歴史的な暑さが続く北海道の8月です。
この猛暑のおかげで、遅植えになってしまったミニトマトはかなり元気!枝豆も豊作です。
ただ同じく遅植えしてしまったブロッコリーには生育障害が。
8月1日 猛暑の中ひまわりが元気
暑い日が続いています。歴史的な猛暑と言われていますが我が家でもとうとうエアコン導入せざるをえない暑さです。
そんな中、ひまわりが元気に伸びて開花しました。
この後次々に咲くので時々カットして室内で眺めたり、写真を撮ったりしています。
畑にとっては、深く根を張り耕してくれることと、ミツバチを呼んでくれるというコンパニオンプランツです。
いま収穫できる野菜といえば、モロッコいんげんです。一緒にスベリヒユも収穫。
さすが夏の雑草、蒸し暑いとスベリヒユは元気ですね。いかにも美味しそうなピチピチした葉を伸ばしてくるのでよく摘んでいます。
これがもう少しして太くなると、通称「タコ草」と言われるように四方に赤い茎が這うので、ちょっと見た目嫌がる人が多いです。
でもスベリヒユは地表を覆ってくれるので、有機栽培では引き抜かないほうがいいそうですよ。
枝豆はまだまだ小さいがさやがついてきたところ。収穫まではあと数週間必要だと思います。この時期、水やりしないとさやが太れないのではと頑張っています。
8月4日 ブルーベリー収穫中
ブルーベリー収穫期になっています。毎日小さなボウルに1杯採れるので、家族3人で山分けしてヨーグルトへ。
一緒に写る赤いのはグースベリーです。
うちのブルーベリーは2品種あるのですが、1本が全く元気がなく、昨年移植後良くなったかに見えたのですがやっぱりだめみたい。
いただきものの苗から大きくはなったのですが、10年以上経っても実はほとんどつけられないのです。もしかして北海道に品種が合ってないのかもね。
自家受粉のみでこんなに実をつけてくれるのは本当に有り難い。
シャドークイーン収穫
猛暑続きで、昨年より早くシャドークイーンが枯れたので収穫しました。
今年は裏庭の小さなエリアで土寄せしない黒マルチのゴロゴロ植えを試してみましたが、収穫は昨年の三角畝方式の半分となりました。
サイズも小さいし、個数も少ない。
ま、植えた種芋が極小でしたからね!あまり無理を言っちゃいけない。
来年は三角畝方式に戻そうと思います。
8月8日 モロッコいんげんの勢いが弱る
本日の収穫はラディッシュ、青シソ、モロッコいんげん、シャドークイーンの残りです。
モロッコいんげんは勢いが落ちてきた感じ。暑さのせいと、ハダニがついているせいもあるでしょう。
ハダニの害と思われる茶色くまだらになる葉は、見つけ次第どんどんカットしています。
ミニカボチャはつるを伸ばしているのですが、これはやっぱり植えたのが先月なので、収穫に至らなさそう。
ミニ大根も垂直栽培挑戦中
先月枝豆畝の隙間に種まきしたミニ大根は順調。
枝豆の影になってしまうのですが、葉をしばる垂直栽培でカバーできるか?
8月11日 寒くなる
大雨が降り、いきなり気温が下がりました。どこまで下がったかというと、朝晩の気温は13度、最高気温が20度以下!
涼しくなってほっとしたものの、これは下がり過ぎでは?
