うちの年代物の食器棚のガラスの引き違い扉が開けにくいので自作の補助アイテムをつけてみました。
格段に使いやすくなった!
食器棚のガラスのくぼみ(引手)が開けにくい
食器棚のガラスの引き戸にこういうくぼみが付いています。ガラスを削ってあって、指を引っかけるようになっている部分。
「引手加工」というそうなんです。
出っ張りがない分、ガラスを左右に完全に開けることができるのがメリットですけれども、頻繁に出し入れする場合はこのくぼみだけでは開けにくいですね。
それでついついガラス本体に手をかけたりして、手の汚れがついてしまうんです。
つかみやすくするための補助金具とか、ガラスにつけられるつまみなどを探してみましたが、重いガラスのドアにつけるためのものがほとんどで、なかなか目的のものが見つかりません。
専用のものでなくてもと思って、ガラスにつけられそうなアイテムを探したところ、「吸盤式」か「粘着式」のどちらかです。
強力磁石でもなんとかなるかもしれないけど。
最近可愛いのもたくさん出ているしね。
ただ、引き戸ガラスにつけるとなると、横に引く力にはどのくらい耐えられるのか?
はがれたら跡が残って汚くならないか?というのも不安。
とりあえず吸盤式で使えそうなものを100均で探すことにしました。
100均の吸盤フックをつけてみた
セリアで見つけたのがこれ。
大きめ、2個で100円の吸盤フックの商品です。
もう少し小さくて3個入っているのもあったのだけど、大きいほうが吸着力が高そうです。
耐荷重量1kgまでとなっています。
でももちろんこれはフックなので、フックにかけられる重さということですけれども、引っ張る力という意味では引き戸につけて横に引くのでも同じかも。
ただ、ガラス戸を開けるときに加わる力は1kgで済むのだろうか?
心配はありますが、とりあえずこの吸盤を食器棚のガラス扉につけてみることにします。
フックがついたままでもつけられるけど、外せそうだったので取ってみました。
自作の吸盤つまみのできあがり。
でもむりやりねじまげて取ろうとするときに真ん中の白いプラスチック部分に傷がついてしまった・・・。
早速つけてみます。
もともとある引手部分をすっぽりカバーする形で吸着させてみると・・・?
くぼみを完全に隠すためには大きいほうにしてよかった。
ただし、これをつけたことで引き違いのガラス扉が最後の部分でひっかかってしまいます。
でも取り出せないほどではないですし、いざというときは吸盤を外せばいい。
年配の母も「開けやすくなったね!」と喜んでくれました。
1週間使っていますが、はがれてくる気配はありません。
やはり大きめサイズにして、密着面を大きくしたのは正解でした。
サッシ窓につける引き戸補助アイテムなら市販商品でよくあります
窓などもう少し大きめのガラスにつけられる商品ならすぐ見つかります。
がっちりした取っ手の商品もあるけれど、コンパクトなのは両面シールでつけるタイプです。
これはうちの掃き出し窓につけたらいいかもしれない。
うちのサッシの掃き出し窓は、こちら側から出るときは手を引っかけられる部分が付いているのですが、向こう側に取っ手がないので、戻ってくるときはどうしても窓の縁やガラス面に手をかけて開けるのです。
ピタッと閉まっているときはけっこう苦労する。
後付けのサンルームへの出入りに毎日使う場所なんですが。
だから引手をつければきっと便利になるはずです。
ノブ型で5kgまでの強力吸盤タイプもあります。
ただ、100円と比べたらお値段がずいぶんしちゃう。
サッシの重さに耐えられる吸盤がないか、探してみようかな。
僕のサンルームのドアだからちゃんと選んでよ!
確かに猫の日向ぼっこルーム化していますけれども・・・。