しばらく前からインスタなどでブームの「スレート」、実用的じゃないと思い込んでいたのですが使い始めてみたら以外に万能皿だったという話です。
スレートとは屋根材だけど食材が映える
「スレート」というのは屋根材などに使われる石の板(ストーンプレート)のことで、建築現場のお手伝いに行ったときに耳にしたりしてました。
それがこのごろおしゃれ食器として流行っているって、はじめはなんとなく抵抗があったんです。
だけどたまたま日本では最近になって広まってきたというだけで、海外では昔から活用されていたんですね。
あれはきっとスレートプレートでしょう。
それがわかってから興味を持っていたところへ、お仕事で触れる機会があって使ってみたらすっかり気に入ってしまいました。
あの真っ黒な色合いが食材をぱっとひき立てるんですね。
しかも、スレートの表面感がいい。天然の溝で表面が細かくデコボコしているんです。
ナチュラルな雰囲気も併せ持つので、いろいろな食材に合わせやすいというところが魅力です。
スレートプレートにいつものおやつをのせてみた
はい、いつものおやつをスレートプレートに載せてみたのがこの写真です。
左から、コストコのチーズケーキ、レンジでチンした簡単煮リンゴ、旬の柿、それから右側のはカカオクッキーとチョコレートとナッツです。
ありあわせのおやつが一気にカフェ風になりました。
ケーキの下には柄物のワックスペーパーを敷いています。汚れ防止にもなるし、彩りを添えるのにも便利。
スレートは真っ黒なので白が引き立ちます。
口に入っても害のないソープストーンのチョークを使えば、直にプレートに文字を書いたりできるそうなんです。
でもそれは持っていないので、粉砂糖で模様をつけてみました。
レースペーパーを置いた上から粉ふるいで粉砂糖を振りかけ、その後でレースペーパーを取り除きます。
レースペーパー以外にもフォークとスプーンの上から振りかけるとか、紙で好きな形を切って型紙にするとかいろいろできますね。
100均にもあるケーキ用のステンシル型紙を使うときれいにできます。
ダイソーやセリアのスレートプレートの品質って?
もともと、スレートプレートを食器として売り出したのは「ブルックリンスレートカンパニー」で、けっこうなお値段なんですよね。
もちろんとてもしっかりした作りだし、専用のチョークもついてくるし、黒以外のスレートも選べたりします。
ところがこのごろは、ダイソーやセリアといった100均にもスレートプレートが並んでいます。
大きさによって200円商品もありますが、とにかく安い~。
100均スレートプレートの注意点
あえて100円ショップのスレートプレートの注意点を上げるとすれば、他の商品より薄い感じはありますね。
スレートは薄くても面での強度には問題ないくらい固いのですが、もともと薄い層が重なってできている素材ですので、落としたりぶつけたりすると割れるというより、はがれるような破損をする可能性はあります。
薄手の商品だとその確率が増えそうな気がするので、少し注意したい点かな。
また、100円商品だと大きさが小さいので、数枚揃える必要が出てくるかも。
それならキッチン雑貨のお店で大きめのを一つ買った方が良いかもしれません。
大きさ違いを組み合わせて使うとおもしろい
100均で人数分の小さいプレートを揃えて取り皿風にしてもいいですし、
一般のショップで大きいスレートを購入するとパーティなんかで活躍させることができます。
パーティなどではテーブルの真ん中に置いておつまみを並べるとすてき。
そこは使う人の好みですので、大小組み合わせて上手に活用できたらいいですね。
最近ではニトリやカインズホームなどにも数百円で買えるスレートが置いているし、キッチン雑貨のお店では長細い形や丸いタイプなどいろいろなサイズがあるので選ぶのも楽しいです。
まとめ
黒くてかっこいいテーブルコーデができるスレートプレート、使ってみたらいろいろな食材に合うので意外と実用性がありました。
100均でも手に入るので、おうちでおもてなしの機会が多い人なら買って損はしないと思います。
「インスタ映え」もしちゃいますね。
お刺身を盛り付けた例なども紹介していますので、良かったらそちらの記事もどうぞ。
「スレートプレートの盛り付け方とは?料理をオシャレにみせるコツ」