先月種まきして芽が出た直後に来た猛暑を生き残ったほうれん草。まばらです。
ほうれん草と同時期に種まきしたセルトレイ育苗中のもの。ビーツとレタス2種です。
全然大きくなれていないけど、なんとか秋収穫用に苗になってほしい・・・。
赤いビニールポットのはブッシュバジルなのですが、芽が出ていたのに消えてしまったのが先月末。でも更にその後出てきたものが見えます。
でも大きくなれないんじゃないかなー。新しく買った種を試してみたくて種まきしたのですが時期が悪かったようですね。
来年の春に本格的に植えようと思っています。
8月12日 モロッコいんげんのつる下ろし
一番上まで到達した後、実のつきが鈍ってきたモロッコいんげん、2株をつるおろししました。
ちょっとわかりにくいですが、右半分がいったんほどいてつるをおろしてまた紐に絡めた2株です。
涼しくなったらまた盛り返すはずなので、期待したいと思います。
紫蘇を移植
ラディッシュの跡地に青シソを集めてきて移植しました。コンポスト堆肥に混ぜた畑の土に青じその種がたくさん入っていたらしく、堆肥でマルチした植木鉢などから青じそが何本も発芽していました。
それを集めてきたというわけ。
紫蘇はどこでも生えるけど、大きく茂らせるのには肥料分が必要みたい。特に赤シソは「肥料食い」と言われます。
でもここは垂直栽培のミニトマトの後側の足元なので、今年追肥はしていません。だから大きくはなれないかもしれないけど、柔らかい大葉が食べられればそれでいいのです。
8月17日 ミニトマトの垂直栽培順調
ミニトマトの最近の様子。
垂直栽培しているのは6株。一番先に植えた3株を放任栽培して比較しているのですが、垂直栽培のほうが断然実のつきが良いです。大きさもよいのですがどの株もまだ赤くならない。待ち遠しいです。
ミニトマトの比較ですが、先に大きめに育った3株は6月5日に定植し放任栽培にしています。
垂直栽培している苗を定植したのが6月11日、最後に小さかった3株を定植したのはさらに1週間後とずらしているのですが、最後に植えた3株もとても元気でついている実は他の株に見劣りしません。これが垂直栽培の成長ホルモン効果なのかな。
参考にしているのはこの本▼
ルバーブ再収穫
急に寒くなったせいなのか、ルバーブの葉が一部巨大化しています。
この写真の奥に写り込んでいる黄色いバケツみたいのは、直径50cmくらいある大きな漬物樽です。それと比較すると葉の大きさがわかるでしょうか?
ルバーブはもともとは涼しいシベリア地方が原産らしいので、涼しくなって嬉しかったのかな?
しかし茂り過ぎなので間引き収穫をします。
わさびリーフの種
わさびリーフはとう立ちし、種のさやをつけています。この種は、粒マスタードの原料にできるそう。
いつか作ってみたい気もするけど、発酵させたりと手間がかかるのと、今大瓶の粒マスタード冷蔵庫に余っているので今年はいらないかな。
8月19日 九条ネギ移植
裏庭のじゃがいもの跡地に堆肥を入れ、少し離して植えていた九条ネギを移植。
ネギとじゃがいもはリレー栽培が相性良しということを知ったので、もうこのエリアは春じゃがいも、秋ネギの場所と決めようかな?
昨年夏にはほうれん草と九条ネギを混植してとても良かった場所です。
参考にしているのはこちらの本▼
クリムソンクローバーを発見。先月種まき後の猛暑でほとんどの芽が消えた中、生き残りがいました。
特徴的なクローバーの三つ葉、でもシロツメクサなどより柔らかそうな淡い色合いですね。
秋まで大きくなってくれるかな?
クリムソンクローバーは草マルチ用に増やしたいので、今年は畑じまいする前に端っこや通路に種まきしておいて、来春芽を出させることができるか試してみようと思っています。
8月21日、22日 ミニトマト初収穫と秋アスパラ
イエロートマトが色づき初収穫できました。コストコの「トマトメドレー」に入っていたグレープ系トマトが美味しかったので、数個実を残してドライにしたものから苗を作ったのでした。
他にも赤いのとか紫ぽいのとか、それから昨年育てたフルティカもドライにしておいたのですが、春先にネズミの食害に遭いまして。
残ったものは置いた場所もバラバラになっていて、よく区別がつかないまま苗にしちゃったもので色づくまでわからなかったけれど、黄色が多かったみたい。
アスパラの秋芽が出ているので続けて収穫しています。
8月23日 枝豆初収穫
ブロッコリーの花芽が出てきました。涼しくなったからかな。
この日は枝豆初収穫です。実の充実したものを手で触ってもいでいます。
豊作の予感!
