
柑橘好きにとって、冬の国産レモンの季節はちょっとしたご褒美のようなものです。
スーパーの棚に「国産」を強調した黄色い果実が並びはじめると、「あ、そろそろ仕込まなきゃ」と思い出すのが、わが家のレモン酒。
昨年の冬に漬けたレモン酒、夏の間に飲みきってしまうかと思っていたのですが、思いのほか家飲みの機会が少なくて、気づけば今の季節まで残っていました。ソーダ割りが最近の小さな楽しみになっています。
自家製レモン酒(濃いめシロップ)の作り方
レモン酒の作り方はとてもシンプルです。作ったときのメモを見て書き出してみますね。
無農薬レモンを7個ほど(約800g)、皮ごと使います。
氷砂糖はレモンの重さの約半分の400g用意。ホワイトリカーは本来レモンと同量から2倍くらいが理想ですが、昨年は瓶が小さくて550ccしか入らなかった。
そのぶん甘いシロップになってしまうけれど、レモンは濃いめ、割る用途には十分です。
レモンは皮をむいてざく切りに。白いワタと種は苦みのもとになるので、できるだけ取り除きます。
むいた皮はそのまま長い形で残しておくと、あとで取り出すときに便利です。
瓶に「レモン→氷砂糖→レモン→氷砂糖」と交互に詰めていき、最後に皮を一番上に。
皮は1ヶ月ほどで取り出すのが苦み対策のコツなので、取り出しやすいように上に置いておくのです。
あとは瓶の口ギリギリまでホワイトリカーを注ぎ、蓋をして冷暗所へ。
氷砂糖が溶けて、レモンの色がじんわりと広がってきたら、そろそろ飲み頃の合図です。
うちの瓶はまだそのまま実を入れています。長期保存したいときは濾してお酒だけにするのがいいのですが、液体から出ないようにしておけばカビたりする心配はありません。
レモンの実はすっかり甘くなっていて、飲みながらかじるのもまた楽しい。
最初の頃に取り出した皮は刻んで少し煮詰めてレモンピールにしてあります。ケーキやパンに混ぜ込むと、ほんのりレモンの香りが広がって、これもまた嬉しい使い道です。

ソーダで割るときは、5倍くらいがちょうどいいかな。
酸味はまろやかになっていて、香りはしっかりレモン。甘いシロップのような味わいですが、アルコール度数は高めなので、つい飲みすぎないように注意が必要です。
冬の夜、ストーブであたたまった部屋で、ビールグラスに注いだレモンサワーをごくごく。
そろそろ、今年のレモン酒も仕込んでおかないと。
また1年、ゆっくり楽しむために。
果実酒を漬けるのは夏のほうが多いかも。梅酒とかね。
サンキュ!のサイトに果実酒の作り方のコツを寄稿してあります。良かったらそちらも参考にどうぞ。


