ハンドメイド小物の代表格のような「ポットマット」。
熱いポットや鍋の下に敷くのに必要ですし、鍋つかみがわりにしたり小物置きにしたりと、いくつあっても困らないのでプレゼント用にもおすすめです。
ただし、きちんとつくらないと中の綿が偏ってデコボコしてしまうことも。
この記事では、わたしracssがいつも作るポットマットの作り方と、使いやすいサイズについてご紹介しますね。
ポットマットの縫い方のポイント
素材は耐熱性のあるものに
ポットマットは熱いものを置くので、熱に強い素材で作る必要があります。
それで綿か麻、またはウール素材の布を用意しましょう。
ポリエステルやアクリルが混ざっている布は溶けてしまう可能性があるので避けます。
中綿代わりにタオルがおすすめ
ポットマットは熱を遮断する厚さを出すために、中綿を入れます。
通常はシート状に成型されている綿か、薄いスポンジ状のクッション材で手芸用の材料を使います。
しかし私のお気に入りは、タオルなんです。
綿100%のタオルは耐熱性もありますし、ふわふわしすぎず適度な重みをだしてくれるのですごくいいんです。
2枚重ね、3枚重ねで厚さの調節もしやすいです。
制作段階では糸くずが散らばりやすいとか糸がひっかりやすいなどの難点はありますが、おすすめですよ。
ループつきが便利
ループをつけておくと、吊り下げ収納や洗濯の時にも便利です。
革のはぎれやワックスコード、チロリアンテープなどをループとして使うのもアクセントになって可愛いです。
材料
用意するもの:
(12cm角のマットを作る場合)
・表布 14cm角
・裏布 14cm角
・クッション材(中綿マットまたはタオル)14cm角
※薄手タオルの場合は2枚重ねでカットします
・ループ用紐 8cm
いずれも作りたいサイズに縫いしろ1cm分を足してカットします。
ポットマットの作り方
それでは実際にポットマットを縫う手順を説明しますね。
1.クッション材、裏布、表布の順で重ねる。
裏布と表布は柄が内側にくる「中表」で合わせてください。
2.ぐるっと周囲を縫います。
返し口を8cmくらい残しておきます。
3.四つ角をカットします。ひっくり返したときに角がきれいに出るようにするためです。
4.ひっくり返します。角までしっかり返します。目打ちなどで引っ張り出すときれいにできます。
6.形を整え、返し口に紐をはさみながら綴じます。完成です。
使いやすいポットマットのサイズとは
いざ作ろうとすると、どのくらいで布を切ったらいいか迷うかもしれません。
ずばり、おすすめサイズは以下の2つです。
大きめタイプは15cmの丸型、
小さめなら12cmの角型がおすすめ。
先日雑貨屋さんに納品したのも、ちょうどこのサイズでした。
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我が家で愛用のポットマットたち
我が家でもこのおすすめサイズを含め、いくつかのサイズのマットを使っていますので紹介しますね。
使用感がイメージできると思います。
15cm角のポットマット
こちらはお友達が作ってくれた、15cm角のポットマット。
コーヒーポットを載せて余裕があります。
鍋敷きとしても使えるサイズです。
ただティーセットと一緒にテーブルに出すには、若干かさばる感じもあります。
15cm丸型のマット
こちらは丸い形が気に入っています。これも15cmですが、丸いと小さく見えますね。
角型に載せたのと同じポットを載せるとジャストサイズです。
角がない分、テーブル上でもコンパクトですのでおすすめ。
14×11cmの長方形マット
実は我が家で最も出番の多いのが、この長方形のマットです。
サイズは14×11cmと、ちょっと中途半端なサイズなのですが、なぜか使いやすいんですよ。
横向きに使っていますが、大きめのマグカップを載せても両サイドに余裕があります。
「上に物を載せちゃうと見えなくなるマットはつまんない」という思いから、大きすぎず、ちらっと見えるこのサイズになりました。
長方形なので鍋つかみにもできます。
ティーポットにもいいサイズ。
スプーンやフォークなどカトラリーを並べるのにも長方形はしっくりきます。
12cm角のポットマット
こちらは雑貨屋さんの委託用にもよく作る、12cm角のマットです。
小さめのポットや、マグカップの下に敷くのには最適のサイズ。
まとめ
ハンドメイドのポットマットの作り方を紹介しました。
racssのおすすめは中綿の代わりにタオルを使うこと。
またおすすめサイズは15cm丸型と12cm角です。
好きな布をパッチワークしてもいいし、刺繍やステッチをいれるのもいいですね。
こういう小物はすぐできるから楽しいですね。
良かったらこの記事も参考にしてみてください。
*おわり*
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