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メープルバターとは?メープルシロップとの違いと美味しい使い方

メープルシロップとメープルバターの違い
「メープルバター」は日本での流通量が少ないですが、一度食べるとはまる人が多いみたい。

私もカナダのスーパーで「メープルバター」を見つけて自分土産として買い込んできました。

ところが、はじめて食べてみてちょっとびっくり。
これはメープルシロップが好きな人でも好き嫌いが分かれるかも!?

この記事ではメープルバターとはどんなものか、特徴と美味しい食べ方アイデアについて書いてみました。

メープル好きな夫がメープルバターは好きじゃないと言った

メープルバターの瓶
実はメープルシロップが大好きな夫がカナダ旅行前にいろいろ調べて「メープルバターってあるらしいよ!スーパーで探したい!」と言ったのです。
それでわざわざ旅行中地元のスーパーで探したわけです。
小さい瓶だけど小さい割にまあまあしたのよね。(それでもスーパーのPB商品なのでお手頃なほう・日本で買う値段の半額以下ではあります)

大きいスーパーに行ったのですが、そこにはこれ1種類しか置いていませんでした。
メープルシロップはたくさんあったんですけどね。
もしかしてメープルバターってカナダの人はあまり食べてない?なんて思いながら買ってきたのです。

それを食べるのを楽しみにしていて、先日ようやく開封。
メープルバター
開けてみると少し液状に分離している感じですが、見た目はピーナツバターのような色。
結構固めのテクスチャーです。

これを熱々のホットケーキにのせてみると、溶けるかな?
メープルバターを塗ってみる
いえ、バターのようにじゅわっと溶けるのかと思いきや、少し柔らかくなるくらいで溶けて流れる感じではありません。
ではいざ実食。

あれ・・・?
なんか思っていたのとちょっと違うような・・・もっとクリーミーだと思っていたんですが、ざらざらした食感です。
ここがメープルシロップ大好きな夫にとっては残念ポイントだったようで、「これあんまり好きじゃない」だって。

ホットケーキには絶対合う!と確信していたのですが、メープルバターが思ったよりも固かったため、とても塗りにくかったのです。
無理して塗るとホットケーキのふんわり感が台無しに・・・。

※その後インスタ上で頂いたコメントによると、塗りやすいタイプのメープルバターもあるとのこと!
メーカーや商品によって固さには違いがあるのかもしれません。また、保存の温度なども気にしたほうがいいですね。

夫くん
やっぱりホットケーキはメープルシロップでジューシーになるほうが好きだな。
racss
そ、そうですか・・・。

はじめてメープルバターを食べたわたしたち、どうも上手な食べ方ができなかったようです。
そもそも、メープルバターってどんな食べ物なの?というところから知っておくべきでした。

メープルバターはメープルシロップからできている

メープルバターって何でできているんでしょうか。
ざらざらしていたというのももっともなことで、「メープルバター」にはバターは入っていません。
材料も「100%メープル」と書いてあります。
つまり、メープルバターとはメープルシロップを煮詰めてクリーム状にしたものだったのです。

夫くん
だから固まったハチミツみたいなザラザラ感なんだー。
  • サトウカエデの樹液を煮詰めて40分の1にまで濃くしたものが「メープルシロップ」です。
  • さらにメープルシロップを煮詰めてから、冷やしながら攪拌して練ると「メープルバター」になります。
  • さらにどんどん煮詰めていき、かき混ぜないで静かに結晶化させると「メープルシュガー」になります。

メープルバターの成分表示
メープルシロップは白砂糖と比べるとカロリーが低く(100g/257kcal)、カリウムやカルシウム、マグネシウムなどのミネラルが多いので、健康的な甘味料なんですね。
うちでもヨーグルトやミルクコーヒーに甘みをつけたいときはメープルシロップ、というのが定番になっています。

メープルバターは家庭でも作れる

メープルバターは大量のメープルシロップがあれば、自宅でも作ることができます。
コストコの大容量のメープルシロップがあまりそうだったら、メープルバターにして容量を減らして保存、なんてこともできます。
作るときは「熱したメープルシロップの鍋を氷水につけて冷やす⇒固くなるまで練る」という手順です。

メープルバターは固めのクリーム状なので、柔らかいホットケーキに塗る場合は少し温めてゆるめてからのほうが良さそうです。
そしてスプーンで塗るより、バターナイフで塗ればホットケーキの表面もボロボロになりずらいですね。

さて、固めのメープルバターの特性を生かして、メープルシロップよりもおいしい使い方があるので、ぜひ試してみたい!

メープルバターはトーストとの相性抜群

まずはメープルバターはホットケーキもいいですがサクッと焼いたトーストに塗るのにも向いています。

これまでも家ではメープルシロップをトーストにつけて食べていましたが、こぼれることが多く、こぼさないためにはメープルシロップが自然にパンに染みこむまで少しおくようにしていました。
これがメープルバターだったらざっざっと塗れば良くなるのですごくいいです。

実際、メープルバターにはまる人の多くはトーストに塗って食べているみたいですね。

メープルバターの使い方|メープルシロップより美味しいアイデア

メープルバターの小瓶
うちのメープルスキーさんにはそのままでは不評でしたが、メープルバターはメープルシロップがぎゅっと濃縮されたものと考えるとかなりお得感があります。

ミルクティーやホットミルクにひとさじいれて、メープル風味をつけるのにはシロップよりもこちらのメープルバターの方がいいですね。
液体のシロップは混ざりやすいですが、ホットの飲み物に入れるとちょっと温度が下がってしまうのが嫌だったので。

また、クッキーやマフィンの生地に練り込んで焼くのも液体のシロップではやりにくいですが、メープルバターなら簡単。

さらにパウンドケーキやバターケーキの上にのせて焼くと表面に流れて照り照りで美味しそうな仕上がりになります。
揚げたての大学芋に絡めるのにも向いています。

我が家ではバターとメープルバターを混ぜて使うことに

さて、3瓶も買ってきてしまったメープルバター、どうやって使い切るか。
我が家ではバターとメープルバターを一緒にトーストに塗る、というパターンが一番多そうです。
そこでバターとメープルバターを混ぜておくことにしました!
これは絶対美味しいでしょ。よく練り混ぜるととても塗りやすくなります。
「自家製メープルバターバター」ですね。

ココナッツオイルと混ぜておくのも絶品

これは室温が低くにココナッツオイルが固形になっている時期限定になるのですが、メープルバターとココナッツオイルを半々で混ぜるのも絶品です。
こちらはインスタグラムで投稿したのを貼っておきますね。

メープルバターまとめ

メープルシロップ好きが皆メープルバターを好きかというと、必ずしもそうではありませんでした。
でもその美味しさにはまると抜け出せないかも!
いろいろなメーカーのメープルバターがあるので、食べ比べしてみるのも楽しそうです。

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