「わんまいる」というのは手作りおかずを冷凍で届けてくれるサービス。
このたびお取り寄せを体験してみた感想をまとめます。
ちょっと値段的には高いですが、おばあちゃんが作ってくれたみたいな手作りの味わいが良かった。
どんなおかずだったかご紹介しますね。
献立は毎週変わりますが、雰囲気が伝わればと思います。
「宮城県産まぐろ唐揚げと野菜のチャンプルー」は味が濃い目
まず盛り付けたのは「宮城県産まぐろ唐揚げと野菜のチャンプルー」がメインのセットです。
副菜はひじき煮とブロッコリーのサラダ。
ブロッコリーのサラダのみ流水解凍でしたが、他二つは湯せんであたためです。
メインの「 まぐろ唐揚げと野菜のチャンプルー 」、少し汁気が出ていますが美味しそう。
お味の方は、意外なことに第一印象が「しょっぱい」でした。
でも同封の一覧表によると塩分は食塩相当量で0.8gしかないんですね。
しっかりした味付けになるのは、真空調理法を使っているからとのこと。
私のイメージでは薄味であっさりした味付けなんだろうな、と思っていたのでちょっと驚きました。
ごはんに載せて丼にしても美味しく食べられそうです。
ひとつ残念だったのはドレッシングの酢のせいかブロッコリーの色が薄くなってしまっていること。
ま、自分で作るつくりおきおかずでも色はあせちゃいますので同じですね。
ブロッコリーは柔らかすぎず、ほどよい食感で美味しかったです。
「大分豊後のとり天」はカボスが効いておつまみにも
こちらは「大分豊後のとり天」がメインのセットです。
副菜は「玉ねぎとピーマン、もやしのチャンプルー」「じゃが芋ごま金平」です。
一口大で9切れも入っていました。
とり天というよりから揚げに近いかも。衣は薄めではがれてきたりしません。
ぱくっと口に入れるとカボスの風味がします。
しっかりしょっぱいのですが、塩分は1.2gとの記載。
ガーリックやアミノ酸液で下味をきちんとつけてから揚げているそうです。
これはおつまみにもいけますね。
「お好みで塩コショウをかけても美味しい」と書いてありましたが、私としてはしょっぱくなるので塩はいらないな。
粗びき黒コショウだけなら美味しくなりそう。
副菜はどちらも優しい味で美味しかった。
チャンプルー はつゆだく。もうちょっと汁気が少ない方が好きかな。
でも味付けは好みでした。家庭の味って感じです。
「肉豆腐」は薄味、根菜たっぷりの副菜が嬉しい
メインが「肉豆腐」のセットは70代の母に食べてもらいました。
肉豆腐 は牛肉とシイタケ、ゴボウ、ニンジン、ネギが入っています。
お豆腐はしっかり固くて崩れません。
わたしも味見しましたが、こちらの味はかなり薄味。
でも塩分は1.4gと、今回届いたメニューの中ではトップなんですよね。
意外と自分の舌で感じる「しょっぱさ」と塩分の量って違いがある。
副菜は「 こんにゃく、大根、ニンジンの味噌煮 」がひとつ。これは白味噌で煮た甘めのあっさり味です。
自分ではなかなか作らない味付けが食べられるのが嬉しいですね。
もうひとつは「 茄子、ニンジンとかぼちゃの揚げ煮 」でした。
かぼちゃは薄く切ってあって、ニンジンも柔らかく、味付けも薄め。
お年寄りにも優しい味つけです。
これたぶん、肉豆腐に少し多めに塩分を使っているので、1食分のトータルで増えないために副菜は塩分を控えているのですね。
「わんまいる」さんは1食あたりの塩分が3.5g以下になるように作られているんですって。
家庭的な献立にほっこりしました
いくつかのセットを食べてみて、普通のお弁当やお惣菜と比べてとても家庭的で、温かみのある献立ばかりだと思いました。
他の献立も楽しみです!
