北海道札幌近郊での、秋まきほうれん草と小松菜の様子です。
前の記事はこちら。
北海道の秋蒔き春菊は10月末までで栽培終了!ほうれん草と小松菜はまだまだ大丈夫(10/23)
10/27 寒いけど元気
1度雪の下になった小松菜とほうれん草でしたが、数日で雪はなくなりこのとおり元気そう。
なんだかもったいないので、引き抜かないで外側の葉からハサミでカット。
ベビーリーフという扱いで、生サラダでいただきます!
11/1 今週はまた雪の予報 ほうれん草はすこし縮んでいる
朝晩はマイナス気温になるようですが、日中は日差しも温かい日が続いています。
ほうれん草を観察してみると…
一部の葉が縮れている。これが寒縮み?
ほうれん草のお浸しが食べたい!という家族の声で、半分を収穫しました。
3人分のお浸しに。味は…本当に甘い!おいしーい!
11/6 35センチの大雪 全部収穫
週間予報が大きく変わって、昨夜から大雪になり、なんと35センチくらいも積もってしまいました。
このまま根雪になるかもしれないということです。根雪になって積雪量が増えてしまうと掘り出すのも大変なので、小松菜もほうれん草も全部収穫することにしました。
雪をかき分けてみると、小松菜はしゃっきりと元気!全部掘り出して引き抜きました。
うーん、スーパーで売ってる小松菜の束にすると4つ分くらいかなあ。そんなに量はないけど最近野菜高くて困っているので助かります。大事にいただきます。
ほうれん草の列はこんな感じ。小松菜より葉が柔らかいので、ペタッとつぶれていました。こちらも全部収穫。
早速、一部はほうれん草とベーコンのカルボナーラに。
小松菜は茹でササミと和えてモリモリ食べましょう。
※この後、またきれいに雪は解け、また数日温かい日がありました。こんな感じで雪が降ってもすぐ解けるので、11月半ばくらいまでなら畑に放置していても大丈夫そうですね。
さすがにそれ以降になると夜間の気温がマイナス6度くらいの日が出てくるので、さすがのほうれん草も凍ってしまうのではないかと。完全に厚い雪の下になっていれば、逆に保温されて大丈夫だと思うのですが。
天気を気にしながらギリギリまで粘るより、完全に収穫してしまって、冷凍保存したほうが気が休まりますね 笑
秋まきほうれん草の育て方 結論
家庭菜園の本などでは種を「秋まき」して秋冬野菜を育てる方法が紹介されていますが、北海道でそのままやっても気温的に難しいことがよくわかりました。(予想はできていたけれど、やってみなくては気が済まないタイプ)
北海道は秋が短いので、特にほうれん草は大きく育たず、まいた種の数からすると収穫量が少ないんですね。
寒くなる前にどれだけ成長させられるかが、たくさん採れるかどうかの分かれ目だと思います。
その年の気候にもよりますが、10月半ばをすぎて気温が10度前後になってしまったら、もう成長は止まってしまう感じ。
でも気温が一桁になっても、畑で植えっぱなしにしておけば元気にしているので、11月になっても少しずつ採ってくるということはできます。
寒くなってからのあま〜いほうれん草は魅力的!
来年やるとしたら、早め早めに種まきですね。
8月頃に春蒔きの葉物野菜の収穫が終わったら、すぐに次を蒔くつもりでいないとダメのようです。それじゃ、秋まきじゃなくて夏まきですけどね。
「夏まき⇒秋どり」が北海道のやり方、と覚えておかなくては。
ご覧いただきありがとうございました*
「北海道でも秋まきの野菜は作れるの?小松菜・春菊・ほうれん草をまいてみた(9/19)」
2:どんどん寒くなる中成長中の様子
「秋まきのほうれん草たちの経過 気温が15度でもじわじわ成長中(10/9)」
3:10月、初雪が早くて大変なことに
「秋まきほうれん草と小松菜が雪の下に!(10/20)」
4:春菊以外まだ成長中
「秋蒔き春菊は終了!ほうれん草と小松菜はまだまだ大丈夫(10/23)」
5:11月はじめで終了
「雪の下になったほうれん草と小松菜を最終収穫!(11/7)」
2017年のチャレンジの様子はこちら。懲りずに9月5日に種まきしました。
「秋まきほうれん草と小松菜の育ち方 in北海道2017」
我が家で試して良かった方法・アイデアなどを目次にしてあります。
よろしければあわせてご覧ください。