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外水道凍結防止カバーの付け方|ボロボロ立水栓の保温カバーを修復してみた

北海道など寒冷地では、外水栓が凍らないようにカバーする必要があります。
ところが自宅の水道カバーがボロボロ!
ずっと気になっていたのを先日直しました。
その手順を紹介します。
うちと同じくらいの古いお宅の方ならもしかして参考になるかも?(築40年以上)

水道凍結防止には配管保温材を巻き付ける

水道管の凍結防止用には、保温材を巻き付けます。
凍結が心配な間だけタオルとかアルミシートなどで覆うのでもいいのですが、ホームセンターで専用の保温チューブがあるのでそれをかぶせればOK。

こんなのを買ってきましょう。

ホームセンターの「保温チューブ」は表面がグレーとか黒の樹脂で覆われているものが売られています。
厳寒地用では、中身が断熱材のグラスウールでできている厚手のものが安心です。
水道管の直径を測って、ぴったり覆えるサイズのチューブを選びます。

または、ちょっと薄いけど、ダイソーなど100円ショップに売っている保護材でもカバーできます。
「パイプ耐寒保護カバー」「パイプ保護カバー」などという名前で、アルミシートとクッション材が一体化した円筒形の商品があります。
重ねて使ってもいいかもしれないですね。




ボロボロの我が家のカバー

北海道道央地区の我が家の場合は外水栓が凍ったことはありません。
保温カバーを水道管に巻いているおかげでしょう。
(もちろん使わない間、水抜きと水落しはしておきます)

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いや、もしかして、凍っても気づいていないだけかな?
 

なぜなら、うちのはとても低い立水栓のため冬にはほとんど雪の下に埋まっています。
30cmくらいかな。
雪には保温効果がありますからね。

そもそも北海道の冬に外水道を使おうなんていう人はいません。
だから外水道の蛇口をひねることさえないわけで、たとえ凍っていたとしてもわからないんですね。

それにしてもこの外水栓の保温カバーがあまりにみすぼらしい。
たぶんカバーをつけてから何十年も経っているはず。
寒冷地の外水栓
ずり落ちちゃってるし、表面はボロボロ。
冬は雪の下で見えなくなっても夏の間はむき出しなわけですから、見た目をきれいにしたいなら全部はがしてしまうか、交換するかです。

見たところ、表面に貼ってあったと思われる布テープがボロボロになっているだけで、保温材そのものはなんとか使えそうです。
できるだけお金もかけたくないので、この上からカバーしてしまうことにしました。

用意するもの

水道管を保温するのに必要なもの

  • 保温チューブ
  • 麻ひもまたはビニールひも
  • ビニールテープ(4cm幅)
今回我が家では、保温用のカバーは今あるものを使うことにしました。

他に必要なものは麻ひもと幅広めのビニールテープです。

ひもの目的は保温材を補強してビニールテープを巻きやすくするためなので、新しい保温チューブをつける場合はいらないと思います。
ビニールテープは防水のためです。

準備として、水道管の根元の砂利や土をよけておきます。

紐を巻く

外水栓と麻ひも
まずはぐるぐると紐を巻き付けて保温クッションを押さえました。
全体的に劣化しているので念入りにグルグル巻きに。

ビニールテープで防水する

次にその上からビニールテープを巻きます。
これは防水のためですので、巻き方にワンポイントがあります。
それは下から巻き付けること。
外壁の防水シートや防水テープの貼り方と同じで、雨水の方向を考えて貼る必要があります。
ですから、上から流れてくる水を入り込ませないためには、継ぎ目(重ね)が上を向かないようにします。
水道管にビニールテープ

ということで下からグルグル。
下から巻くと必ず上に重なるので、継ぎ目から水が入らないんですね。

カーブはちょっと難しいですが、引っ張りながら巻き付けます。
重ね貼りするときも、継ぎ目を意識してね。
水道管凍結防止カバー

できました。
真っ黒ビニールテープ、たまたま家にあったのを使いましたが、シックでいいんじゃないでしょうか(笑)

※ちなみに、新品の専用保温チューブを使うときはここまでグルグル巻きにしなくて大丈夫です。
合わせ目や上下のクッション部がのぞいてしまう部分だけ、ビニールテープでカバーします。




まとめ

外にある水道栓の保温カバーを修理した手順を紹介しました。
凍結防止カバーは保温用のチューブとビニールテープがあればできます。
ビニールテープの巻き方は継ぎ目から水が入らないように考えればOK。

とりあえず、これできれいになりました。
あとはそのうちちょっとかわいく飾ってあげましょうか。

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