料理を始めた高校生頃からずっと、豚もも肉や豚バラ肉など、かたまり肉のレシピが好きなんですよね。わたし。
当時は当番制で家族の夕食や自分のお弁当を作っていたのですが、固まり肉はご馳走感があるので家族が「おおー」って喜んでくれるのが嬉しかったんだと思う。
昔のブログでメモしていた、圧力鍋を使った簡単な煮豚チャーシューの作り方をこちらに移してきました。
加熱時間は10分で、その後煮汁に漬け込んで放置するだけ。
簡単ですが食べるまでの時間はかかるので、余裕をもって作り始めるのがおすすめのレシピです。
最後にひとこと追記しています。
活力鍋で10分の簡単チャーシューの作り方
久しぶりに簡単チャーシューを作ろうかと。
今回は活力鍋を使って10分調理のレシピです。
事前の漬け込みなしで気軽。
後から漬け込むんですけどね。
味付けはシンプルだけど、美味しくできます。
醤油 200cc
水 300cc
砂糖 大さじ2
生姜 薄切り 2,3枚
クローブ 1個
そのままタレに漬けて冷まし、一晩置く。
このときゆで卵を一緒に漬け込むのもオススメ!
また、肉の固まりが大きいときは、10センチくらいの厚さになるように切るといいと思います。
それ以上だと、火の通りが甘いので、加熱時間を増やしてください。
もちろん普通のお鍋でもじっくり煮込むと同じ分量でできます。落し蓋をして40分ほどはかかるとおもいます。
竹串を差して中まで火が通ったか確認してください。
漬け込み中。
漬け込み終わり。
薄く切って、たっぷりのマスタードをつけてサンドイッチ用にしました。
煮汁をラーメンスープにする方法
それから、残った煮汁をラーメンスープに使うと美味しいんです。だいぶ甘いので調節が必要ですが。
今回私が作った2人分のラーメンスープはこんな配合。
カツオだし 250cc
豆板醤 小さじ2
ごま油 大さじ1
塩コショウ 少々
辛味噌ラーメン風です。
キャベツ炒めとチャーシューを載せました。
同じ煮汁を肉じゃが煮込みに使ってもよし。
かなり色黒の肉じゃがになりますけども。
ということで一度に多めに作っておくと、肉も煮汁も便利な煮豚でした。
チャーシューレシピを振り返ってひとこと
・・・なんて実験みたいにいろいろやっていたっけ。
それが結婚後に活力鍋を購入してからは、煮込み時間が短くていいことにびっくりしました。
ただ短時間調理に慣れてしまうと、10分の煮込み時間でさえ長く感じてしまうのが不思議です。
非常に高圧のため「ゼロ分」や「1分」調理が当たり前の活力鍋で、10分というとかなり長時間のほう。
だから作るにはちょっと決意が必要というか(大げさ)、その後の漬け込み時間も必要なこともあり、「今日食べたい」と思い立って夕食20分前に作る、とかいうことはできないんですね。
それでもまとめて作っておくと、作り置きでサラダにしたりサンドイッチにしたり、チャーシュー丼にしたりラーメンにしたりと大活躍します。
圧力鍋加熱のお肉のパサつきをカバーする
圧力鍋で大きなお肉を加熱すると、煮込み時間が短くて済むのですが、難点が一つ。
脂身が少ない肉で作るとどうもパサつきがちなんです。
圧力によって繊維がもろくなるのか、ホロホロにはなるのですが、しっとり感が足りないと感じることが。
そこでこのレシピのように、加熱し終わってから漬け込むのがパサつきをカバーするのに最適だと思います。
しょっぱくなっても構わなければ、スライスしてから煮汁に漬け込んで保存しても。
サンドイッチや丼には味が濃い方が便利ですよね。
このブログでご紹介の固まり肉レシピは他にこちらがあります。