食器拭き布巾の使いやすいものが定まらず、あれこれ試していたのです。
でも最終的に使い捨てクロスを使うことに。
使い捨てはエコじゃないしコスパが悪いと思っていたけれど、衛生的で最後は床掃除まで何役も果たして使い切れるのであればコスパはむしろ高いのではないでしょうか。
いくつか試して総合的に一番使いやすかったのはこちら。
スコッティファインの「洗って使えるペーパータオル」です。
食器拭きふきんとしても台布巾としても、我が家にとってはこれが理想的でした。
今日はその布巾選びの経緯を紹介しますね。
長々と書いていますが、お時間ある方はどうぞおつきあいください*
布巾の悩み
以前、台布巾がわりにセルローススポンジを使うことにした件を記事にしました。
吸水性がよく管理のしやすいもの、
できれば食器拭きのふきんとして使って、劣化してきたら台布巾に使えるものが理想的なのですが、なかなか満足できるものがみつかりませんでした。
これまでに試した布巾いろいろ
これまでいろいろな布巾を試してきました。
- ミニタオル(綿)
- 白雪ふきん(綿)
- 落ちワタふきん(綿)
- リネンクロス(麻)
- 手ぬぐい(綿)
- スポンジワイプ(セルロース)
- カウンタークロス(レーヨン)
ミニタオルをふきんにするメリットデメリット
メリットサイズが小さくて使いやすい
吸水性は抜群
余っているいただき物ミニタオルやタオルハンカチを活用できる デメリット
タオルなので乾きにくい
毛羽がつく
色柄付きは漂白剤が使えない
「白雪ふきん」のメリットデメリット
厚みがあり吸水性が高い
可愛い柄がたくさんある デメリット 厚みの割には乾きやすい蚊帳織だが油断すると生乾き臭が出やすい
漂白剤は使えるが、次第にもろくなる
1枚418円~とそれほどお得感がない
無印良品の「落ちワタふきん」のメリットデメリット
メリット 柔らかく吸水性がよい薄く乾きやすい
無地で漂白剤が使える
12枚499円でコスパよし
捨てられる「落ち綿」が原料でエコ デメリット キッチンに漂う油の吸着も早く、すぐ水を吸わなくなる(布巾かけにかけっぱなしはだめ)
縁取り糸の色違いはあるが、無地でつまらない
グラスを拭くと繊維がつくのが収まらない
麻100%の「リネンクロス」のメリットデメリット
使い込むと柔らかく吸水性あり デメリット 綿と比べるとすぐべちゃべちゃになる
柄を消したくないので漂白剤が使えない
市販はやや高価
手作りしてもよいが手間がかかる
綿100%の「てぬぐい」をふきんにするメリットデメリット
メリット 100均でも買える可愛い柄がたくさんある
細長いのが便利な時も
薄くて乾きやすい デメリット 薄いのですぐべちゃべちゃになる
セルロースふきんの「スポンジワイプ」のメリットデメリット
吸水性は非常に高い デメリット 食器を拭くというより水切りマットとしての使用向き
乾くとごわごわになり見た目が悪い
漂白剤・煮沸が使えるがボロボロになるのが早い
1枚600円~とお得感はない
どれもいいところと使いにくいところがありました。
と言っても私の使い方ではデメリットに感じたというだけで、上手に使いこなしているお宅も多いですよね。
漂白剤がだめでも、煮沸すればOKなものもあります。
でも煮沸はどうも億劫に感じてしまうのですよね・・・
布巾かけに干しておくと猫の毛がつく問題
それともうひとつ、猫との同居になってから、キッチンに布巾をかけておくと猫の毛がつくという問題も出てきました。
どうやら夜中にシンクの上にあがっている猫がいるみたい。
猫は好きだけど、猫の毛は嫌い!といつも言っている夫です。
そこで特に衛生面を考えて使い捨てクロスを使うことの検討を始めました。
使い捨てレーヨン布巾を試してみたけれど
