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キッチンの排水管つまり解消にピーピースルーFを使ったらすっきり!家庭での使い方のコツ

5.0

キッチンの排水口から「ゴボゴボ」と音がして流れが悪い!
詰まってきちゃったみたい・・・。
一般的なジェル状の詰まり対策の洗剤では、何回使ってもほとんど効果がありませんでした。
そこで業務用の強力薬剤を使ってみたらすっきり解消できたので、ご紹介します。

「ピーピースルーF」が家庭のキッチンの詰まりに効く

ピーピースルーF
我が家の古い台所の流れが悪くなって、異音がしてきたときに効いた洗剤とは?
その名も「ピーピースルー」という、いかにも下剤のようなふざけた名前の薬剤です。

近所のホームセンター等では見かけなかったのですが、水道業者さんも使う業務用シリーズの中で、一般の人も購入できるタイプがこの「ピーピースルーF」とのこと。

通販だとこんな専門的な洗剤も買えてしまう、便利な時代です。
わたしは楽天市場で検索して購入しました。

このパイプ用薬品「ピーピースルーF」は、特に油汚れによる詰まりに効果を発揮するとのこと。
だからキッチンの詰まり解消は大得意です。
また、有機物が原因の詰まりにも効くそう。だからお風呂の詰まりにも使えます。
でもトイレットペーパーが詰まってしまった場合のような、トイレの詰まりにはあまり効かないもよう。

ただし、油汚れの詰まりでも、完全に水が通る穴がなくなるほどがっちり固まってしまった詰まりは無理だそうです。

排水口から「ゴボゴボ」音がしているうちは、まだなんとか水が通っているということになります。
いまのうち早めに解消しなくては。

ピーピースルーFを使うときは手袋とゴーグルを準備しましょう

保護メガネとマスクとゴム手袋
このパイプクリーナーは粉タイプ。
水と触れると反応し、泡と熱が発生します。
強アルカリによって詰まりを溶かす仕組み。

お湯を使うことが勧められていますが、お湯と反応した時に蒸気と一緒に洗剤成分が舞い上がるので、ゴーグルを用意しておいた方がいいです。
ツンとした臭いもありますのでマスクも必要。

もちろん普通のパイプクリーナーと同じく、素手で触ることは危険なのでゴム手袋も必須です。

私も保護メガネやマスク、手袋を準備してから作業開始しました。

ピーピースルーFでキッチンの詰まりを解消するときの手順

ピーピースルーFの基本的な使い方は以下の通り。
ステンレスなどの金属製の排水管と、柔らかいジャバラの排水管では溶かし方を変えたほうがいいようです。
発熱して高温になることがあるため、樹脂製の排水管を傷めることがあるからです。

樹脂製のジャバラパイプの場合

ジャバラタイプの排水管
我が家ではキッチンのパイプがこのジャバラパイプでした。
それでいったんピーピースルーFの粉をお湯に溶かしてから流し込むことに。

手順
ピーピースルーを溶かす
空きペットボトルなどを使ってピーピースルーFの粉をお湯に溶かす
発泡が一段落したところで排水口に流し込む
30分以上おく
流水で流す

 

粉を空きボトルに入れてお湯を注いだときは、もこもこと泡だってちょっと怖かったです。
1分くらいで盛り上がるのが落ち着いたころに排水口へ流せば大丈夫。

金属製パイプの場合

手順
ピーピースルーの使い方
排水口の周りにピーピースルーFの粉をまく
ピーピースルーを流し込む
40℃のお湯でそっと溶かしながら流し込む
30分以上おく
流水で流す

 

我が家では洗面所のパイプがステンレスタイプだったので、この方法でできました。
キッチンで水を流すと洗面所のほうからも「ゴボゴボ」音がしたので、下水管がつながっていると判断し、洗面所のパイプでも実施しました。

詰まりがひどいときの使い方ポイントとは

詰まり予防や、定期的なお掃除に使う場合は上記のような通常の手順ですっきりするみたいですが、今回の場合は既に流れが悪くなっている状態。
そういうときは、一工夫加えることが必要です。

頑固な詰まりには放置時間を長くする

まずはしっかり汚れを溶かしてもらうために、放置時間を長くします。
わたしは3時間置きましたが、状態によっては一晩ほど放置するといいそうです。

大量のお湯で詰まりを押し出す

最後の手順で「流水で流す」という部分がありますが、これを「大量のお湯を一気に流す」に変えます。
そうすると、大量のお湯の勢いで残っていた詰まりも流れていきます。
数回繰り返すとさらに効果的。

これはシンク内にいっぱいお湯を貯めてから一気に栓を抜くことでできます。

うちの場合、台所シンクの栓がなかったのでどうしようかと思いましたが、そういうときはタオルを詰め込んで栓にするといいんだって。
タオルを栓にする
排水口からギュギュっとタオルを詰め込みます。
タオルの端は伸ばしておきます。
お湯が溜まったら、タオルの端を持って引っ張れば栓が抜けて一気に流れていきます。

お湯は熱湯ではなくて大丈夫です。排水ホースを傷めないためにも、給湯ボイラーの温度設定を50℃くらいにして水道から出します。
寒冷地の冬など、室温が低いときは冷めることも考えて若干高い温度設定でも良いかと思います。

結果と今後の対策

古い我が家なので、排水管の劣化も気になるところ。
詰まってきたときは「もう交換工事が必要なのかも・・・」と不安になっていましたが、ピーピースルーFで洗浄することですっきり!

まず台所の排水管で実施し、そのあとつながっていると思われる洗面所でも実施しました。

そうすると、劇的に改善。
ゴボゴボする音もしなくなり、まったく快適に水が流れるようになりました。

よ、よかった~

長年の油汚れが原因と思われる今回の詰まり騒動。
今後は、できるだけ排水に油汚れを流さないように注意したいと思っています。
対策として実行しだしたのが以下の三つ。

  • お皿の汚れをふき取ってから洗う
  • 鍋の汚れは洗剤で中和させてから流す
  • 温水で食器洗いをする

お皿の汚れをふき取るのに使うペーパーなどがもったいない気もしますが、これにはティッシュペーパーではなくトイレットペーパーを使うとそんなにコストがかかりません。
また、キッチンペーパーを使うと1枚で数枚のお皿をふき取れるので、それでもいいことにしました。

そして年に数回、予防としてピーピースルーFでのお掃除を実行する予定です。

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