2022年の6月の家庭菜園記録。
今シーズンの北海道(札幌近郊)は寒い!
育苗していたミニトマト苗やナスの苗がなかなか大きくなりません。
6月4日 きゅうりの鉢増し
「枝成王子」の種をまいて育てているキュウリ苗、6センチポットが小さくなってきたので間引きしてから大きいビニールポットへ鉢増ししました。きゅうりは斜め植えにするとしっかりした根になるんですってよ。
参考にしている本▼
10日前に大きな果樹鉢にまいた大浦ごぼう、芽を確認しました。
裏庭に一昨年植えたみょうがはまだ小さいのですが、今年も無事発芽です。
セルトレイ苗のビーツを定植したあと、間に種をまきたしたところ。
セルトレイ苗がいまいち生育が良くない気がしたので、直まきも育ててみます。
ビーツは一昨年の秋に育てて豊作でしたが、昨年は同時期から育苗したのに猛暑で生育不良でした。
そこで今年は春から育ててみようとチャレンジしているのですが、今年の春は春で天候不順なのでうまくいくでしょうか。
もしこれがイマイチだったら、しっかり食べるために秋にも育てたいです。
2020年は7月から育苗して9月に初収穫でした▼
6月14日 苗の様子
やっと夜間の気温が安定してきました。夜間の気温が10度以上になれば夏野菜を定植しても安心ですが、今年は遅かったなあ。
育苗中の苗たちは毎日目を離せないのですが、昨日まで数日家をあけることになり、水やりだけは母に頼んでいきました。
帰ってきて苗の様子を観察してみると・・・
よかった、みんな元気みたい。きゅうりの本葉が出てきています。
ナスの苗は寒いのか縁が紫がかっているものもあるけど、特に変わりなし。
あとは出かける前に定植していたものたちの様子はどうかと、畑を見回ります。
あらッ、ズッキーニの苗、黄色くなって不調みたい。ビニールであんどんはかけていったのだけど寒さのせいか、それとも根の下に仕込んでおいた堆肥が未熟だったのか。
ミニカボチャも同じような感じで葉が黄色になってきていました。うーん、どうするかなあ。
ミニトマトの苗、枯れてる!地植えしたら大丈夫とおもったのだけど、いない間の強風と水不足のせいでしょう。庭の水やりも頼んでいけばよかったかなあ。
たくさん育てていたミニトマト苗ですが、これで生き残っている苗は2本になってしまいました。
プランターで管理しているいちごは収穫期です。こちらは四季成りのサントリー「らくなりイチゴ」。
固形の油かすで追肥をしました。基本的に今年は無肥料でやっているのですが、プランターは別。
中粒の油かすがプランターのはしに埋め込みやすくて、使いやすいです。
使っている固形の油かす▼
じゃがいもの畝は芽が出揃ったみたい。
5月12日に種芋を植え付けて、約1ヶ月ですね。芽はたくさん出てきたけれど、1箇所4つにして多い芽は間引きます。
そっと引き抜くようにすると、根がついて抜けてきます。それを空きスペースに植えておくと、うまく行けばそこにも芋ができて得した気分を味わえるんですよね。
ただし、じゃがいもはナス科の連作障害のもとになりやすいので植える場所はよく考えなくちゃいけません。
ウドの脇芽を収穫。天ぷらにします。
そのほか、チンゲンサイ、間引きかぶ、いちご、菜の花やチャイブの花など、細々と収穫しました。
チャイブも天ぷらに。
チャイブの花はピンクが残ってかわいい。食感はサクッと儚げな感じのあとにネギの風味が広がります。ビールのおともだね!
