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9月の菜園日記 カラフルミニトマト収穫期 2021北海道

9月の我が家の家庭菜園の記録です。
北海道の札幌のおとなり、庭の半分を畑にしている家庭菜園。
9月は遅く植えた垂直栽培中のミニトマトがようやくたくさん採れるようになりました。

9月1日

コンポストの管理

コンポストをかき混ぜます

本日は春から熟成中のコンポスト容器内の様子をお伺い。だいぶ土っぽくなっています。シマミミズの姿がたくさんあるということは、まだ分解しきれていないということ。
このコンポストには時折ヨーグルト容器をゆすいだ水や、納豆をゆすいだ水などを投入していろいろな菌をふやすようにしています。
本日は鶏糞を投入。これは鶏糞がたくさん余っているのと、その鶏糞が雨漏りにでも濡れたのかアンモニア臭がきついんですよ。「発酵鶏糞」となっているのですがまだ未熟なのではと感じたので、コンポストに混ぜてお互いの完熟を促してもらう目的です。
でもすごいですよね、春先に畑の残渣や野菜くず、秋に集めた落ち葉の残りなどをぎっしり入れておいたのですが、そのカサが3分の1くらいになり、ふかふかと温かい土のように変化しています。温かいのは発酵熱です。水分を入れても熱が出なくなったら完熟だそうですが、1年以上は見たほうがよいらしいので気長にいきましょう。

枝豆残渣でマルチ制作

押切という道具でカット

先月末に全部収穫した枝豆。その茎葉を押切で細かくカットします。枝豆の茎ってかなり固くて、ハサミで細かくするのは大変です。小枝も切れる押切なら、ザクザクとあっという間に細かくできるんです。
「押切」は日本で古くから使われている道具ですが、家庭菜園や庭の片付けにもかなり使えそう!と思って昨年購入しました。

購入に至るまでの記事はこちら▼

ひとまとめにして運びます

こまかくなった枝葉は、シートの四隅を持って集めて運びます。このシート、ダイソーで買えるガーデニングシートです。鉢植えの植え替えとかするときにも便利なんですが、四隅にベルトとボタンが付いていて縁を立ち上がらせることもできるし、持ち手にもなります。

畝に敷き詰める

これを、今サラダほうれん草の種を蒔いてある枝豆跡地へ敷き詰めます。草マルチですね。畝の乾燥を防ぎつつ徐々に分解され自然に堆肥になっていきます。
今年この草マルチ方式をはじめてみて、とても楽。
これまでこういう残渣はカットしてからコンポストに入れて堆肥化させていましたが、時期には大量すぎて入り切らないんですよね。
でも畝を覆ったり通路に敷いておけばそれでいいということで、目からウロコでした。分解してくれる微生物も畑に増えて、土が豊かになっていくとのこと。

参考にしているのはこの本▼

9月2日

モロッコいんげんがよく採れる

赤のミニトマトはもう少し。イタリアン系の形をしている。

9月6日


高温障害が出ているブロッコリーをほとんど収穫しました。黄色のミニトマトがたくさん採れます。
ほかは春菊、ニラなど。ミックスしてかき揚げにしたり、チヂミにすると美味しくてマイブーム。

春菊とニラに小エビを足したチヂミ。

9月8日

大浦ごぼうの収穫


本日の収穫。いろいろこまごま採りましたが、メインはごぼうですね。

昨年9月から袋栽培している大浦ごぼう

丸1年袋栽培しているごぼうですが、それほど葉も大きく茂っていません。ただ袋を移動させようとしたら、下の土まで潜っていっているようだったので1袋収穫してみることに。

袋を切って掘り出すと、1本が大きく育っていました。この大浦ごぼうは、直径が太くなり長さは短いタイプとのことなので、まあまあの大きさかな。
そしてとても柔らかくて美味しいごぼうらしいのです。食べるのが楽しみ。

四季成りのサントリー「らくなりいちご」。

四季成りイチゴは鉢植えにしていますが、秋になってまた実をつけてきました。

ミニトマト横をニンニク用に整備

そして今日はにんにくを植えるスペースを整備しました。にんにくは来年6月くらいまでこのままの場所なので、来年のレイアウトを考えつつ場所を決めなくてはなりません。

ミニトマト4種

今年植えた食べ蒔きのミニトマトたちがようやく顔を揃えました。
ミニトマトだったのに次世代になって中玉サイズに変化したのが2種。これは世代交代による変化なのか、垂直栽培による実の肥大化なのかは分かりません。

