沖縄名物、あの辛い「こーれーぐーす」を作ってみました。
沖縄料理が恋しい
我が家では沖縄のおじいちゃんに会いにときどき訪れていたのですが、もうしばらく行けていません。そのおじいちゃんも、コロナ禍になる少し前に亡くなってしまったのでとても寂しい。
沖縄旅行では食べ物も楽しみでしたが、行けないとなると余計に食べたくなって仕方ないんですよね。
沖縄そばにコーレーグース、テビチの唐揚げ、グルクンのお刺身、海ぶどうなどなど〜
このブログでも、以前に沖縄旅行の際のお気に入り料理をまとめています。
関連記事 沖縄で臭いヤギ汁(ひーじゃー汁)を初体験!地元おすすめの「まんぷく食堂」で食べてきた関連記事 沖縄土産|乾麺タイプの沖縄そばをスーパーで探すとお得。定番はマルタケです
でも今は真似て作れるものは作り、取り寄せられるものは取り寄せしてしのぐしかないですね~
ラフテーやソーキ、テビチの煮込みなどはこちらでもお肉を買えば作れるのですが、皮付きの三枚肉とかは手に入らないですし、なかなか同じようにはできません。
この投稿をInstagramで見る
コーレーグースは高いので手作りしてみる
そしてこちら北海道では手に入らないものの一つがコーレーグースです。
コーレーグース(こーれーぐす、こーれーぐーすー)とは▼
通販で取り寄せる場合は、ガラス瓶に入っているのでちょっと気を使ってしまいますし、やっぱり送料が高くついてしまいます。
1瓶1000円以上したりするので、現地のスーパーの値段を知っているわたしとしては買えないんですよね・・・。
でも、コーレグースは材料さえ揃えばかんたんに作ることができます。
ということでお取り寄せしたのがこちら。
小袋に入っていて、ネコポス便で送ってくれるのでまとめ買いできました。1袋8グラム入りで400円ちょっとでした。まあ・・・、これも安くはないけど、こちらでは手に入らないのでね・・・。コーレーグースを取り寄せるよりはずっとお得です。
パッケージもかわいいよね。
泡盛は北海道でも酒屋さんを探せば置いているところがありました。ラフテーづくりのために買っておいた紙パックの「請福」を使います。
泡盛が手に入らない時は、25度以上のお酒に漬けてくださいとのこと。焼酎でもいいですね。ホワイトリカーだと味気なさそうですが。
それ以外には、他のとうがらしと同じようにして島とうがらしをオリーブオイルに漬けたり酢に漬けたりして辛味調味料をいろいろ作ることができます。
この取寄せした島とうがらしのパッケージには、お醤油に漬けても、と書いてありました。それも美味しそうですね^^
自家製コーレーグースの作り方
さて、早速作っていきましょう。袋から出すと島とうがらし、とても小さいです。乾燥して縮んでいるから余計小さく見えますが瓶に入れるのにはちょうどよいですね。
コーレーグースの作り方はほんとにかんたん。ただ泡盛と一緒に瓶に入れるだけです。
2,瓶にポンポン入れます。
3.そこへ泡盛を注ぎ入れます。
4.10日以降から使えます。
※袋に書いてあった分量は、島とうがらし5グラムに対し泡盛100ml。これを目安にします。
今回は一袋(8グラム・40個くらい入っています)全部入れて、瓶の口まで泡盛を入れたら150mlくらいかな。
今回は塩漬けオリーブが入っていた瓶と思われる空き瓶を利用。細長くて背の高い瓶です。
ティースプーンが入るくらいの口の広さなので、コーレーグースが出来上がったらスプーンで適量すくってかけるようにしようとこれを選びました。
容器は何でも良いと思うのですが、口が細い容器だと浸かって膨らんだ唐辛子を取り出すことができなくなってしまうから、ある程度口が広い容器がいいですね。