「わんまいる」のおかずセット「健幸ディナー」のメリットとは
このわんまいるさんの「健幸ディナー」は、そのネーミングからもわかるように晩御飯に向いているおかずセットです。
野菜がたっぷり食べられる
野菜たっぷり、たくさんの品目を使っているのが印象的。
根菜類もたくさん、国産にこだわり有機野菜なども使って安全な食材ばかりです。
保存料や着色料を使っていないのも安心ポイントですね。
お総菜やさんの手作りだからこその美味しさ
契約したお総菜やさん、仕出し屋さんに作ってもらい、社長自ら味見をして納得したものを商品化しているそうです。
確かに大量に作るから出せる味ってありますよね。
今回届いた5セットの中にもおばあちゃんが大鍋で作ってくれるような、懐かしさのある味わいのレシピがいくつかありました。
さらに毎週献立が変わり、副菜の組み合わせも多少変わるようなので、連続で頼んでも飽きずに食べられそうです。
一品ずつのパックなので使いやすい
そして「わんまいる」さんはおかず一品ずつが真空パックになっているため、「お弁当」形式と違ってそのとき食べたい一品だけあたためることもしやすいです。
「あと一品あったらなあ」というときに使うのもいいですね。
また、今回2セットは夫と二人で食べましたが、それぞれおかずの交換をしたり味見をしたりできて楽しかった。
家族でそんな食べ方もできます。
カロリーと塩分コントロールが可能
セットで食べるとカロリーや塩分のコントロールがしやすいのも特徴。
塩分は1食(1セット)あたり3.5g以下になるように調整されています。
またカロリーは1食あたり400kcalを目安に組み合わせてあるそう。
同封のプリントに、それぞれのメニューの詳しい栄養量と原材料、作ったお店が一覧になっています。
これまで自炊していなかった人や適当に食べていた人なら晩御飯をこのセットにするだけで健康的な食生活に戻れるはず。
冷凍便で届くのですぐ冷凍庫へ!
さて、「わんまいる」の荷物が届いてからの流れもレビューしておきますね。
きましたきました。
小さめの段ボールで届きます。ちょっと暑い日だったので、すぐ冷凍庫に入れなくちゃ。
ふたを開けたところ。
5食分が袋に小分けになって立てて入っています。
1食分・3つのおかずがこんな風に一袋にまとまっています。
5食分を冷凍庫に入れてみると、食パンの袋二つ分くらいのスペースがあれば大丈夫ですね。
袋入りなのでかさばらないけれど、平置きでは雪崩が起きそう (笑) 庫内用の収納ケースを用意したいと思います。
わんまいるのおかず解凍方法はお鍋で!
わんまいるのおかずはお鍋で解凍します。
電子レンジでできたら手軽に思うけど、ムラなく複数パックを同時に温めるならやっぱりお湯が一番だと思いますね。
1食分のセットは肉や魚を使った主菜1品と、副菜2品。
では早速温めてみますね。
沸騰した鍋に入れて火をつけたまま5分あたためます。
「湯せんしてください」となっているので熱いお湯にいればいいと思う人もいるかもですが、煮立たせたまま5分かそれ以上温めないと芯まで熱くはできないので注意。
今回3食分に入っていた湯せん用の8パック(1パックは流水解凍だったので)を、直径24センチの平たいお鍋で温めました。
8パックはちょっときつかった!しっかり温めるためには10分くらいかかってしまいました。
大きいお鍋でも同時に温めるなら2セット分にしておいた方がよさそうです。
パッケージには丸い穴が開いていて、菜箸を引っかけて取り出せる工夫がしてあります。
これって小さなことだけど便利!
各パッケージの裏にはやり方が書いてあります。
詳しい調理手順は同封のパンフレットにもあるのでわかりやすいと思います。
わんまいるのお取り寄せレビューまとめ
今回わんまいるの「健幸ディナー」をお取り寄せしてみて、思ったこと。
1食700円近いお値段が気になっていましたが、こだわりの全国から取り寄せた食材を使っていることと、カロリーや塩分のコントロールをしてあること、献立の工夫などを考えると相応だと思います。
疲れて家に帰ったらおばあちゃんがご飯を作ってくれていて、野菜たっぷりのおかずを食べられる、みたいなほっこりした気持ちになりましたよ。
私も常々野菜たっぷりの食卓にしたいと思って家庭菜園をやったりしていますが、北海道はまだ収穫時期ではありません。
それに仕事からクタクタで帰ってきたときなど、冷凍庫に「おばあちゃんの冷凍おかず」があると嬉しいなあ。
今はスーパーで冷凍食品やお総菜を手軽に買える時代だけど、それで健康を崩していては意味がない。
栄養を考えてセットにしてくれている「わんまいる」さんのおかずなら、味方になってくれそうです。
糖質制限をしている期間はnashさん、それ以外のときはわんまいるさん、と使い分けするのもありかも。
参考記事もう献立作りに悩まなくていい!糖質制限のお弁当を届けてくれるサービス nosh (ナッシュ)を賢く活用