さじ1
味噌 大さじ3
水 500㏄
レンコンの効能を考えて1人分25gは食べたいので、2人分で50gを目安に入れます。
レンコン50gというと、レンコンの大きさにもよりますが長さ5cmくらいです。
意外と少ないでしょ。
その他の材料は冷蔵庫にあるものを入れます。
けんちん汁というにはごま油と豆腐は欠かせないかな。
ちなみに、本当はけんちん汁って精進料理なので、肉は入れません。
このたびは豚汁好きな夫のために加えちゃっていますけれど、お肉は入れなくてもOKです。
ゴマ油や油揚げのコクでお肉なしでも満足できる味にできあがります。
キャベツの芯は、千切りキャベツを作ったときに余ったもの。
甘みが出て美味しいですよ。
2.こんにゃく、油揚げは食べやすい大きさに切ります。
(短冊切りがおすすめ)
3.キャベツの芯も薄切りにします。
4.豆腐は手で崩します。
5.鍋にごま油をあたため、豚肉とレンコンを炒めます。
6.豚肉の色が変わったころ、その他の具材を入れてさらに炒め合わせます。
7.水を500㏄加え、ふたをして煮ます。
8.沸いてきたらレンコンに火が通ったのを確認し、味噌を溶きます。
(味噌の塩加減により量は調節してください。)
できあがり。
豚肉とれんこんのいためものレシピ
レンコンはきんぴらにすると作り置きおかずにできるんですが、ボリュームを出してメインのおかずにしたいときはお肉を入れています。
豚肉細切れ 100g
ごま油
砂糖(パルスイート)
醤油
すりごま
1.レンコンは四半月切りの薄切りにします。
2.フライパンにごま油を入れ、肉とレンコンを炒めます。
3.レンコンと肉に火が通ったら、砂糖と醤油を加えて煮絡めます。
4.盛り付けてからすりごまをたっぷりかけてできあがり。
レンコンの栄養成分と効能はニンニクよりも多い?
レンコンはアレルギー反応を抑える成分が大量にふくまれているので、ムズムズを抑えてくれる食材です。
抗アレルギー食材としては、ニラ、ニンニクや玉ねぎ、紫蘇などが有名ですが、それらと比べてもレンコンはトップなんです。
レンコンにはこんな有効成分が入っています。
抗炎症作用のあるタンニン
抗アレルギー、抗酸化作用のフラボノイド
抗酸化作用のポリフェノール
粘膜保護をする多糖類(昔はムチンと思われていた成分)
ビタミンC
亜鉛、カリウム、鉄、銅
食物繊維
そのほか、免疫ビタミンLPSと呼ばれる成分も、レンコンに多いということがわかったそうで注目されていますね。
レンコンの量はどれくらい?花粉症のための食べ方
・レンコンは生の場合なら1日20~30グラム
・3か月以上の間、毎日食べるとよい
レンコンは一節で400g程度あるのを考えると、一日分の20gはかなりちょっぴりです。
長さで言うと2センチくらいかな?
レンコンの有効成分は皮の近くに多いそうなので、食べるときは良く洗って皮ごと調理するのがおすすめです。
レンコンを毎日食べるためのおかずレシピアイデア
レンコンを毎日料理するのは大変だけど、「きんぴら」や「なます」なら作り置きしておけますね。
薄切りを電子レンジで加熱してからマヨネーズと和えたサラダも、しゃきしゃきさわやかで美味しいです。
おすすめ。
・レンコンの肉はさみ揚げ(肉詰め)
・レンコン入りハンバーグ
・レンコン入り餃子
・レンコンとじゃがいもとベーコンの重ね蒸し
・蒸しレンコンのおかか和え
・レンコンチップス(薄切りを揚げて塩コショウ+スパイスで味付け)(おつまみかな)
・レンコンのポン酢焼き(鶏肉との相性もよし)
まとめ
冬が旬のレンコンは、春のアレルギー対策のために毎日少しずつ食べたい食材です。
薄く切って調理すれば、短時間で火が通ります。
一日に食べる量は一人20gから30gでいいので、作り置きしたレンコンおかずをちょっと付け合わせるだけでも大丈夫。
花粉症本番になる数か月前から食べ始めるのがポイントです。
最後までお読みいただきありがとうございます。