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12月の家庭菜園|北海道の畑は雪の中・・・

12月前半はなぜか10度超えの暖かい日が続きました。やり残していた畑の仕事を済ませなくちゃ。

12月5日 コンポスト堆肥を根本へ


一度は真っ白に覆われた畑も、このところのプラス気温ですっかりなくなりました。今年は暖冬の予想が出ていますがどうでしょうか。暖冬だからといって雪の量が少なくなるとも限らないので要注意です。
ともかく、やり残している作業が少しあるので暖かいのは助かります。

家庭用のコンポスターで生ゴミ堆肥を作っています

コンポストを取り出して、果樹やアスパラの根本に撒きました。すっかり黒黒と土のようになっているコンポスト容器の中身です。元は生ゴミと畑の残渣、刈草など。シマミミズたちがきれいに分解してくれました。生ゴミを入れるたびに土をかけます。
ときどき米ぬかや、ヨーグルト容器をすすいだ水、納豆容器をすすいだ水など入れることもあります。乳酸菌やバチルス菌の働きであっという間にいい発酵堆肥になるんですよね。時折、畑作業の合間にシャベルで底からかき混ぜて切り返しをして新鮮な酸素を入れ、むらなく分解されるようにします。

容器を引き抜くと、黒黒とした堆肥になっています

生ゴミ堆肥、もしかして抵抗がある人もいるかもしれませんが、全然嫌な匂いがしたりウジがわいたりなんてしません。基本的に野菜くずだけを使っていれば大丈夫。
あとはスイカの皮が大量に出たとかいうときですが、生ゴミの水分が多すぎると発酵する前に腐ってしまう可能性があるので、そんなときは土を多めに入れたり、乾いた草を混ぜたり、コンポスト容器の蓋をしばらく開けておいたりして調節。
コンポスト容器を使った生ゴミ堆肥の作り方については、別記事で解説しているので良かったらそちらもどうぞ。

ブドウ、フジのツルでリース作り

ツルを丸めてまとめます

後回しにしていたブドウのツルの片付け、やっとやりました。昔に、父がもらってきた枝を挿し木して放置していたのを保護したブドウで、すっかり大きくなっているのですがどうも花がつかない。この数年いろいろ試してみたのですがあまり効果がなく、毎年リース用のツルを取るだけになっています。

こちらはフジのツル。白っぽい。

今年はフジの花つきが良かったので、花びらを使ったジュースを楽しみました。いい香りでした。
伸び過ぎのツルをいくらかカットしてこれも丸めておきます。
ブドウもフジも、乾ききらないうちに丸めておくとそのままリースになるのですけども、完全に乾かして保存しておいて使いたいときにお湯で戻して形を付け直すこともできます。たくさん集めるとカゴを作ったりもできるので、楽しい材料です。

防草シートを被せておく畝

こんもりと刈草と土を載せた畝

今年ミニトマトやピーマンを育てた畝は、残渣を切って載せて、さらに刈草もたくさん載せ、さらに土をかけたというところまで、11月の日記で載せたと思うのですが、その後防草シートで覆いました。

防草シートはビニールシートと違ってある程度水を通すのですが、通気性を保ちつつびしょ濡れになることは避けられます。シートの下で有機物がゆっくり分解して堆肥化していきます。雪の下でも同じことが行われると思うのですが、シートを掛けたときと掛けないときとでは違いがあるのか?実験の意味もあり今年はこうしてみました。
菌ちゃん先生こと吉田俊道さんの土作りも有機物をたくさん盛り上げてシートをかけて寝かせるんですよ。あれをちょっと真似しています。菌ちゃん先生がシートについて「屋根をかけてあげるつもりで」と言っていたので、大量の雪から守るつもりでかぶせてみたというわけ。このまま雪の下にして、来春の様子をまた観察しましょう。

毎年土をリセットする慣行農法をやめて自然栽培風の方法に移行してから、雪が降る前の「寒起こし」も堆肥の鋤込みもやらなくなりました。堆肥は草やコンポスト堆肥を上に乗せるだけ。基本的に畝も崩しません。とっても気楽!

12月27日 すっかり雪に覆われました

12月29日のようす。

雪が降ったりとけたり、雨が降ったりという変な12月ですが、とうとう気温が下がってきました。日中の気温が0度くらいになるともう降った雪はとけずに重なっていくだけです。これを雪国では「根雪」になったといいます。
畑ももうこれからは雪が増えていくばかりですね。雪の下は0度前後に保たれて、意外かもしれませんがガチガチには凍らないんです。カシスとかラズベリーなどの小果樹の根を守るためにも雪が積もってくれたほうが安心です。

まとめ

今年の家庭菜園も無事終了しました。雪がとけるまでおやすみなさい・・・。
今年の家庭菜園日記はこちらのページにまとめました。

2023我が家の家庭菜園記録まとめ
月ごとの記録を順番に見られます。北海道の札幌近郊での栽培です。興味のある方はよろしければどうぞ。
最後までご覧いただきありがとうございました*

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