お友達主婦の何人かにもお気に入りを聞いてみました。
使い捨てで言うと、業務用のレーヨン(不織布)ふきんも人気みたいです。
いわゆる「カウンタークロス」「ダスター」です。
これは毎日洗って干して1週間くらいは使えます。
食器拭きにもなるし、もちろん台布巾としても使いやすい。
ボロボロになってきたら交換どき。
100均ではかわいい柄付きも買えます。
親切なお友達が「試してみて」と数枚くれたので、早速わたしも試してみました。
ところがズボラな私・・・洗い忘れた日があって、臭くなっちゃった。
そして我が家では布巾かけに干している夜の間に猫の毛がつく問題は解消できません。
残念・・・。
丈夫な洗えるキッチンペーパー比較
ということで、毎日使い捨てるタイプのクロスしか選択肢がなくなってしまいました。
最近は洗えるくらい丈夫なキッチンペーパーがいくつかのメーカーで販売されています。
私が比較したのは以下の4つ。
コストコ カークランドペーパータオル
コストコの定番商品で1ロールがビックサイズ。一般的なキッチンペーパーとはサイズも厚みも全然違います。
これなら布巾代わりに使えるのでは?
食材の水切り、揚げものの油を吸うのにも使いやすい
エンボス模様がかわいい(濡れるとなくなるけれど) デメリット 1,2回は洗えるが耐久性はさほどなし
濡れた姿がみすぼらしいため、ほぼ1回で使い捨てになってしまう
コストコでしか買えない(12ロール3898円:セールだと数百円引きに)
破れはしませんが、濡れるとボリュームがなくなり1カットでは濡れティッシュと同じに見えてしまいます。台布巾のようには使いにくいです。
スコッティファイン 洗って使えるペーパータオル
とても丈夫なのは材質がパルプだけでなくポリプロピレン入りの不織布だからのよう。
触ると薄く感じるのですが・・・?
メリット
蜂の巣状のエンボス加工で吸水性が高い
頑丈、何度洗ってもへたらない
干してもう一度ふき取りに使うのも可能
少々コスパダウンするが柄付きタイプもあり
ドラッグストア、ホームセンターで購入可(1巻298円前後)
スコットショップタオル
本来整備工場などで汚れをふき取る紙タオルとして製造されたものですが、アウトドアやお掃除好きな人の間ではおなじみの商品です。
これをキッチンで使うとどうでしょうか。
幅広サイズ
青が定番だが白もある
台布巾、掃除用にはぴったり
ホームセンターでも購入可(1巻298円前後)
コストコでまとめ買いするとお得(10巻2238円) デメリット 食品衛生基準は満たしていないため、揚げ物を載せたりするのは抵抗あり
バウンティペーパータオル
これもコストコの大人気商品です。コストコでは柄付きしか見かけないですね。
柄があると楽しい気分になりますが、ふきんとしてはどうかな?
メリット
1ロールのボリュームがすごい
カークランドペーパータオルより厚手
柄とエンボス入りで可愛い
ペーパーナプキンやお菓子の敷き紙がわりにも
数回は洗って使える
カークランドペーパータオルより少し高い
柄は色移りするので食品と接する面には使えない
コストコ以外ではあまり置いていない(6ロール入り2798円:セールだと数百円引きに)
結論:スコッティファイン洗って使えるペーパータオルが使いまわしできてベストだった
やはり「洗って使える」と商品名に書いているだけのことはありますね。
食品に使えること、カークランドやバウンティと比較して一番丈夫なことが決め手です。
我が家の使い方
食器を拭いてぎゅっと絞って調理台を拭いて、一日の終わりには床を拭いて捨てます。
その間に何度も洗いますがぜんぜんへたりません。
これならシンクの水はねを拭くのに使っているセルローススポンジも不要です。
揚げ物の油を吸い取るのにも厚みがあるので1枚で十分。