魅力的なコマーシャルのおかげか、近頃人気が急上昇しているフード系の資格が「野菜スペシャリスト」です。
野菜に詳しくなりたい人に向いている資格ですが、どうやってとるの?
仕事に生かせるの?
調理師であるわたしracssの視点から、「野菜スペシャリスト」のことを調べてみました。
関連記事「野菜ソムリエ」について知りたい方は、もう一つの記事へどうぞ。▼▼▼野菜ソムリエ資格の取り方・活かし方
野菜スペシャリストの資格は独学ではとれない
「野菜スペシャリスト」とは、一般社団法人FLAネットワーク協会が主催する試験に合格した人が認定される、民間の資格のひとつです。
2017年に始まったもので、フード系の資格の中ではかなり新しい検定と言えます。
2019年現在「野菜スペシャリスト」の資格を身につけたいと思う場合、ユーキャンの「野菜スペシャリスト講座」を受けるという方法しかありません。
通信講座なので、これも独学といえば独学になります。
しかし、市販のテキストのみ購入して完全独学し、公開受付されている試験を受けに行くということができないのです。
(同じ一般社団法人FLAネットワーク主催の「食生活アドバイザー」の場合は完全独学も可能なのですが。)
「野菜スペシャリスト講座」では、野菜と果物についての基礎知識、基本的な栄養学、栄養を逃さない調理法などについて広く学べます。
完全独学よりもまんべんなく勉強でき、質問受付や課題添削してもらえるのがいいところです。
ユーキャンの資料請求は無料なので、もっと詳しい講座の内容についてはそちらをお読みくださいね。
資料請求は下記からどうぞ。
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「野菜スペシャリスト」をユーキャンでとるときの流れ
前述したように、「野菜スペシャリスト」は一般社団法人FLAネットワーク協会が認定する資格ですが、いまのところは通信教育のユーキャンを通してしか試験を受けられません。
約5か月間を目安に、テキストやDVD教材で学び、4回の添削課題をクリアした後に最後の課題として試験を受けます。
この試験は在宅ででき、期間内なら何度でも受け直すことも可能!
ということで、途中で投げ出さなければ「野菜スペシャリスト」の資格取得は難しくありません。
主婦が「野菜についての知識を深めて家族の食事作りに役立てたい」という目的で勉強を始め、5か月間コツコツ勉強する。
→これまでの勉強の総復習と力試しとして試験を受ける。
→しっかり勉強した人はその証明として「合格・認定証」を受け取ることができる。
→「野菜スペシャリスト」認定を自信にして家族に喜ばれる食事作りに励む!
・・・とこんな感じが資格取得と取得後の流れでしょうか。
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野菜スペシャリストの資格にかかる費用と期間
比較的難易度の低い資格であるとはいえ、費用は安くありません。
「生涯学習のユーキャン」で「野菜スペシャリスト講座」を受講するには、一括払いで39,000円かかります。(分割払いも可能)
ここにはテキスト、副教材費と4回の課題添削、検定試験にかかる費用が含まれています。
勉強の期間は標準で5か月となっていますが、これは毎日30分から1時間自習し、月に1度添削課題を提出するペースで進めるとこのくらいかかりますよ、という目安です。
当然週末など休みの日にまとめて勉強するスタイルでもOK。
受講開始から1年間は質問の受付、課題の提出が可能です。
逆に課題のやり取りを超スピードで行えば、2か月くらいで認定してもらえる可能性もありますね。
自分の勉強の進め方次第です。
野菜スペシャリストの合格率は
合格率は公表されていませんが、検定試験のシステム上、「野菜スペシャリスト」の合格率はほぼ100%と言えそうです。
なぜかというと前述のとおり、受講期間内(最長1年)であれば、試験のやり直しができるんですね。
「野菜スペシャリスト」の場合、5回目の最終課題が検定試験となっています。だから「課題の提出しなおし」と同じシステムで「試験の再提出」が可能なのです。
しかもテキストを見ながら答えられるし、答えを見つけやすい選択式のマークシートでの試験です。
そして7割以上正解できたら合格!
野菜スペシャリストの資格を取れば就職に有利ですか
食にまつわる民間資格について、よくある質問がこれ。
残念ですが、答えはノーです。
履歴書に書くことで就職に有利になる可能性があるフード系の民間資格はあまりないんです。
「管理栄養士」や「調理師」などの国家資格でさえも、その会社で食に関する仕事内容の需要がなければプラスにならないことが多いです。
さらに言えば、同じ食関連の民間資格の中でも難易度が高く、世間的な認知度も高い「野菜ソムリエ」「食生活アドバイザー」「食育インストラクター」に比べると、
この「野菜スペシャリスト」はいわゆる「趣味の範囲内」「教養の範囲内」という位置づけになってしまいます。
でも、だからといって履歴書に書かないほうがいいということではありません。
自分でコツコツ知識を身につける意欲がある「頑張り屋さん」であることの証明になりますし、野菜について他の人より正確な情報を持っていることも伝わるでしょう。
なので個人的には、「野菜スペシャリスト」については、履歴書の「資格」欄ではなく「趣味」の項目に書くことをお勧めします。
この勉強をしてどんな風に意識が変わったか、この知識を生かしてその後どんな実践をしているか、などを書くことで、よい自己アピールのチャンスが生まれるはずです。
野菜スペシャリストの肩書を仕事に生かす方法
「野菜スペシャリスト」のような、比較的簡単に取得できる民間資格は、就職や転職の際にはさほど評価されないのが現状です。
ただし、頑張って身に着けた知識を生かすのはあなた次第!
この知識を使って自分で仕事に活用すればいいんです。
野菜を扱うスーパーや飲食店でパートをしているとしたら、「野菜スペシャリスト講座」で学んだ知識が野菜の取り扱い方、売り方に生きてきます。
たとえば・・・
「○○はビタミンCが○○の3倍!
野菜スペシャリストAちゃんのおすすめは、ピーラーで極薄にカットした生サラダ!」
みたいに使います。
まとめ
人気のフード系資格である「野菜スペシャリスト」についてまとめました。
ユーキャンの通信講座で取得できる資格です。
難易度は低めですし、気軽に取り組めます。
野菜の扱い方や野菜に対する意識が変わりますので、自信をもって調理できるようになります。
お子さんの野菜嫌いを直したいとか、野菜の栄養を効率よく食事に取り入れたい、というママには最適の勉強ができるでしょう。
「野菜スペシャリスト」は就職に有利になるタイプの資格とは言えませんが、野菜や食品を扱う仕事の中でこの資格取得の際に得た知識を生かしていくことは可能。
資料請求は無料ですので、まずは資料をよく読んでみてくださいね。
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送られてきた資料をチェックして自分に向いていそうだと思ったら、思い切って取り組んでみてくださいね。
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