猫のトイレはこれまで鉱物性の砂を使っていたのですが、重い!それに肉球に挟まりやすいので困っていました。
このたび木質ペレットのトイレ砂に変更することに。
果たして猫たちは気に入るんでしょうか。
鉱物系の砂は猫のお気に入り&安いのがメリットだが重すぎる
今まで長いこと使っていたのが、「トライアル」で買える8リットル入り280円くらいの激安砂です。昔は10リットル入りで同じ値段だったのだけど、減ってからもダントツ安いのでこれ以外の選択肢はありませんでした。
(今までの猫トイレ。手前に出してある青っぽい柄の袋が猫砂。
普通は猫の数と同じだけ、もしくはプラス1個のトイレが必要と言われていますが、うちの猫たちは親族だからなのか、4匹で仲良く使ってくれています。)
トライアルのは消臭剤も入っているし固まり具合もなかなか良く、猫にも人気だし、とにかくコスパが良かったんです。
ただ、重い。
猫には好評の鉱物砂ですが、ゴミの日が憂鬱になる重さと、猫たちの足の裏が真っ白になるのにもう耐えられず、種類を変えることにしました。
木製チップなら猫砂としては軽いしコスパもいい
鉱物系(ゼオライト)をやめてどんな砂にするか。
軽さで言うと、紙製、おから製がありますね。これらは水洗トイレに流せるタイプが多くて魅力的。
ただし今までの砂が激安だったため、納得できる範囲の価格の商品を見つけられませんでした。
いろいろ調べていくうちに、見つけたのが木製のもの。
値段はそこそこするのですが、1週間交換しなくていいタイプがあるらしい!
それが「ニャンとも清潔トイレ」の砂でした。
でもこれまでとはだいぶ使い方が違うみたい。
・崩れた木くずが下に落ちるような仕組みのトイレ(システムトイレ)で使うものらしい。
・おしっこの水分は下のトレイに敷いたペットシーツが吸うらしい。
・臭いは木の香りで消臭されるらしい。
この木製砂を使うにはトイレ本体ごと変えなくちゃいけないけど、今のトイレは長いこと使っていて屋根が破損している部分もあるし、交換するのはいい機会です。
木製チップを使う猫のシステムトイレ 候補は3種類
木製チップを使えるシステムトイレは何種類か市販されています。
有名なのが「デオトイレ」です。
本来デオトイレの専用砂は木製ではなくて、紙タイプか、シリカゲルタイプ、ゼオライト&シリカゲルのタイプから選べます。
大きめで肉球に挟まりにくいのがいいですし、ゼオライト入りのならすぐに馴染んでくれそう。
デオトイレの専用砂の代用として木製チップ(ペレット)を使っている人もいるようです。
ただレビューを読むと、デオトイレの下トレイは浅めとのことで、おしっこの回数が多い猫ちゃんならトレイが深いほうがいいという口コミがちらほら。
特にうちは多頭飼いなのでなおさらですね。
デオトイレと比べて下のトレイが深めなのが「ニャンとも清潔トイレ」というユニークな名前のトイレと、アイリスオーヤマの「楽ちん猫トイレ」です。
「ニャンとも清潔トイレ」口コミを参考に買ってきました
ほぼ気持ちが固まった頃に、たまたま「ジョイフル」へ買い出しに行ったところ、タイミングよく「ニャンとも清潔トイレ」が歳末値下げ中でした。半額!
