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6月の家庭菜園|2023北海道道央|夏野菜の植え付け

藤の花も咲いたから、このあたりも夏野菜の植え付けや豆類のタネを露地まきできます。
藤の花が咲いて、カッコウがなくようになると遅霜のおそれがなくなったということなんですよね。
昔ながらの自然の合図です。
ということで我が家の畑もにぎやかになってきました。

6月1日 ミニトマト、ピーマン苗の植え付け


先日買っておいた中玉トマト、ミニトマト、ピーマンを植え付けました。
今年は昨年の失敗を踏まえてナス科の苗は無理して育苗せず購入しています。(昨年育苗したミニトマトとナスは春先の管理の失敗で大きくなれず、ナスは越冬させたものの再定植時期までは持ちませんでした・・・)

それから、畝のビニールマルチもナス科には必要と判断して今年は再びかけることに。先日用意しておきました。(ビニールのゴミが出るのが嫌でこの2年はやめていましたが、やっぱり保温、保湿のためにあったほうがいい)

やはり北海道の春の遅さ、寒さの中でできるだけ効率よく収穫まで持っていくには、お金と手をかけるところはかけ、割に合わないことはやめる。という割り切りが必要ですね 笑
ナス科の育苗はまた余裕のある年に挑戦してみよう。

インスタには2日に投稿

冬越しほうれん草収穫


これは秋まきのほうれん草で、秋のはじめにまいたけれどまだ小さいうちに雪の下になってしまったもの。籾殻くんたんで覆土するという方法を試しているけれど、初期の生育が遅い気がします。貝殻石灰での酸度調整に戻したほうがいいかも。
とはいえ、植えっぱなしにしておいてよかった。春から再び成長してここまでになりました。
そろそろトウ立ちしそうなので、全部収穫します。

春一番にほうれん草をまいて今くらいから採れ始めるというのがいつものパターンでしたが、春先に手を抜くためにあえてこういう栽培もいいかもしれないですね。不耕起栽培じゃないとできないですけれども。

その他の葉物類は少し大きくなった

他にもこぼれ種のサンチュや先月まいておいた春菊、ナバナ、ルッコラなどがベビーリーフサイズで収穫できるようになっています。

奥がサンチュ、手前左は小さいままの越冬ブロッコリー(小さな頂花蕾を収穫後切りました)、赤いのはいただき苗のサニーレタス。

中葉春菊。

ルッコラ。

ナバナ。

アスパラはそろそろ最終です。

裏庭のミツバも美味しい時期。

ナバナについて覚書。

トーホクの「な花」の種を使っていますが、このあたりだと雪が降るまえにまいておいて春に収穫する方法はほとんどできなかった。
雪解け直後に種まきして、しっかり間引きながら育てることが必要。間引かないと株は大きくならないので花だけ楽しむことになる。
越冬させて春に食べるためなら「冬菜」という名称の種がいいと年配の菜園友達からの情報。

ナバナって地域ごとにいろいろな品種がありますね。菜の花として収穫する専用品種の種をいくつか見かけます。

ただし、アブラナ科がトウ立ちしたものはすべて菜花と呼びますけどねえ?
秋に育てた小松菜を春まで置いておき、菜花を楽しむというのはうちの畑でもうまくいきました。

白菜や大根も同じようにできるそうだけど、昨年残したミニ大根は雪の下で消えてしまった。雪白体菜もだめでした。
白菜の菜花はとても味が良いということだけど、狭い畑で頑張って白菜育てたらトウ立ちするまで置かずそのまま食べたいよねって菜園友達と話しているところです。笑

理想は、新たに畝立てする前の4月はじめくらいに大きくなって食べられる品種かな。我が家の場合。ナバナがあるから今年の畝調整ができないというのでは本末転倒ですもんね。
小松菜くらい寒さに強いタイプが必要かと。
これは引き続き毎年いろいろ実験してみようと思っています^^

インスタ6月3日の投稿

6月6日ミョウガタケ初収穫


3年前から植えたミョウガがやっと昨年から収穫できるようになっていますが、この春は新芽の量がすごく増えている!
そこでミョウガタケとして春にも収穫することにしました。
昨年は友人宅からもミョウガの株をもらったので我が家のミョウガゾーンが増えています。
ミョウガタケは生でかじるとミョウガのあの味そのまま。
消毒を兼ねて熱湯でさっと湯通ししてからいただきました。

肉巻きも試したよ^^肉巻きにするときは生のミョウガタケをそのまま巻くほうが香りが強くてよさそうです。ただちょっと硬かったかなあ。
酢漬けのほうが楽しめるかもしれません。

インスタ投稿で詳しく載せました

6月11日 ルバーブ初収穫


昨年株を縮小したルバーブ、どんな感じかなと思ったけど生育は旺盛です。
まだ軸が十分のびていないけれど、少し収穫しました。
みずみずしくて太めで美味しそう~今回は友人にもお届け。

にんにくの花芽収穫


アスパラの手前に植えているにんにくに花芽が出ているのを発見。にんにくの花芽って、軸の中から「わ」になって出てくるから見つけにくいですよね。形も面白い。
でも強烈なにんにくの香りがちゃんとあるので炒めるととても美味しいです。1本ずつしか出てこないし、生育がイマイチの株にはつかないこともあるので貴重な収穫。

オニノゲシ収穫

オニノゲシ。放置していると1mから2m近くなるらしい。

オニノゲシが我が物顔に生えていて、ちょっとおもしろいのでそのままにしていました。
本当はアザミだったらいいなと観察していたのですが、トゲトゲのノゲシでした。
花がついてその判断がついたという。