6月16日 いろいろ苗をもらってきました
家庭菜園をやっていると言うと、喜んでいろいろ教えてくれる年配の友人が複数名いるんです。
トマトの苗が枯れてしまった話をしたら、昨年のトマトが自然生えしているのがあるからあげるよ、だって。
早速飛んでいきました。
トマトの苗はまだ移植サイズではなかったのでもう少し育ててもらうことにして、その他いくつか勧められるがままに、友人宅で育っている野菜苗をもらいました。
これはパセリ。このときはイタリアンパセリかと思ったけど、後日育ち具合をみたらカールしてきたのでカーリーのパセリでした。
パセリは2年草だったと思いますが、友人宅ではトウ立ちさせて種をこぼしておいて毎年生えてくるのを育てているらしい。
ちょこっとあると便利なパセリ、わたしも今年はそうしてみようかな。
これはみょうが。友人宅でものすごく茂っているのを掘り起こしてくれました。増えすぎて困っているんだって。
その根を見たら、すごくゴツゴツと大きくてびっくりです。
我が家に一昨年植えた根は小さく細切れだったもの、そりゃあなかなか大きくなれないわけだ。
ごそっともらってきたみょうがは裏庭に植え付けてみたところ、上の葉も枯れずに根付きました。これでみょうが収穫の楽しみが増えた!
こちらはフリルレタス。これも毎年こぼれ種で生えるのを増やしているんだって。
レタスはいまサンチュとサニーレタスを育てているけれど、フリルレタスのほうがサニーレタスより苦味が少なくて食べやすいと家族がいうので、もらってよかったです。
このあと雨が降る予定で大急ぎで移植作業しましたが、その雨のお陰でみんなしっかり根付いたようです。
さて、こちらは実験的にトマトのあまり種をセルトレイにまいてみたものです。
室内の窓際においておいたら、すぐ発芽。室内はいま20度くらい、日が当たるともう少しあがります。やっぱり発芽適温になっていたらすぐ出てくるんですね。寒い時期にまだかまだかと発芽を待っていたのはなんだったのか、という。
今からだと冬前に収穫するのは難しいと思うのですが、もししっかり育つ苗があったら、プランターに植えて寒くなったら室内にとりこんで育ててもいいかもしれません。
6月22日 いちごとじゃがいもを垂直仕立てに
こちらは宝交早生(一期なりのいちご)のプランター。
茎が立ってきたので、麻紐で縛って垂直仕立てにしてみました。
垂直仕立てはいろいろな作物で有効だけど、いちごもおすすめみたいです。ランナーが伸びてきたら、それもまっすぐ上に伸ばすんだって。
今年はイチゴの子苗を作って植え替えしたいので、垂直仕立てで元気に茂ってくれたらいいな。
じゃがいもも今年は垂直仕立てに挑戦です。
いつもだらんと広がってしまって、アブラムシもついたりして困るじゃがいも、支柱に縛るとスッキリしていい感じですね。
垂直仕立てのいいところは、葉が広がらないので狭い区画でも育てられること。
葉全体に太陽を浴びなくていいの?と思うのですが、葉を立てることで成長ホルモンが活性化するから大丈夫なんだそうです。そして無肥料でよいし、害虫を寄せ付けないホルモン効果もあるそうで、小さな家庭菜園にとってはいいことづくめ。
参考にしているのはこの本▼
こちらは待機中の苗たち。
ミニカボチャの風よけのためのビニール行灯の中に、ナス、ピーマン、きゅうり、大玉トマトの苗(瀕死)。ほとんど育っていないパプリカの苗もあります。
このチビさんたちの中から、しっかり育つものは果たしてあるのでしょうか。
とりあえず、もうそろそろ定植しなければ秋までに収穫ができない時期なので、ここで外の気温に慣れてもらっているところです。
6月25日 きゅうりを定植
今日はきゅうりを定植しようと、まず支柱とネット張りから始めました。
きゅうりって、生育から収穫終了までは短いけれど、けっこう植えられる期間は長いんですね。
だから苗を植え替えていけば秋きゅうりの収穫まで栽培できるということだけど、秋の短い北海道では今時期に植えるのが最後じゃないかなと思っています。
菜園入り口から見た様子。
手前は垂直仕立てのじゃがいもたちで、真ん中畝の右側に今日立てたきゅうりネットがあります。