イタリアン系の形をしている中玉サイズのトマト。

赤黒くて色が悪いけれど、トマトらしい味がする中玉サイズのトマト。

濃い黄色系、プラム形。味は薄い。

レモンイエローのプラム形。「グレープトマト」のネーミングにぴったりの食感で最も甘い。

いずれもコストコのトマトメドレーに入っていた実からなのですが、レモンイエローのタイプはもとの姿や味と変わらず、これが一番好きな種類だったので嬉しいです。

来年も植えたいのはイタリアン型とレモンイエローのタイプですね。種取りをして来年も苗にしようと思いますが、3代目はどんな形に変化するかな?

9月11日 畑の見回り

天気が崩れそうなので畑の見回り。

初なりのぶどう。花芽がほとんど落ちてしまい、生き残った貴重な3粒。

モロッコいんげんは次々実をぶら下げています。

遅まきしすぎたミニカボチャは雄花ばかり。このまま冬を迎えそう。

ようやく茂ってきたミョウガ。収穫は来年に期待です。

異常なほど大きい葉のルバーブ。

ルバーブが1株だけ巨大化しています。これは春先遮光栽培していた株で、どうも茎が暴れがちだったのですが、葉の巨大化もすごい。肥料をやったわけではないのになぜ?すぐとなりにヒマワリが育っていることと、ミョウガが真後ろに大きくなってきたこと、あとは反対側のもう1株のルバーブとの間にニラを移植し増やしていることが去年との相違点。
収穫量が増えるのはいいのだけど、大風にあおられると風を受けすぎて葉が破れたり茎がもげたりしてしまうので困ります。

9月13日 支柱が倒れる

昨晩からの大風と雨で垂直栽培のミニトマト支柱が倒れました。

朝起きて畑を見てびっくり。ミニトマトの支柱が抜けて倒れています。持ち上げられるように大風が吹いたみたい。でもミニトマトは束になっているせいか茎が折れず持ちこたえてくれて安心しました。支柱を挿し直し補強。

9月16日

ミニトマトのうどんこ病

ミニトマトは全部の株にうどんこ病が出ている。

数日前には気づかなかったのですが、ミニトマトにうどんこ病が出ています。症状の出ている葉はできるだけカットしていますが、もう秋なので今ついている実が赤くなるまで持ってくれればそれでいいと思っています。

にんにく植え

黒マルチを張ってにんにくを埋めました。

昨年植えて収穫できた3株のにんにくをバラし、さらにちょうどいいタイミングでいただいた農家さんのにんにくもバラし、全部で20粒前後を植えました。
黒マルチをしたのは、地温を上げておいたほうが発芽が早まるからです。雪が降る前に根をしっかり張らせることができれば冬越しも大丈夫でしょう。昨年は10月に入ってから植えたため、プランターいちごに混植したにんにくはほとんどだめになってしまいました。今年はすべて地植えにしたので期待できるかな。

ミニ大根収穫

ミニ大根収穫です。

ミニ大根をためし堀り。枝豆と混植していたもので、枝豆がなくなってからぐんと大きくなった感がありますが、時期的には収穫の目安日数を超えています。
20cmほどの大人サイズは1本、少し小さいのが1本、あとは小カブサイズでした。残りは畑にもう少し置いておきましょう。

ハマナスの実

ハマナスの実を割ると内側には毛が生えている。

今年になってよく茂るようになったハマナスがあるのですが、実もついたので収穫しました。小さめの実なのでローズヒップとしてドライにすることに。冬の間のハーブティーにしようかな。

種をとって乾かします。

赤シソシロップ作り

赤シソと青シソ半々くらい。

たくさん生えている赤シソの花穂が伸びてきたので、まとめて収穫しました。今年は赤シソが少なめなので青じそも一緒に集めてジュースにします。

きれいな赤に変化。

濃い目に作って、冬から春のアレルギー対策の赤シソシロップができました。
今回は4リットル分で、水4.5リットル(蒸発分と絞りきれない分を含む)にクエン酸大さじ4、砂糖は1キロ。紫蘇はバケツいっぱいの枝です。
枝から外さず作るのがワタシ流。

