トーストが美味しそうに見えるパン皿を探していたんです。
毎日のように使うから、少しくらい高くてもいいかなと思っていたんですが、お手頃価格でニトリにあったなんて!
ニトリの唐茶削ぎシリーズはお手入れが楽
ニトリの食器はどれもお手頃価格でシンプルでいいなと思っていたのですが、これまで実際に買ったことはありませんでした。
よく見に行くんですけど、なかなか買うところまでいかなかったのですね。
最初に唐茶削ぎのお皿をお店で見た時は、「これはすてきだけど、模様のせいで洗いにくいんじゃないかな」という夫の意見で購入を見送り。
でも「唐茶削ぎシリーズ」、どうしても好きな感じなのです。
最近和食器が気になっていたところへ、何にでも合いそうなグレイがかった色合いが決め手になって、「買っちゃえ!」と私の独断で購入に至ったのでした。
買って実際に使ってみると、お手入れも問題なし。
削ぎのお皿なのにつるつるで洗いやすいです
そして表面がつるんとしているので、洗いやすい。
「削ぎ」のお皿って、デコボコしていて汚れが落としにくそうという懸念があったんですけれども、このシリーズはしっかり釉薬がのっているので凹凸も押さえられていますし、ツルツル。
普通にスポンジで洗えば溝に汚れが残ることはないです。
もちろん食洗器もOKです。
ニトリの唐茶削ぎ皿はラップがくっつきます
そして注目したいのが、このお皿、ラップがしっかりくっつくということです。
和食器ってサラサラまたはざらざらした表面感のものが多くて、大抵ラップがくっつかないんですよね。
でもこのニトリの唐茶削ぎ皿はぴたっとラップがつくんですねえ。
もちろん電子レンジにもかけられるので、ラップしてチン!にも向いています。
普段使いできますね。
ちなみにこれは22㎝のほう。
22cm皿だと、半分にカットしたトーストを重ねるようにしてのせればおかずと一緒に盛り付けられます。
唐茶削ぎシリーズはストーンウェアなので染み込まない
このお皿は陶器なので少し重さがあります。
厳密には「ストーンウェア」。
ストーンウェアとは、陶器の中でもしっかりと焼き締められたタイプで、水分、油分の染みこみにも強いお皿です。
よく粉引の白いお皿で削ぎ目のものがありますよね。粉引は雰囲気がとても好きなんですが、陶器で白いと色が染みそうでちょっと怖い。お手入れのことを考えると、いつも買うのを思いとどまっていました。
その点、ニトリのはストーンウェアな上に、釉薬も多めでつるつる。
そしてこの白っぽいグレー色なので、お手入れ面で神経質にならずにすみそうです。
グレーの色は不思議にどんな料理でも合う
料理を美味しそうに見せるお皿の色というと、やっぱりシンプルな白か、ナチュラル系ならベージュかなあと思っていましたが、グレーも万能なんです。
特に和食器だと落ち着いた味わいが出ますね。
本当に何をのせても合うのか、ニトリの唐茶削ぎ皿にいろいろのせてみました。
トーストをのせてみた
早速トーストをのせてみたのがこちら。
直径17センチの皿で角食にピッタリサイズですね。
オムレツをのせてみた
オムレツをのせてみると、卵の黄色が際立って美味しそう。上にかかっているソースはオレンジがかったイタリアンドレッシングです。
これは直径22cmの唐茶削ぎ皿です。17cmのほうと比べるとだいぶ大きく感じます。
こちらにトーストをのせるのもありですが、ちょっと余白がありすぎて寂しくなりそうな気も。
から揚げをのせてみた
から揚げのような茶色いおかずもこのお皿だと馴染みますね~
これは17cmのほうのお皿で、1人分のザンギをのせたところ。
これがもし白いお皿にから揚げだけ盛り付けた場合、やっぱり添える彩り野菜がないと物足りないですよね。
ところが、唐茶削ぎ皿の和風な灰色だと緑の葉野菜を添えるのが逆に邪魔な気がするくらい(笑)。
個人的な好みですけど。
「唐茶削ぎ(からちゃそぎ)」とは
「唐茶(からちゃ)」というのは色の名前だそうで、黄色かかった茶色のことです。
このニトリのお皿ではベースがグレーなんですが、これは釉薬の色。
裏を見ると分かりますが、お皿自体は茶色の土でできています。これが名前の由来ということでしょう。
「削ぎ」というのは「削ぎ目」という模様の付け方のこと。削るようにしてライン模様にします。
削がれてへこんだ部分と残したラインとで釉薬の残り具合が変わってきます。
ニトリの唐茶削ぎでは、へこんだ部分は釉薬がたっぷり残って白っぽいグレーに、出っ張った線の部分は土の唐茶色が透けて濃いグレーに見えていますね。
なお、色の出方は1枚ずつ違うから、店頭で好きな感じのを比べて探すのも楽しいですよ。
唐茶削ぎシリーズの平皿のお値段は
平皿では直径13cm、17cm、22cm、27cmと4つの大きさがあります。
今回私はパン皿と取り皿として使うために17cm皿を家族の人数分買いました。直径17cmのお値段はなんと税込みで249円!
これならお客様用にあと数枚買ってもいいですよね。
それからメインディッシュ皿として使えるかなと思い、試しに一回り大きい直径22cm皿も1枚購入してみました。
ハンバーグと添え野菜のせてちょうどいい感じ。
こちらは税込み399円です。
シリーズのほかの器も魅力的
唐茶削ぎシリーズには平皿だけじゃなくて、お茶碗や小鉢もあるし、スープ用マグなんかもあるんですよね。
全部揃えたくなるけど、あまり食器を増やしたくないのです。
でもおかずをドーンと盛り付けてテーブルの真ん中に出せるような、大きめの深皿ならあってもいいなあと思っています。
ニトリの唐茶削ぎシリーズは、このグレイっぽい色がすてきなんだけど、色違いも出たらいいのになあ。
ベージュっぽいのとか、紺色系とかあったらいいなあ。
まとめ
ニトリの唐茶削ぎシリーズのお皿は、和食にも洋食にも合うのでおすすめです。
17cm皿で角食トーストサイズ、一回り大きい22cmだとメインのおかずを盛り付けるのにもいいサイズです。
お値段もお手頃、実際に使ってみたらラップもくっつくし洗いやすいという、メリットだらけのお皿でした。