今年はきゅうりも垂直仕立てにしたいので、竹の支柱を交差させてから真ん中にまっすぐネットを垂らしました。
写真では見えにくいですが、両端に3本ずつ支柱を交差させていて上に1本の支柱を渡しています。ネットの下にも支柱を結んで、ネットがバタバタしないようにしました。
ということで全部で8本の支柱を使うことに。8本も使うとさすがにぐらつかなくていい感じ。
畝の肩にもさもさと茂っているのはハコベ。伸びてきたらハサミでカットして、小さい苗たちの足元の草マルチとして使うのに便利なんです。
小鳥か鶏を飼っていたらなあ。ハコベを喜んでついばむ姿が見られるのになあ。って毎年思っています 笑
ハコベは比較的肥沃な土に生える草だそうで、うちの畑もようやく整ってきたのかも。
でも同じ畝に酸性度の高い土を好むスギナも出てきたりするので、ちょっとよくわかりませんけどね。
6月27日 ナスを定植
今日はいよいよナスを定植です。まだまだ小さくて不安ですが、種からよくここまで育ってくれた。
なんとか育つかな、というサイズが2つ、たぶん消えちゃうだろうな、というミニサイズが2つ。
それぞれに支柱を立てることができないくらいの小ささなので、不織布でトンネルをかけて風よけにします。
こちらはセルトレイで育てていたレタス。サンチュとサニーレタスの第二弾です。
レタス類は害虫が少なく、日陰でも育つし、混植できる野菜もたくさんあるので、他の野菜の隙間に植えるのに便利。特に赤いサニーレタスはその色でコンパニオンプランツとしても活躍してくれます。
今回のセルトレイ苗レタスは、きゅうり畝の肩に点々と植えました。
こちらは裏庭のビーツ。
大きいのがセルトレイ苗で植えたもので、小さいのが直播きしたもの。
すごく狭い場所に育てているのだけど、大きくなれるかな?
6月29日 チンゲンサイ最終収穫
さて、6月も終わります。雨続きで寒い感じ。雨がふるのは助かるけど、気温が上がらないと夏野菜が育たないなあとやきもき。
今年失敗したのは、ビニールマルチを被せなかったことです。
これまで毎年、地温を上げるために、早めに透明のビニールマルチをかけてあたためていたのですが、昨年は夏野菜の栽培品目が少なかったので使いませんでした。
今年は自然栽培を意識しているせいもあって、ビニールマルチには手が伸びなかったのです。しかし、予想外に気温が上がっていないし曇りと雨が多くなっています。
だからやっぱり夏野菜用にはビニールマルチしておいたほうが、小さい苗たちの生育促進ができたのでは。
来年はよく計画してみようと思います。
ミニカボチャの様子。全然大きくなってないけど花芽がついています。これは大きくなれないから枯れる前に子孫を残そうとしているに違いない。
ズッキーニはミニカボチャよりは大きいですが、15センチくらいから伸びていません。
咲いているのは雄花。株がしっかりしないうちは雌花はつかないんだって。体力を使わせないように、雄花は摘んでしまいます。
ズッキーニは6月にマルチをして直まきで育てていつもうまくいっていたけれど、今年の育苗してから植え付け方式はいまいちですね。
育苗してからのほうが早く大きくなるかと思っていたんですけどね。
こちらは育苗したミニトマトの生き残り。じわじわと大きくなってきました。実がつくまでいけるといいな。
トマトに関しては、友人からもらう予定のミニトマト苗が今の楽しみです。
いいサイズになったら連絡くれるんだって。
雨上がりにカブとチンゲンサイなどを収穫。
チンゲンサイは花芽が見えてきたのでほとんど最後の収穫です。
春からだと徒長せずまあまあ食べられるサイズに育って楽しめました。チンゲンサイはクセがないので、うちの家族も文句を言わずに食べてくれます。
6月の家庭菜園まとめ
今年はなかなか暖かくならず、種から育てたミニトマト苗も枯れてしまったり、ズッキーニもナス苗も小さいままだったりと順調とはいえません。
きゅうりは今のところ順調なので夏に期待しています。
チンゲンサイや春菊、菜の花などの葉物野菜を少しずつ収穫できた6月でした。
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