ニラの花芽ほか
ニラの花芽出ていたので収穫。これ、ニンニクの花芽と一緒で美味しいんですよ。
ボリューム無いけど、炒め物に加えるとしっかりニラの味を出してくれます。
花をつけちゃうと株が弱るので、早めにカットするのが良いです。
春菊、ルッコラなどひとつかみだけ収穫。
ルッコラはかなり苦味が出ているので、ほんのわずか小さくちぎってサラダに混ぜています。
そうすると苦味よりルッコラのごま風味が強く出て、サラダが複雑な味わいになるのですごく美味しいです。
私はルッコラだけ炒めて肉料理の添え物にするのも気に入っているのだけど、苦味が嫌いな夫くんは食べません。
ビーツ苗・レタス苗定植
わさびリーフを全部撤去したところに、セルトレイのビーツ苗を移植しました。
ピンセットでつまんでみたら、根の発達が悪かった。
これはどうでしょうねー。
ブロッコリーの畝を少し拡張して、レタス苗を移植しました。
レタス苗も猛暑だったせいかあまり大きくなっていないのだけど、レタス苗は老化させるとよくないそうなので植えちゃいます。
ウドノメイガ被害
はじめて!ウドの害虫発見です。裏庭のウドの一部の葉がボロボロに食い荒らされていたのでよく見ると、数カ所にこのような巻いた部分が。
このなかにウドノメイガの幼虫が1匹ずつ潜んでいました。(ちょっと気持ち悪いのでここには載せません)
ウドは害虫が少ないのですが、ウドノメイガはウド専門ですからね。たくさん食べていました。
もう秋だから食べられても問題ないと思うけど、成虫になってこの庭で増えては来年の被害が恐ろしいので、見つけられたものは駆除いたしました・・・
8月27日 ブロッコリーに生育障害
なぜか暑さが戻ってきています。
そして大変、ブロッコリーの生理障害が出ています。
暑い時期は日よけをかけながら育ててきたけど、やぱり高温がきつかったのでしょう。花蕾の一部が茶色くなるという「ブラウンビーズ」、花蕾の中から葉が出てしまうという「リーフィ」と呼ばれる障害だと思います。
食べる分には食べられるそうですが。
トップの花蕾は早めに切ってしまって、側花蕾の出現に期待するほうが良いか迷っています。
昨年はできなかった側花蕾の収穫が今年の目標でもあるので、そのほうがいいかなあ。
枝豆枝ごと収穫・引き抜かない
枝豆の半分の株を枝ごと収穫しました。あと枝豆畝に3株、ミニトマト畝に混植しているのが5株ほどあります。
枝豆を枝から外しているときに気づいたのですがマメシンクイムシと思われる食害痕が数カ所ありました。
6株収穫してそのうち3箇所くらいだったので、被害は少なめではありましたけれども、もっと早めに見て駆除できればよかったな。
ちなみにかなり硬い茎なのですが、このハサミならしっかり切れます。
その名も「鉄腕ハサミ」。頑丈でお気に入り。
昨年までは次に植えるもののスペースを開けるためには根っこを取り除かなくてはと思っていたのですが、有機栽培系の育て方を見るとそのまま残して自然に腐食させるのがいいみたい。
アスパラ葉茎一部をカット
茂らせているアスパラの茎が一部黄色くなってきました。たくさんついている実も赤くなってきたので実が熟す前に気になるものだけ数本伐採。
種がついてしまうと株の負担になるということと、そこら中に種が落ちては困るからです。
後ろ側のお宅にまで落ちたら迷惑ですよね。過去には落ちてそのまま芽を出したアスパラがあるらしく、ひょいとお隣をのぞくと塀際にアスパラ生えちゃっているんですよ。すみません。
ところでアスパラの葉茎は、病気のもととなるので畑には残してはいけないというのが定説なのですが、有機栽培だとそのままアスパラの足元に敷いちゃったりしていますね。
うーん?いいのかなあ。
まあもともと私の畑ではアスパラの茂った葉茎はカットしてそのまま枯らしたあと、コンポスト容器に入れて一緒に堆肥化させたりしちゃってました。そのやり方で今まではアスパラの病気が蔓延したことはないので、大丈夫な気がしますが。
ガーデンシューズを買い替え
そして菜園用の履物、お気に入りサボがとうとう老朽化したのでしばらく短めの長靴で庭に出ていました。
でもさすがに夏は足も暑いので、以前から候補にしていた軽いガーデンシューズを購入しましたよ。
ダナのソフトスリッポンです。カラーが沢山あるので迷いましたが、グリーンにしました。
サイズは足の大きい母が履いても、これから秋に厚手の靴下を履いていても平気な大きめ26センチに。
軽くて安くていいですね。
ただ裸足で履くと、中敷きがずれてくるのが玉にキズ。
8月の家庭菜園まとめ
8月初旬は猛暑が続き、10日過ぎから突然寒いくらいになりました。しかし8月下旬には再び30度予報が続くというおかしな夏です。この気温差で野菜たちも戸惑っている?かはわかりません。
ブロッコリーの高温障害は残念ですが、ミニトマトにとっては暑さが続くほうが色づきが早まるので助かります。 数日中に最後の枝豆を収穫してしまって、もう9月は秋の整備をすすめていかなくてはいけませんね。
最後までご覧いただきありがとうございました*
我が家で試して良かった方法・アイデアなどを目次にしてあります。
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