9月17日

ルバーブを大量収穫

ルバーブの根本。整理前。

混み合って茂っているルバーブを整理します。数日前の大風でかなり葉が暴れてしまい、すごいことになっています。

間引きして土寄せ。

枯れた茎や根を整理し、間引き収穫してから土寄せします。子株がいくつかできて広がってきているのですが、通路まで侵食しているものは取り除き、できるだけ中央部分に茂るように調整。
スコップを入れると傷ついてしまうので指先でもぎ取ったり掘ったりしていたら、次の日、指がものすごい筋肉痛になりました・・・。

今年最後の大量収穫。2.4キロになりました。

秋の庭の花たち

ベルガモットの種まき。

秋明菊開花です。

庭のアスターいろいろも花盛り。

濃いめのむらさきタイプ。

ピンク系のタイプ。

9月21日 お庭焼き肉開催


夏の間暑すぎてできなかったお庭焼き肉をようやく開催。中庭部分に庭の木とサンルームに結びつけた三角の日除けをかけていました。この下で焼き肉して、そのあと日よけを片付け。
三角タープがずっと欲しくて、昨年購入していたのに設置できず、今年やっと使えたので嬉しかったです。三角だと狭い庭でも張りやすいのでおすすめ。

 

現在生育中のものたち

先日カットした枝豆の葉で覆った畝には、ビーツ、サラダほうれん草、わさびリーフとミニ大根が育っています。ただ、ビーツの生育はよくないですね~。

ビーツはひょろひょろ。

サラダほうれん草は本葉が出てきました。

わさびリーフもギザギザの本葉を出しています。

ミニ大根収穫。モロッコいんげん、ミニトマトも大量収穫です。

ぶどうの移植準備とその他色々

中庭側にあるあんどん仕立てのぶどうを移植するため、根切。

赤の一重のマリーゴールドはベルベットのようで気に入っています。

鉢植えラズベリーも元気。ラズベリーリーフを収穫しようかな?

チャイブの秋の収穫。刻んで冷凍します。

9月25日 紫蘇の実を収穫

収穫適期の青シソの実。

畑に残しておいた青シソを全部カット、紫蘇の実を採ります。花穂の先端にひとつふたつ花が残っている頃がベスト。下の方の実が充実していてなおかつ固くないタイミングです。

軽く茹でてアク抜き後、白だしに漬けたが失敗・・・

緑色を残そうと思って、今年は白だしに漬けてみたのですが次の日には茶色くなっていました。アクが残っていたからかな?仕方ないので醤油を足して漬け直しです。
塩漬けだとおにぎりや漬物の風味付けにいいんだけど、うちでは余りがちなんです。醤油漬けのほうが納豆に混ぜたり、冷奴にかけたりできるので使えそう。

ラベンダーの土整備

ラベンダーを掘り返します。

株は大きくなっているのにどうも花の数が増えないラベンダーたち。株が老化しているのか、根が詰まっているのか、とにかく掘り返してみました。
スコップを入れると、近くにある木のものと思われる根っこがかなり浅い位置に広がっていました。このせいでラベンダーの根が張れなかったかもしれない。他の根は深く掘りとって、堆肥を足し、植え直しました。来年成果が見られるといいのだけど。

9月28日 カラフルな収穫

カラフルな収穫。

いよいよ気温も下がってきて、本格的な秋です。そろそろ片付けを考える時期ですね。
こまごまと収穫したのは、九条ネギ、春菊の穂先、レモンバーム、ミニトマトいろいろ、まだ採れるモロッコいんげん、ルッコラの花、ヤグルマギクなど。花類はサラダに散らすとほのかな風味もして楽しいです。

まだ赤くなれない実がたくさん。

ブッシュバジルが少し大きくなってきた。バジルじゃない葉もある・・・?

9月の菜園まとめ

ミニトマトが採れるようになってにぎやかな収穫が続きましたが、徐々に終盤へ。
10月は片付けをしつつ、来年のために整えたり種取りをしたりという仕事があります。
涼しくなるのでいくらか庭の石敷きなどもしたいところですが、雪が降る前にできるかなあ。

最後までご覧頂きありがとうございました*
 

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