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4月後半の家庭菜園日記|育苗中の芽と庭の山菜の芽吹き(2022北海道)

4月後半になり、畑側の雪もすっかりなくなりました!土も乾いてきたので、畝のメンテナンスを開始できます。

4月17日 育苗中のトマトたち

赤い旗が大玉トマト、その他がミニトマト。

4月6日にポットまきしたトマトの種は、ふたばが伸びてきています。
大玉トマトのほうが成長が遅いですね。
ミニトマトは野生に近いと言われますが、ほんとに元気そう。
写っていませんがナスの芽も同じくらい。
パプリカは最も高温が必要と言われているせいか、まだ出てきません。

4月17日 マリーゴールド播種

自然に出てきたわさびリーフ

種まきや育苗に使おうと思ってサンルームにいれてあったプランター、わさびリーフが芽吹いてきました。
植えた覚えはないのですが、昨年の冬このプランターで育てていたわさびリーフの種だと思う。
せっかくなのでこのままにしておきます。


そして同じプランターの空きスペースに、昨年採っておいたマリーゴールドの種をまきました。
つんつんハリネズミの針のような種で、畑で育てているとこぼれ種からも発芽してきます。
ただ、どこから出てくるかまだわからないので、いくつか育てておこうと思ったのです。

おととし、一重のフレンチマリーゴールドのカラーミックスの種を買って育てたところ、赤い花のものと黄色のもの、オレンジのものといろいろでした。個人的に好きなのは赤のマリーゴールドなので、赤を中心に自家採種して続けています。

マリーゴールドは野菜のコンパニオンプランツとして優秀で、地中のセンチュウを排除してくれたり、色と香りで虫除けになったりします。
苗コーナーを見るとオレンジの八重咲きのものがメジャーかなと思うのですが、いかにも菊って感じがあまり好きではなく、あえて一重の種を購入したのでした。

そしてほんとうは、最もコンパニオンプランツとして効果が高いと言われるのがアフリカンマリーゴールド。
背が高くなるタイプで「万寿菊」とも呼ばれるマリーゴールドです。
今年はアフリカンも育ててみようと思っています。

ただこれも個人的に黄色やオレンジはあまり好きではなく、でも白のがあるということで種を購入しました。
白のアフリカンマリーゴールドの種は珍しいのかいつも売り切れが多いので、見つけたらすぐ購入をおすすめします!

4月17日 カシスを移植

カシスの移植

我が家には数年前に植えたカシスの株が2つあるのですが、成長に差が出ています。
植えたのは2018年▼

はじめ中庭の木陰に植えたけれどあまり大きくならず、その後両方日当たりの良いところへ移動させました。
ところが1つは生育旺盛なのに、離れたところのもう1つはいまいち。
そこで、元気なカシスの隣エリアを昨年末に空けて、移植を計画していたんです。

少し枝が芽吹いてきたので慌てて本日移植。
根付くまで、風よけに麻袋をかけたままにして数日間養生中です。

カシス(クロフサスグリ)の実は、そのまま食べてもあまり美味しくないのにジャムにすると素晴らしい香りと色!
我が家ではルバーブジャムの色付けに使っています。
7月になると熟してきます▼

 

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4月25日 畝のメンテナンス

雪解け後の土がだいぶ乾いてきたので、畝のメンテナンスができるようになりました。

畝の間の通路に刈り草コンポストを敷きました

今年は昨年使った畝を崩さず、形だけ整えます。
そして通路には、自然に分解されて堆肥化するように冬の間刈草用の枠に集めておいた草たちを敷きました。
「なんだか、散らかって見えるね」と母には言われましたが 笑 大丈夫、分解が進めば土のようになって全く気にならなくなります。

畝自体は、スコップを挿してちょっと前後に揺らす感じで、土に空気を入れるだけ。ひっくり返したりはせずせっかくできた土の層(とそこに住む微生物たちの構造)を崩さないようにするというのが、自然栽培的なやりかたなんですよね。

畝の使い方で昨年から参考にしているのはこの本▼

毎年、畑全体をひっくり返してならし、堆肥や元肥、石灰を入れて新たに畝をたてていたのですが、昨年春先の体調不良でそれができず、どうしようかな、と思っていたときにこのやり方を知りました。
「ガッテン農法」を読んでみるとこれまで自己流ながら知らずに実践になっていることも含まれていたので、共感。うちの畑でもできるかも?!と思って始めたというわけ。

