今日のうちの猫たちは・・・？
from Instagram / racss家の猫かぞく
庭が見えるサンルームに猫4匹勢ぞろい。
普段は思い思いの場所でくつろいでいるのに、今日はどうしたのかな？
猫草を待っているらしい
このときは庭に猫たちの飼い主である母が出ていたんです。それをみんなで眺めていたらしい。
そして猫たちのお目当てはもうひとつ、猫草です。
庭の片隅にはやしている燕麦
ここだと、庭仕事を終えてサンルームから家に入るとき、最後に猫草をカットするのに便利なんです。
昨年は鉢で育てていたのですが鉢だと水やりの加減で枯れやすいので、今年は地植えに。
ここで猫草をカットしているのを見ると、ニャアニャアと大声でねだる猫が2匹います。
猫草の奪い合い
ヨモちゃんの場合は猫草を食べた後必ず吐き出すので、毛玉を出すために必要で食べているのだと思うけれど、ムクの場合は猫草をもりもり食べるのに吐き出しません。
なんのために食べているのかな？
ヨモちゃんへライバル心なのか執着心なのか時々しつこくつきまとうムクなので、その一環なのかと思ったり 笑
猫も猫草を消化してお通じがよくなるなんてこともあるのでしょうか？
あとの2匹はきまぐれ。
（モコだけ、毎朝母の食べるヨーグルトを最後に少しもらうのが好きなのです）
ダイソーの猫草の種が格安
いつも育てているのが100円ショップのダイソーに売っている猫草の種です。
よく売り切れていることがあるけど人気なのかな？
ダイソーの猫草の種はえん麦です。（北米、オーストラリア産）80グラムで110円ならペット用の猫草としては格安だと思います。
1袋買ったら、3分の1くらいを土にまいて10日くらいすると食べ頃。
猫に自由に食べさせると引きちぎって食べ散らかしてしまってあまり持ちませんが、人間が管理して少しずつハサミでカットして与えるようにしていると猫草もまた再生するので、かなり長持ちします。
以前に、室内で鉢で育てていた時もありますが、3鉢くらい育てておいて、ローテーションでカットと再生をできるようにしておくと良かったです。
猫草の種類と注意点
「猫草」として猫が食べる草にはいくつかありますが、どれもイネ科です。
えん麦のほか大麦やハトムギなんかでもいいし、よく道端に生えているエノコログサの若葉や葉が細長くとがったタイプの「雑草」なども同じように好きみたいですね。
ただ、庭や道端から取って猫にあげる場合は、同じようにつんつん尖った細長い葉のものでもユリ科の植物が混じらないように注意が必要です。
クロッカスなどの小さなユリ科の球根類の葉っぱは、形が似ていますが猫には毒！
また意外と草原で雑草化しているニラや細ねぎなんかのネギ属も毒になります。
我が家の場合も春先などは生えてきた庭の草から選んで与えるのですが、若葉はどれも形が似ているので、ユリ科のものがうっかり混じらないように意識しています。
猫草は家庭菜園にも使える
前述の通りダイソーの猫草は「えん麦」なのですが、わたしは家庭菜園用としてもダイソーの猫草の種を買い置きしています。
畑では雑草化して嫌われがちですが、えん麦は伸びてきたのを切って「草マルチ」に使えるし、根は地中深く伸びて土をほぐす土壌改良をしてくれます。
そしてネグサレセンチュウ類の退治にもなるそうで、その名も「ネグサレタイジ」という緑肥用の品種もあるくらい。
キタネグサレセンチュウはじゃがいもとか大根などの根菜類に寄生して害を与えます。豆類やレタス類にも影響することもあるみたいなので、家庭菜園で増えてしまうと困りますよね。
赤い花はクリムゾンクローバー(別名ストロベリーキャンドル)
わたしは今年、この猫草の種とクリムゾンクローバーの種を、もともと畑じゃなかった裏庭の畝や、畑の端っこに育てています。
クリムゾンクローバーは「アカハナツメクサ」というクローバーの種類で初夏には赤くて可愛い花がつきます。
マメ科なので畝に栄養補給してくれますし、草マルチにしたり土に混ぜ込んで緑肥にするなどいろいろ使えます。えん麦と一緒に植えておくといいとのことで、今年から試しているというわけ。
参考にしているのはこの本▼
まとめ
今日は猫草を心待ちにする猫たちと、ダイソーの猫草の話でした。
ダイソーの猫草はえん麦なので、家庭菜園の緑肥としても使えて便利。
売り切れていることもあるので、見つけたら買っておくようにしています。興味ある方はぜひおためしを～
最後まで御覧いただきありがとうございました＊