北海道の札幌近郊で育てる5月後半の家庭菜園記録です。
今年は寒い春。なかなか苗も大きくならないのですが・・・
低い温度でも育つカブやほうれん草、ナバナなどはじわじわと成長しています。
5月20日 新たな枝豆を播種
ここ数年続けて栽培していた枝豆といえば「幸福えだまめ」という素敵な名前の豆でした。枝豆って種取りも簡単なので、一昨年から自家採種したものを植えていたのですけれども、昨年はうっかり、採種の数が少なかったのです。
種を取るなら収穫せずにカラカラに熟させないといけないというのに、茹でて食べてしまってから気づくというね 笑
昨年は豊作だったので嬉しくてほとんど全部収穫してしまったのでした。
それでも先日から残っている種を植えて10くらいは無事芽が出ているのですが、コンパニオンプランツとしてあちこちに植えたい枝豆のためちょっと足りないかも?
まだぎりぎり間に合う時期なので、新しい枝豆の種を追加で買いました。
それがこちらの雪印種苗の早生タイプの「味風香」というものです。またまた可愛い名前ですね。
それをこの日、6センチポットに5つほど植えました。枝豆は発芽率は高いのですが、2,3粒ずつ植えるほうが、協力して土を押し上げて出てきやすいらしいですよ。
北海道の種苗メーカーで開発された枝豆ということは、より気候に合っているのではと期待しています。
きゅうりの王子様を播種
そして同じ日、きゅうりの種も植えました。
いままできゅうりを種から育てたことはないのですが、ウリ科の育苗はかなり簡単だということでチャレンジです。
確かにウリ科の育苗期間は2週間から3週間でいいので、2ヶ月以上かかるナス科と比べたら駄目にするリスクが低いです。
駄目になってしまったら播き直しても間に合います。
病気に強いことと、整枝が難しくないというのを条件に探して見つけた品種がこちら。
その名も「枝成り王子」家庭菜園のプリンスだそうです。すてき。
発芽が楽しみです。
5月23日 枝豆定植
夜間の気温が10度以上、日中は20度を超えるようになり、カッコウも鳴いています。フジの花もだいぶ前に満開です。
もう夏野菜定植してよい時季ですね。
こちらは先に芽を出していた「幸福えだまめ」のほうです。6センチのビニールポットがきつくなったようで、底の穴から太い根が見えていました。
本葉が出たばかりの幼苗ですが、これだけしっかりした根が出ていたらもう定植して大丈夫でしょう。
間引きせずに育ててきましたので根が絡んでいますが、そーっとひっぱって分けて、それぞれ植えます。
ミニカボチャとズッキーニの苗を植える予定の場所の近くへ、植えました。
5月24日 ごぼうの播種
大浦ごぼうの種を、大きな果樹鉢に植えました。
この鉢は底が抜けるので外してあります。大浦ごぼうは短い品種ですけど、鉢よりさらに伸びても大丈夫。
昨年初めて収穫して、その美味しさにびっくりしたごぼうです。
アスパラ、2、3日に1度、3、4本ずつ収穫しています。
ただ今年は水やりサボっているせいか、変形したものが出てきてびっくり。
5月26日 きゅうりの発芽とじゃがいもの発芽
20日にまいたきゅうりと枝豆、きゅうりは発芽しています。枝豆は頭をのぞかせていますがもうすこし。
庭ではじゃがいもの発芽も確認。
切らずに大きいまま植えたレッドムーン2株が先に芽を出してきましたね。
5月30日 ミニカボチャ、ズッキーニを定植
夜間の気温も10度以上になってきたので、ミニカボチャとズッキーニを定植することにしました。
本葉3枚くらいの小さいうちに植えてしまう方が根の力がつくらしいのですが、今年は天候不順なのでうまくいくだろうか。
ビニール行灯をかぶせてはいますが、心もとないです。
間には先日定植した枝豆と、移植してきた二十日大根が育っています。
同じ畝の向こう側にはにんにくが1列育っていて、更に向こうはきゅうり用にスペースを空けてあります。
右側の黒マルチがじゃがいもの畝。
刈り草を通路に敷いておくメリット
ちなみに、通路部分には刈った草類を敷いていて、これは自然菜園方式です。
「乱雑に見える」と母には不評なのですが、通路で堆肥化させておいて畝の上にあげることもできるし、通路の土を裸にしないことで野菜の根が通路にまで広く伸びやすくなるとか、害虫とされるコガネムシの幼虫(ネキリムシ)なども刈草に夢中で野菜の根が守られるとか、あらゆるメリットがあります。
だから庭のほうで出た雑草や刈草は通路に敷いておいてね、と母に頼んであるんです。「そーおー?」と言いながらも協力してくれているので感謝。
個人的には、作業中、長靴に土が詰まりにくくなったのも嬉しい点です。これまでは長靴についた土をあちこちに落として母に嫌がられていましたから、母にとってもメリットあるんじゃないかな。 笑
こちらの本を参考にしています▼
5月31日 寒さ再来
せっかく暖かくなってきたと思っていましたが、また雨と寒さがやってきました。明日はもっと荒れるらしい。
チンゲンサイや春菊を植えている部分に不織布でトンネルをかけ、さらにビニールもかぶせて保温と風よけを。
実は昨日、チンゲンサイの隙間にまだちっちゃいままのトマトの苗を植えたのです。地植えしたほうが大きくなるかと思ったからなのですが、根付く前に強風に煽られたら弱ること間違いなし。
トンネルの中で持ちこたえてくれるといいのですが。
このくらいの苗を植えちゃいました。
本葉は出ていますが全体的にサイズが極小です。
5月の家庭菜園まとめ
種から育てている苗たちはトマト、なす、パプリカがなかなか大きくならず、サイズが変わらない。そのせいか写真もあまり残っていません。
ミニカボチャ、ズッキーニは順調に定植サイズになりましたが、寒波再来でどうなることか。
枝豆は特に問題なく定植後もじわじわと成長してくれています。
初めて種から育てるきゅうりが今の楽しみです。
最後までご覧いただきありがとうございました*
⇒ 我が家の家庭菜園日記 新着記事一覧
instagramでは日々の菜園の様子が見れます
⇒ 菜園記録メインの@racssblog
フォロー、コメントいつもありがとうございます^^
我が家で試して良かった方法・アイデアなどを目次にしてあります。
よろしければあわせてご覧ください。