コンパニオンプランツの役割とは?家庭菜園におすすめする理由


家庭菜園を始めると気になってくる「コンパニオンプランツ」。
コンパニオンプランツってなんのこと?
うちの畑にも必要?
 
我が家の小さな家庭菜園でも、コンパニオンプランツを取り入れた多品目栽培を目指しています。
コンパニオンプランツの役目と、家庭菜園におすすめな理由を簡単に解説しますね。

コンパニオンプランツは家庭菜園に向いている


「コンパニオンプランツ」とは「共栄作物、共存作物」のこと。
一口に言ってもすごく範囲が広いですが、野菜づくりで活用する場合は「混植」するのが基本です。

野菜のすぐそばにメリットのある植物を植えて、相互作用で元気に育てる、というのがコンパニオンプランツを組み込んだ家庭菜園の考え方になります。

ただこれって、私が野菜栽培に持っていた当初のイメージとは全然違いました。
”作物を大きく育てるためには、周りの草を抜いて、隣の苗とはしっかり距離をとって、養分を奪われないようにしなくちゃダメ”
そう思っていたのですけれども・・・
 
コンパニオンプランツを活用して混植栽培をすると、密植でもうまくいくんですね。

さらに食べられるコンパニオンプランツだと栽培品目も増えるし、とてもオトクな感じ 笑
コンパニオンプランツのおかげで病気が減ったり、水やりの回数を抑えることができたり、見た目もにぎやかで楽しくなったり。

コンパニオンプランツを植えたからといってすぐに劇的に変わる!というわけではありませんが、実際にやってみて、少しでも成果があるとさらに興味が湧いてきます。
 
いろいろ試せる小さいスペースの家庭菜園にこそ、コンパニオンプランツを組み込んだ栽培が向いていると思います。

コンパニオンプランツにはそれぞれ役割がある

コンパニオンプランツには沢山の種類があり、それぞれの役割と野菜の相性をよく考えて活用することがポイントです。

例えば、有名なコンパニオンプランツにはマリーゴールドがあります。
オレンジや黄色のキク科の花で、花壇でもよく見かける花ですよね。
私はマリーゴールドを花壇で見てもあまり好きになれなかったのですが、野菜を守ってくれると知って菜園内に植えるようになりました。
マリーゴールドは地中でセンチュウという小さな害虫を駆除してくれると言われています。

緑の葉ばかりの畝に、明るいマリーゴールドの花が咲いているのはなかなか楽しい光景。
コンパニオンプランツとして活躍する花やハーブなどは多いです。
 
さらに同じ野菜同士でも、助け合う関係のものはコンパニオンプランツと呼びます。

例えばトマトやナスと一緒の植え穴に、ネギやニラを植え付けると病原菌への対策になります。
ネギ類は、根に抗生物質のようなはたらきをする微生物がついているため、立ち枯れ病や炭疽病のような野菜の病原菌への対策になります。
一緒に植えるとネギ自体はあまり大きくは育ちませんが、伸びてきたら随時カットして食べられるのでちょっと得した感じ。

コンパニオンプランツの代表的な効果を分類すると

コンパニオンプランツの役割を分類してみました。
2つ以上の役目を持っている植物もあります。

主役野菜を守る役目

一緒に植えることによりメインで育てている野菜の成長促進や、虫を遠ざけるなどの効果があるもの。
匂いや色に特徴があるものが多いです。
また日差しを和らげたり、表土の乾燥を防いだり、余分な水分を吸収する、刺激となって活性化させるなどの働きにより守ってくれる植物もあります。
トマトとバジルなどは代表的ですね。

土の状態を整える役目

植え付け前の土や、収穫後の畝に植えることで土の状態を整える効果があるもの。
土内の殺菌になったり、余っている肥料成分を吸収してバランスを戻してくれるなどの作用です。
特定の野菜の後に育てるとよく成長するタイプの野菜もあります。
一例として、じゃがいもの跡地にネギを植えるというやり方があります。

栄養補給の役目

近くに植えることにより、メインの野菜に栄養補給をするタイプのもの。
空気中の窒素を土中に固定して土壌を豊かにする、いんげんや枝豆などマメ類が代表例です。
枝豆をトマトやナスの近くに植える方法は、私が一番気に入っているものです。

同時に育てて効率化できるもの

メインの野菜と相性が悪くなく、すぐそばで混植しても両方が育つタイプもあります。

すっと伸びる野菜と耐陰性があり根本に広がる野菜なら近くに植えても大丈夫、というように、
土エリアや空間の有効活用ができるので、狭い畑でもたくさんの種類の野菜を育てられます。
 
一例として、ネット栽培のきゅうりの根本にシソやラディッシュを植えるなどがあります。

相性が悪い植物もある

なんでも混植すればそれだけ効果があるのかというと、そうではありません。
相性が悪くて成長を阻害してしまう植物もあります。
 
例えば、ネギも豆類もそれぞれが実力派のコンパニオンプランツですが、この2つを一緒に植えると生育が悪くなると言われています。

コンパニオンプランツについて学ぶおすすめ本

コンパニオンプランツって奥が深くて、とても覚えきれませんよね。
教科書的な本をひとつ用意しておくと、いろいろ調べられて便利です。

家庭菜園でコンパニオンプランツを活用することに特化した本を私もよく読んでいます。

『コンパニオンプランツの野菜づくり』(著:木嶋利男)は見やすいイラストで解説してあってわかりやすいです▼

 
『野菜の植え合わせベストプラン』(著:竹内孝功)はそれぞれの役割の表現が可愛くて覚えやすいです▼
 
『市民農園で年間50品目の野菜を育てる本』(著:福田俊)は混植しながらリレー栽培する実例が解説されています▼
 

北海道の家庭菜園の場合は気候が異なるので、本の内容と全く同じにはできないこともあります。
でもそれぞれのコンパニオンプランツの性質や特徴を詳しく知っておくと応用ができますよね。

わからないことをピンポイント的に調べるならインターネット上でもいいのですが、各著者の経験を含めてまとめてある本はやっぱりわかりやすいです。
じっくり学びたいときは本ですね。自分の畑には何が合うのか考えながら、何度も読み返したりできます。

まとめ

コンパニオンプランツを野菜づくりに取り入れると色々メリットがあります。
病害虫を防いだり、生育を助けたり、栽培品目が増えたりなど、マイペースでやりたい家庭菜園向き!
今年の家庭菜園からコンパニオンプランツ栽培やってみませんか?
 

how to 北海道の家庭菜園
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