本記事にはプロモーションが含まれている場合があります

鹿肉ザンギの作り方【エゾシカ】北海道ジビエで家庭料理

鹿肉ザンギの作り方
初めて鹿肉にトライするなら、ザンギがおすすめ!

ザンギとは

鹿肉ザンギ
「ザンギ」とは、北海道で言う味付きの唐揚げのこと。普通は鶏肉で作りますが、「たこザンギ」「イカザンギ」なんかもあります。

以前に詳しく書きましたのでこちらもどうぞ↓
北海道名物ザンギの作り方!から揚げとの違いとは

おなじみのザンギを鹿肉で作ると、食べやすくておかずにもなるので、きっと気にいるはずです。鹿肉の美味しさに目覚めるための入門レシピと言ってもいいかもしれません。もちろん小さなお肉で作れるので我が家の定番レシピでもあります。

ザンギってそれぞれのお宅の味があると思いますが、うちの作り方をご紹介しますね。

ザンギに使う部位はどこでもOK

左側のボウルが今回ザンギに使う鹿肉

まずは鹿肉を一口大にカットします。
鹿肉はしっかりした赤身なので、食べやすくするために鶏肉ザンギのときよりは小さめに切ってくださいね。

ザンギに使う部位はどこでもOK。
わたしはよく大きなかたまりの鹿のもも肉を買ってきてロースト鹿用に切り分けるのですが、スジを外したり形を整えるときに出る小さめのお肉をザンギ用にしています。
取り切れないスジが混ざった部分は、噛み切れるように包丁の先で筋切りしておきましょう。
肩肉や外もも肉など少し固めと思われる部位の場合も、浅い切込みかフォークで刺しておくと良いでしょう。

ちなみに北海道の認定処理施設で加工されたお肉(スーパーに並ぶもの)は、臭み抜きの工程は必要ありません。
よくレバーの下ごしらえで牛乳に浸けておく方法などがありますが、やらなくて大丈夫。

下味をつける

次に下味をつけてしばらく置きます。
この下味は、お醤油メインで濃い目にするのがおすすめ。

    (お肉400g程度に対して)

  • 醤油 100ml
  • 酒 100ml
  • 生姜のすりおろし 大さじ1
  • にんにくのすりおろし 小さじ1
  • 1時間から一晩程度置くとよい

卵をなじませる

揚げる前に、卵を一つ割り入れなじませます。
卵を入れると肉のぱさつきを抑え、はがれにくいふんわりした衣になります。

粉を混ぜる

次に、小麦粉と片栗粉を1対1の割合で混ぜます。

※ここはお好みでカラッと軽いほうがよければ片栗粉の割合を多めにしてください。
(しかし1対1の配合の衣は、タルタルソースをつけたりスイートチリソースをかけるなどアレンジが効く衣でもあるので、我が家はいつもこれ)

粉が卵、肉としっかりなじんでまとわりつくくらいの固さがよいです。お肉の量、水分量によって変わるので一概にいえないのですが、写真の感じを目安にしてください。
衣がゆるすぎても天ぷらのようになってしまいますが、衣が固すぎてもうまくお肉につきません。お酒を少々足して調整します。

さっと揚げる

180度の油でさっと揚げます。
鹿肉は牛肉と同じで火が通りやすいことと、長く揚げていると締まって肉汁があふれてくるので、揚げすぎないのがポイント。
衣がしっかり固まればOKです。

衣をカリッとさせたい場合は、長く揚げるのではなく、一旦取り出してから二度揚げしてくださいね。

鹿ザンギできあがり

揚げ終わりました。
このときは我が家も二度揚げ。肉汁が衣にしみ出ていますが、この厚めのザクッとした衣がしっかり受け止めてくれています。

ざっくりした衣と味付き鹿肉は絶妙

鹿肉は固いと思われがちですが、今回はシンタマの切れ端で作っているのでスジがない部分は本当にやわらかです。
しっかり味の付いた鹿肉が美味しくて、ご飯もビールも進んじゃいます。

まとめ

鹿肉ザンギの作り方を紹介しました。
鹿肉ってクセがありそうと思っている人、初めてトライする人には、まずはザンギで食べてみてほしいです。
鹿肉は鉄分補給に最適なので、女性やお子さんのお弁当用にもおすすめ!

最後までご覧いただきありがとうございました。

タイトルとURLをコピーしました