コガネムシやガの幼虫がでてきたら殺さず、堆肥を分解してほしい通路や、刈草コンポストに入れておくと活躍してくれるそう。

ただ、いろいろな本を読んでみると、自然栽培、自然農法、自然農、などなど、似ていますがそれぞれこだわりがあるみたいで、ここまでできないな、ということが出てきたりもする。

いろいろな本を調べていくうちに小さな家庭菜園でやる場合に最もわかりやすく説明してくれているのが「自然菜園」シリーズでした。
いろいろな農法のいいところ取りで解説してくれているのが気に入っています▼

こちらのほうが小さい家庭菜園向きの解説▼

貸し農園だとなかなか実践できないこともあるかもですが、家庭菜園で無農薬で育てたい人には目からウロコの栽培法だと思います。

4月25日 庭の山菜ひとめぐり

さてさて、庭の山菜も芽吹いています。ひとめぐりして観察してみました。

行者にんにく。株が大きくなってきました。

ウド。半分くらいは小さいうちに収穫しちゃいます。

葉ワサビ(畑わさび)
モンシロチョウの卵に要注意です。

ミツバ。こぼれ種でもどんどん増えます。

小さい我が家のふきのとう。移植3年目。

ウルイ(ギボウシ)はまだ小さい。

庭の花で一番乗りがこのタイプのスイセン。ちなみにスイセンは毒があり食べられません!


ウドの新芽と行者にんにくを初収穫です。
ウドの新芽は天ぷらと決めているのですが、行者にんにくも量があまりないので、天ぷらにしようかな?

天ぷらの話はこちらで書きました▼

4月26日 裏庭のスペース確保

裏庭では宿根のものばかり育っていますが、野菜を植えられる空きスペースが少しだけあります。
今年はそこに春からサラダビーツを育てようと思っています。

土を整えたあと、ネギを植えて終了

ここは土が少ないので畝立てができないですが、表面に半年熟成させたコンポスト堆肥ともみがらくんたんを混ぜました。
まだ堆肥が完熟ではないと思うので、先にネギを植えて数週間分解しておいてもらう作戦なのですが。
その間にビーツを育苗しておく予定。

4月29日 葉物野菜の播種とトンネルかけ


暖かい日が増えてきました。隣近所では、もうトマトの苗を植えている人もいるみたい。
でももちろん我が家の夏野菜の苗はまだ小さすぎて植えられません。しっかり気温・地温の上がる6月に入ってから植えてもいいかとのんびり構えています。
といってもそれまで畑を使わないのはもったいないということで、葉物野菜の種をまいて、風よけに不織布のトンネルをかけてきました。

数年ごしで使っている種ですが、我が家は冷凍保存で何年も大丈夫。

カブとほうれん草を並べて播種。もうひと畝には青梗菜と春菊を並べて播種。
いちおう、コンパニオンプランツの関係を意識しています。科の違うものを隣り合わせることで、害虫予防に効果があるし、養分の取り合いも比較的起こりにくいです。

二十日大根はウリ科を植える予定の場所へ。

二十日大根の匂いがウリハムシの予防になるという説があるので、きゅうりを植える予定の畝に種まきしておきました。

今年はきゅうりの苗を3つ、購入予定。
わたし最近認識したのですが、きゅうりやかぼちゃって「他家受粉」の野菜だって知ってました?自分の花だと受粉できなくてほとんど実にならないんだって!
昔、苗代をケチって1つしか植えなかったとき、きゅうりの花はつくのにほとんど実らなかったし、ミニカボチャも1個しか実がつかなかったのはそういうわけか。

黒ポットが坊っちゃんかぼちゃ、カラーポットはズッキーニ。

そして同じくウリ科のかぼちゃとズッキーニは種から育苗。かぼちゃやズッキーニは種が大きくて芽出しは簡単です。
かぼちゃの方は一昨年自家採種の坊っちゃんかぼちゃの種です。どれも3株ずつ育てるように播種しました。
種の並びを同じ向きにすると、ふたばの向きが揃うので良いそうです。
1つの種でもちゃんと芽が出るけれど、ある程度まで競争させて育て本葉が出たら間引きするのが丈夫な苗づくりのコツだそうで、種も余分にあったので2こずつポットに。


こちらはナスタチウムの苗です。種から育てて半月です。昨年は育苗が遅すぎて茂らせられなかったので、今年はもりもりしてほしいのですが。

育苗で参考にしているのはこちら▼

まとめ

4月後半の家庭菜園の様子でした。
北海道はまだ畝立て開始の段階ですが、他の地域の家庭菜園のインスタグラム投稿など見ていると夏野菜植え付け、開花、などうらやましい!
あせらずあせらず。

最後までご覧いただきありがとうございました*

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