大きめの容器に漬けてから、できたものを液体だけ醤油差しのような瓶に入れ替えてもいいかもしれません。
本当は今回、市販のコーレーグスの容器を再利用しようと思ったのに、口が細いために古い島とうがらしが取り出せなくて困っています(笑)
捨てるにしてもどうしたらいいんだ?これ。
さて、島とうがらしは泡盛に漬けて、10日頃から辛味がお酒に出てくるそう。もちろん長く置くほど辛味が増します。
しばし我慢です。
実食・5日め
待ちきれず5日ほどで、沖縄そばに入れてみました。
沖縄そばのゆで麺を取り寄せ
ちなみに沖縄そばはいつも乾麺で買っていましたが、今回ゆで麺を大量にお取り寄せしてみました。
北海道までだとゆで麺の場合賞味期限が気になるけど、サン食品さんで賞味期限15日の麺を出していたのでこれだ!と飛びついたんです。
送料無料にするためにたくさん購入したので、沖縄好きの友人夫婦にも、ゆで麺とスープと島とうがらしをセットでおすそ分け。この夫婦、ほんとに沖縄そば好きで、月2ペースで食べに行っていたんだって。比較的近くに手打ち沖縄そばの店があるんです。
このご時世でなかなか外食もためらってしまいますから、おうちで作れるとうれしいですよね。
ゆで麺は、食べきれない分は冷凍もできます。自然解凍してから作り方どおりに食べてみましたが、特別食感が変わった感じはありませんでした。ゆで麺だと、熱湯でさっと温めるだけなのですぐできます。茹ですぎ注意ですが、沖縄そばってうどんや日本そばのようにあからさまに伸びることはないような気がします。
サン食品の通販では、ほかにもたくさんの種類のゆで麺や半生麺を販売しています。半生麺も食べてみましたが、こちらは4分茹でてちょうど。コシがあってかなり美味しい!
この食感ならお店の麺に近いよね。半生麺のほうが賞味期限が長いので、次回はこちらを多めにしてみよう。
北海道で沖縄そばを取り寄せられるなんて、ほんとに嬉しいなあ。少し前までは生麺は見つけられなかった気がしていたのですが。
実食・3週間目
さて、こちらは3週間目のコーレーグース。ナポリタンに垂らしたところです。
泡盛の色もかなり茶色みを帯びて来て、しっかり辛味が出ています。自家製コーレーグース、うまくできました!
実はちょこちょこと使っていて、この写真の時点でもうだいぶ減っているんですよね。
かなり辛いので、一皿にかけるのはほんのちょっとで十分です。ティースプーンだと半分程度かな?
もちろん、お酒なので使う量やタイミングには注意が必要ですね。
コーレーグースは、島とうがらしの色がまだあるうちは泡盛を継ぎ足してまた使えますので、しっかり楽しみたいと思います。
自家製だとたっぷり使えるのが嬉しいですね!
コーレーグースといえば沖縄そばですが、うどんやパスタにも合うんです。
ナポリタンやピザだとタバスコをかけるのが一般的ですが、あれは酢漬けでしょ。なのでちょっと酸味が加わってしまいますよね。それがコーレーグースだと、泡盛の甘い香りと風味が先にきて、それから辛味がくる感じ。これまたいいんですよ^^
そして辛いんだけどなぜか舌が痛くならない辛さなんです。スパイス好きなのに舌が痛くてたくさん食べられない私なので、これも嬉しいところ。
コーレーグースは麺類の他にも意外といろいろ合います。脂の多いお刺身や、イカ刺しに垂らすのも美味しい。
あとはビールに1滴入れるという楽しみ方もあるみたい。これはやったことがないので今度試してみます。
まとめ
沖縄好きさん、辛いもの好きさんにおすすめしたい、自家製コーレーグースの作り方をご紹介しました。
興味ある方はぜひ試してみてください。
最後までご覧いただきありがとうございました*