買ってきましたよ。
このトイレ、リニューアルされたようですが口コミは事前にチェック済み。
前のタイプより砂の飛び散りが抑えられる形状で、汚れもつきにくい材質らしいです。
コンパクトに見える形もいいと思いました。
それでもいざ買うとなると、30分くらい迷いましたけれども。
まだ今までの猫砂が何体か残っていることもあり、どうしようかな~と。
実際に全然タイプの違う砂になったら猫たちがトイレと認識できるか、心配ですしね。
それから「楽ちん猫トイレ」の安さが気になっていたので、実物を比較してみたかったのですがこの店にはなかった。
デオトイレは横に並んでいたので比較しましたが、確かにトレイが浅いですね。しかもこちらは割引になっていなかったです。
そんなこんなで店頭で流れている「ニャンとも」のコマーシャルを繰り返し見ながら、うろうろ。
でも結局、その動画にあったこのトイレを初めて使った猫ちゃんたちのほとんどがちゃんと使えた、というレビューデータが決め手になりました。
このトイレ、買ったらすぐ使えるように木製の砂とペットシーツのお試しセットが付いてきます。
1週間交換しなくていいというのが売りですが、ウンチはその都度取ってあげなくてはいけません。
それにうちは4匹なので、シーツは2日に1回は交換必要でしょうね。それでもこれまで1日に2,3回掃除していたのを考えると相当楽になります。
トイレ本体の色はベージュとブラウンがあって、どちらもインテリアに馴染みそうないい色です。
ペットグッズってパステルカラーのが多くてあまり好きじゃないんですが、これはいい。
迷いましたがベージュの方にしました。
ドームなしもあったけれど、これまでのトイレがドーム付きだったので付いているほうに。
鉱物砂トイレから木質ペレットトイレへ移行完了。
はい、新しいトイレになりました。
大きさはそんなに変わらないのですが、屋根のドームがまあるい分だけコンパクトに見えます。
ベージュも落ち着いているけど明るくていいですね。
前のトイレの配置と同じで、洗面所の後ろ側にあるボイラーの隣に置いています。
斜めにしているのは、トイレ後ダッシュを防ぐため。
本当は壁向きにしたいのですが、スペースが狭いのと、トイレ内の様子を伺いやすいようにという意味もあり、この角度。
ちなみに使わなくなったふた付きゴミ箱を猫用にしていて、二つ使っています。
左の手前にあるほうがトイレ掃除をしてすくったものをゴミの日まで一時保管しておくゴミ箱。
スコップとうんち用ゴミ袋を入れています。
右側に置いているほうは交換用の猫砂を入れておくケースとして使っています。
ここからコップですくってトイレに足す方式。
今までは砂だけでよかったけれど、これからは砂の横にペットシーツも入れておきます。
砂(チップ)は湿気を防ぐために大きなビニールに入れて口をぐるぐるっとしてふたを閉めています。
ここは隣にお風呂がある位置なので、湿気が気になるんです。
トイレの下に敷いてあるのは人工芝です。
ベージュ色(いや、買ったときはベージュと書いてあったけれど、見た目はグレイか?)なのが気に入っていますがだいぶ前に買ったもの。
これは前に記事にしましたが、猫の足裏に付いた砂を落としてもらうために敷いています。
あのときは2階に猫部屋があったんですが、今はなくなっちゃいました。
この木のチップならかなり大きいので飛び散りは減るはずなのですが、どうでしょうか。
心配しなくても使ってくれた
問題は猫たちがスムーズに使ってくれるかどうか。
初日は元のトイレと二つ並べて置いておきました。そうしたら、両方使っていた。
2日目からは新しい方だけ置いています。
今3日目。
まだちょっと落ち着かないみたいだけど、トイレを我慢しているわけではないようです。
念のため、木製砂の上に古い砂をばらばらとかけておきました。
ニャンとも清潔トイレの純正チップ代用に格安ペレットを見つけた
トイレ本体は無事に入れ替えできましたが、交換用の純正のチップは結構高いんですよね。鉱物砂より交換頻度が低くなるとはいえ、やっぱり予算オーバーではあります。
ドーンと20キロ入りが届きました。
今回買ったのは33L(20キロ)で1680円のもの。他に若干安い商品はあるんですが、私の住む北海道へは送料が加算されるお店が多いのでよく選ばなくてはいけません。
コメ袋にそのまま入っていますが、いいにおいがする。
粒の大きさは、ニャンともの大きい方のチップと同じくらいです。
ニャンとも清潔トイレのシート代用には格安ペットシーツがいい
格安のペットシーツもネット購入しました。
これまたドーンと800枚。今回は3690円で購入しました。
これは犬用のレギュラーサイズ、薄型です。
レギュラーサイズだと「ニャンとも」の下のトレイには少しだけ小さく、かといってワイドサイズだと大きすぎるので迷いますが、そこは既に使っている方たちのレビューを参考にさせてもらいました。
猫のシステムトイレ・1か月あたりのコスパを計算
実際にしばらく使ってみないとわかりませんが、計算上は今回購入した木質ペレット33Lで半年分、ペットシーツ800枚は予備も込みで1年分と考えています。
ペレットの口コミの中に4匹の猫さんで半年持つと書いていた方がいたので、目安になりました。
1年分の費用を考えてみると、ペレットは2体必要として1680×2、シーツ800枚3690円と合わせると7050円。
1か月あたり587.5円となります。
これは、今までの鉱物砂が1か月に約840円かかっていたのと比べると激安です!
ゴミ捨てが軽くなるメリットを考えると少々コスパが下がったとしてもいいと思っていたんですけど、さらに安くできるなんて。
あとは猫の足にどれだけ付くかを観察してみます。
まとめ
猫砂のお掃除が劇的に楽になったシステムトイレのお話でした。
最後までご覧いただきありがとうございました*