アブラムシがたくさんついていて、これはバンカープランツとしての役割を果たしてくれているのではと思います。隣にじゃがいもの新芽が出てきているので助かった。
オニノゲシも食べられる野草なので、蕾とやわらかそうな部分の葉を少しいただき、あとは後日切り倒しました。なぜかというと後ろに出てきていたひまわりの芽に日があたらないから。交代してもらいましょう。
オニノゲシは美味しかった!食べ方はまたそのうち。

6月12日 いんげん用の畝を整備

ビフォー。

畑の奥側の畝、ひとつ放置していました。昨年ミニトマトの育苗したものや脇芽苗を植えたけれど、少ししか実らなかった畝。朝と夕方に日陰になるのが早く、高畝なので乾燥しがちな場所です。
どうして放置していたかというと、ここにフリルレタスや青しそのこぼれ種発芽したものがたくさんあるから。少し大きくなるまで待っていました。サンチュより発芽が遅かったですね。
レタスを整理して移植し、いんげん用の支柱を立てる予定。

アフター。

はい、整備終わりました。深く耕すのではなく、表面の草をはぐくらい。畝の形を整えました。

フリルレタスとシソ再植え付け。

数日後にいんげん播種


整備した畝に、ダイソーで見つけた平いんげんを播種。
この種、品種は育てやすくて有名な「穂高いんげん」でした。8粒しか入っていないけど、55円だったらいいよね。

実はこの春育苗したモロッコいんげんが一つしか成功しなかったのです。
今年は部屋の中で枝豆といんげんの育苗したのですが、どちらも失敗。温度管理がしやすくていいと思ったのですが、意外と寒くて発芽できずにいるうちに腐ってしまったみたい。

種がなくなってしまったので、でかけた先のダイソーで種を見つけて助かりました。
この何年も豆類の育苗失敗したことなかったのですが・・・残念。育苗っていうのは早く植えられるよう一足先に育てておくものなのだから、発芽が遅いんじゃ意味ないですよね。
今からだと直播きするしかありません。枝豆もミニトマトとピーマンの畝に直播き済みです。

12日のインスタ投稿

急に暑い日が続く

6月後半になっていきなり夏日が続きました。あつすぎると庭作業もできないですよね。
夏野菜には嬉しい暑さかも。
今年もナス科のトマト、ピーマン、じゃがいもは垂直仕立て栽培をします。
じゃがいもは更に黒マルチの三角畝栽培、以前に良かったので今年再びやっています。

垂直仕立てのこと

垂直仕立て栽培、画期的な栽培法です。

菜園友達にも何人か本を貸したりしたのですが、いまから無肥料に変えてこの変わった栽培法をしようとは思わないみたいですね・・・ハハハ

インスタなどでは以前より見るようになって情報交換もできるようになってきたので嬉しいです。
全部の野菜でやるというのは現実的ではない感じがしますが、うちではミニトマトが暴れないというのが一番メリットに感じてやるようになりました。ピーマンは今年からです。

にんにく、ズッキーニ、大根でも手応えがありましたね。じゃがいもは垂直仕立てによって収穫量が増えたかどうか、昨年だけではわからないけれど、葉が広がらなくていいので今年もやろうかと。

6月25日 スナップエンドウ収穫


4月はじめから育苗して4月末に植え付けたスナップエンドウがようやく採れるようになりました。植え付けから2ヶ月待ちです。
でも「つるなし あまいえんどうnext」大きくて食べごたえのあるサイズ、待ったかいあるな。
植えたのはこの種。

ジャンボにんにくの花芽収穫。

ハスカップも実が色づきました。

プランターのいちごも時々採れます。

ミントやレモンバームも元気。

ただ今年タイムが調子悪いんですけど、昨年モリモリだったのになぜでしょう。

育苗して植え付けたナスタチウムも開花しました。

食べられる野草ツユクサの若芽。

まとめ 今年のチャレンジ、昨年の実験結果

夏野菜を植え付けると、いよいよ北海道の家庭菜園も本格的に始まりって感じですね。
今年初めてチャレンジするのは、ピーマンの垂直仕立てです。

それから昨年から育てているジャンボにんにくの成長も楽しみ。普通のにんにくとは少しズレている感じですね。これは単純に植え付けが少し遅かったからか、植えてある場所が裏庭だからなのか、要観察です。
春先風が強いからとつるなしを選んだスナップえんどうは順調。気に入りました。

越冬を試したもので成功は秋播きほうれん草。品種はナチュールでした。ただし、植え付け時の酸度調整はくん炭より有機石灰に戻そうと思います。

ブロッコリーはなんとか越冬したものの、収穫できたのはスティックブロッコリーサイズの頂花蕾。
ナス、トマトの鉢植え越冬も植え付け時期まではもたず失敗でした。
手間とスペースを考えると、北海道での越冬は非現実的ですかねー

豆類の室内での育苗は失敗、シソとバジルも失敗。室温は許容範囲だったと思うので風通し、日当たりの問題か。直播きでの挽回はできますが、種がもったいなかったなあ。

そのほか、今年もいつもどおり混植をいろいろ試す予定。できるだけ手間なしで病虫害を防ぎたいので、コンパニオンプランツには助けられています。
そして草と共存する自然菜園方式で栽培していると、食べられる野草が庭で手に入るという一石二鳥効果が。これも楽しんでいきたいと思っています。

最後までご覧いただきありがとうございました*

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