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モロッコいんげんがやめられない|ごはん雑記


モロッコいんげんがとても好きです。
いんげんはどの品種でも好きなんですが、自分で栽培、調理するとなるとモロッコいんげんが1番好きです。
インゲンやエンドウによくある筋がなくて丁寧に取る必要がないというのが最大の理由。
もちろん味も大好きで、いくらでも食べられます。
モロッコいんげんはひらさやのタイプの中でも大きく育つので、家庭菜園ではお得感を感じやすい野菜です。我が家でも毎年育てるけれど、気候的によく採れる年には食べきれないと菜園仲間からおすそ分けをもらうこともあり。

取り除くのはヘタ部分だけで、長さに合わせて2つか3つにカット。それを塩茹でします。
茹でる時間は4分くらいかな、感覚なんですけどお湯がちょっとトロッと見える瞬間がきたら上げます。それ以上茹でると柔らかくなりすぎてペタッとなってしまいます。
あとはさっと水をかけて粗熱をとったら冷やしておく。

冷たいモロッコいんげんをマヨネーズで。すりごまをたっぷりかけるゴママヨが手軽で旨い。

少し採り遅れてかたいかな、というものは生のままかき揚げにします。
まとまるギリギリの薄衣がカリッと揚がってベスト。衣に卵は入れません。
今回はニンジンと一緒に。

ところでモロッコいんげんって、タキイ種苗のつけた商品名なんですってね。正確に言えば商標登録されている品種名。モロッコという国とは関係がないらしい。
っきりモロッコ原産の豆なのかと思っていたけれど原産は中南米。
とはいえ昔から育てられてきた「三度豆」のひらさやタイプと考えると日本では馴染み深い野菜でもあります。三度豆とは春、夏,秋と年に3回収穫できるという意味。
まきどきが長いという点でも、家庭菜園で作りやすいと言えます。
モロッコいんげんにはやめられない理由がたくさんあるのでした。

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