沖縄に行ったらぜひスーパーで買いだめしたい食材のひとつが「サーターアンダギーミックス」です。
沖縄土産にもおすすめのサーターアンダギーミックスで手作りする様子をご紹介します。
作ってみて分かった失敗しないコツもいくつかありました。
沖縄製粉のサーターアンダギーミックスはプレーンがアレンジしやすくおすすめ
サーターアンダギーミックスといったら「沖縄製粉」のが有名で、沖縄フェアなどではよく見かける商品です。
今回は沖縄のマックスバリュで246円でしたよ。
「黒糖」とか「紅芋」のサーターアンダギーミックスも並んでいるので、お友達にお土産として渡すならそちらのほうがちょっと目新しくて良さそう。
ちょっと可愛らしいので「かぼちゃ」のサーターアンダギーミックスもありました。
ですが、自宅用の場合はプレーンがアレンジが効くのでおすすめです。
ゴマを入れたり、ココアを入れたり、「紅芋パウダー」を入れるアレンジもできます。
※ただ、紅芋パウダーはベーキングパウダーと反応して緑色になってしまうので、要注意。
以前におから蒸しパンに紅芋パウダーを入れたら、紫の可愛い蒸しパンになる予定が、恐怖の緑色に!(笑)
びっくりした経験があります。
サーターアンダギーミックスに入れてみたらどうなるか、まだやっていないので今度試してみますね。
今回わたしは、沖縄のマックスバリューで特売していた「黒ザーター(黒砂糖)」を一緒に買ってきました。
黒砂糖が粉末状になっている商品で、使いやすそう。
これを一緒に入れて自家製「黒糖サーターアンダギー」を作ろうと思います。
黒糖入りサーターアンダギーの作り方

サーターアンダギーミックス500gに、卵3個、サラダ油大さじ2を入れます。
今回はアレンジで黒糖を大さじ2ほど加えました。
真っ黒なのが黒糖です。
(ただしこの量では色が変わるほどではありませんでした。
後述しますが、もっと甘くなっていいならたっぷり加えるか、混ぜ方を工夫したほうがいいかも。)
材料を混ぜる
ヘラでざっくり混ぜます。
袋裏の手順では、まず粉と卵を混ぜてから油を入れることになっています。
でも最初に全部一緒に入れてしまっても問題ありませんでした。
ぼそぼそしてるな、くらいで大丈夫、こねすぎ注意です。
30分寝かせる
これを30分ほど寝かせると、なじんで滑らかな感じに変わります。
丸めて油に入れる
手にサラダ油をちょっとつけて、生地を丸めます。
(手に油がついているので写真撮れませんでした・・・)
袋に書いてある作り方では「ピンポン玉大」と書いてあるのですが、気持ち小さめに丸めたほうが良いです。
直径3cmくらいのつもりで丸めると、揚げた後ちょうど食べやすい大きさに出来上がります。
(これより小さくてもだめ。サーターアンダギーの特徴である割れ目ができる前に火が通ってしまうのでただのドーナツになってしまいます。)
それを油で揚げるのですが、油の温度は140℃から150℃なので注意してください。
温度設定ができるコンロならいいのですが、普通のガスコンロだったらすぐ熱くなるので、途中でいったん火を止めるか、冷たい油を足すなどして温度が上がりすぎないように調節する必要があります。
割れるまでじっくり揚げる
ゆっくり揚げていると、パカッと割れ目ができます。
大体10分くらいかな。
これが笑顔みたいで縁起がいいということで、サーターアンダギーはお祝い事の席で食べられるお菓子だったそう。
割れ目ができてから1,2分で取り出します。
小さめに作っていればしっかり火が通っているはず。
大きめで心配な場合は竹串をさしてみて、何もついてこなくなるまで揚げます。
できあがり
しばらく油を切ったらできあがり。
冷めないうちにたべましょう!
今回黒糖を混ぜたのですが、揚げてみると思ったより色も味もついていませんでした。
揚げる前の段階では、確かに黒っぽかったのですが。
黒糖を入れた量が少なかったようですね。
そして中を見てみると、黒糖が粒のまま残っている部分も。
顆粒状の黒糖だったから溶け切らなかったみたい。
材料のサラダ油と黒糖を先によく混ぜて黒みつ状に溶かしてから生地に混ぜ込むと、もっといいかもしれません。
サーターアンダギーの失敗例
ミックスを使えばとても簡単に作れるサーターアンダギーですが、失敗することも。
大きいと火が通らない
以前に初めて作ったときは、沖縄で売っているみたいなげんこつサイズをイメージしていたので、つい大きめに丸めてしまいました。
すると中心まで火が通らず、外は黒焦げなのに生焼けという失敗作ができてしまいました・・・。
リカバリーのために電子レンジにかけましたが、これもかけすぎるとガチガチになってしまうのでちょっとずつ様子をみながら加熱する必要がありました。
沖縄のお店で食べた大きいサイズはどうやって揚げるのかな。
やはり業務用の大きくて深いフライヤーで揚げるとできるのでしょうか。
(ちなみに道の駅許田の売店で買えるサーターアンダギーは大きくてふわふわで、最高です)
油が少ないと焦げる
これは久しぶりに作ったときの失敗作。
天ぷら鍋に入れた油の量が少な目だったため、生地が浮かんでこれずにおしりが焦げてしまいました。
油の量は5cmから6cmでいいと沖縄製粉の公式ページ(基本レシピ)には書いてあるのですが、うちの場合それじゃダメでした。
うちの場合、鍋にたっぷりの油を入れることが失敗しないコツの1つのようです。
このあと油を足して揚げたらうまくできました。
まとめ・家庭でサーターアンダギーを揚げるときの失敗しない3つのコツとは
サーターアンダギーミックスを使って作る、小ぶりな一口サイズのサーターアンダギーを作った様子をご紹介しました。
作ってみてわかった失敗しないコツは3つ。
・「ピンポン玉」よりも一回り小さく丸めること
・油の温度が150℃より上がらないように注意すること
・油はたっぷり使うこと
最後までお読みいただきありがとうございます^^
自宅用に買い込んできた沖縄食材、他にもあるのでまたご紹介しますね。