今年も青じそがわさわさと茂っています。
青じそを大量に食べるための我が家のレシピをご紹介します。
これは毎年こぼれ種から生えてくるシソ。赤しそも青シソもあるけれど、青シソはトマトの根元に植えてコンパニオンプランツとして活躍させます。
トマトのコンパニオンプランツと言えばバジルですけれども、同じシソ科なんですよね。
トマトの足元から水分を吸ってくれて、トマトを甘くしてくれるという役割がありますが、青シソでもOK。
青シソはトマトの陰で柔らかく育ちます。
英語ではジャパニーズバジルって呼ぶらしいですよ。
で、大量の青シソの葉を収穫。
夏のそうめんやお刺身の薬味に使うには限界があるので、大量に消費できるレシピを試しています。
その中で気に入って毎年作っているものをご紹介!
大葉(青シソ)のオイルパスタレシピ バジルソースに負けないうまさ!
一人分のパスタで青シソ10枚以上使えます。できればもっと入れたいくらい。中途半端な量だとダメです。
パスタを茹でている間にソースを作ります。
青シソ 10枚以上
ベーコン 好きなだけ
にんにく ひとかけ
塩コショウ
オリーブオイル 大さじ3
私はすりおろしにんにくのチューブを使うことが多いのですが、チューブなら絞り出して1人あたり1センチくらい。
オリーブオイルが美味しいけれど、グレープシードオイルだとくせがなくて青じその香りが際立つのでそれもおすすめ。
オイルは多めに使い、材料の旨みがオイルに移るようにします。

2. 大きめのフライパンにオイル、ニンニク、ベーコンを入れて弱火で加熱します。
3. ベーコンから油が出て、ベーコンに焼き色がついてきたら、青シソを投入。
4. 焦げないようかき混ぜながら、青シソが濃い緑色になったらOK。
5. 塩コショウで味を調えます。
6.茹でたパスタと和えてできあがり。
作りながらいい香りがしますが、バジルソースを作っているときとそっくりな香り。
やっぱり同じシソ科だからでしょうか。
食べると、バジルほどツンとした刺激はなく、優しい感じ。
お醤油を少し垂らしても美味しいです。
家族の人数分作るとなると、かなりたくさんの青シソを消費できます。
青シソノンオイルドレッシングの作り方 もう買わなくていい?!
市販の青シソドレッシングが大好きな夫。確かにさっぱりしていてうまみもあって美味しいです。
だけどあれって人工的な味。自家製で作れたら一番いいですよね。
お醤油にシソの香りを移せばいいのではないかな。という単純な発想で作ってみました。
私の作り方はかなり適当ですが、クックパットなど検索するとたぶんもっと丁寧に作っている方がいるはず・・・。
醤油 200㏄
酢 100㏄
砂糖 大さじ1
水 150㏄
かつお節 ひとつかみ
うまみを出すためにかつお節で出汁をとって使いますが、もっと簡単にしたいなら市販の麺つゆを使えばいいと思います。
麺つゆを使う場合は、麺つゆ+酢で濃さは水で割って調節する感じで。
2.鍋に醤油、酢、砂糖を入れて沸かし、青シソを投入したら軽く混ぜ、火を消します。
3.かつお節と水を軽く煮立てて出汁をとります。量が少ないので電子レンジに1分半かけて冷めるまで置きます。
4.2と3をそれぞれ漉してから合わせます。
5.瓶に入れて冷蔵庫で保存します。
青シソを入れて火を止めるのは、長く加熱するとシソの苦みが出るからです。予熱でじんわりシソのエキスを出すというイメージです。
このドレッシングの味は、市販のに比べると甘み控えめ。でもシソ本来の味がしっかり移っていると思います。
簡単にするため酢を使いましたが、これをりんご酢にするとか、レモンを加えるなど工夫すればもっと美味しくできそう。
大葉の醤油漬け ご飯のお供に
青シソの葉で虫食いがなくほどよい大きさのものを集めて、醤油漬けにします。
保存がきいて、ご飯をくるっと巻いて食べると美味しい。
醤油漬け、というけれど、辛みを入れたりごま油を入れたり、麺つゆで作ったりと気分でいろいろ。
丸い保存容器に一枚ずつ重ねて作るのが好きです。
どんどん重ねて、上から醤油をひたひたに入れます。数日置くと大葉はペタッとなってかさが低くなります。
その時点で漬け汁が少ないようだったら少し足し、完全に汁に浸るようにしておくと冷蔵庫で半年くらいは持ちますよ。
これは豆板醤を入れて漬けたバージョン。漬けて1か月です。
おにぎりに巻くと美味しいんだ。
青シソの成分はアレルギー対策にも
青シソの栄養分について調べましたら、特にビタミンAとビタミンKが多いんだそうです。
ビタミンAは油に溶け出すので、青シソのオイルパスタはいいんじゃないでしょうか。
そしてあの香り成分であるペリルアルデヒドには防腐作用と殺菌作用があるので、お刺身のつまにぴったり。
食欲増進作用があるので食欲が落ちやすい夏の薬味にぴったり。
それからαリノレン酸が含まれていて、これは悪玉コレステロールを減らす働きで知られている成分ですが、免疫力アップに役立つのでアレルギー対策にもいいとのこと。
ただし揮発しやすい成分が多いため、栄養成分を意識するなら加熱しすぎないほうがいいそうです。
レモンバームやネトルなど抗ヒスタミン成分が含まれているし、炎症を鎮めるミントもシソ科だし。
赤紫蘇ジュースを作るときに半分は青じそにするとさわやかな味になります。
春のアレルギー対策のために冬の間飲む、濃縮赤紫蘇ジュースの作り方はこちらです。
関連記事「しそジュースの作り方 濃縮タイプとストレートタイプ」
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