食関連、フード関連で資格を取りたいと思ったら、よく出てくるのが「食生活アドバイザー」です。
知名度はかなり高いですね。
ただ、似たような名前の「資格」がたくさんあるので、混同されている部分があるかもしれません。
この記事では「食生活アドバイザー」に興味を持った方に、知っておいてもらいたいことをまとめました。
ちょっと辛口、個人的な視点もあるのですが、あとでがっかりしないためにもぜひ確認しておいてください。
「食生活アドバイザー検定」は難易度が高め
食生活アドバイザーって、すごくいい響きの名前ですよね。この資格を取ったら、食生活についてアドバイスする講師になれそうな響き・・・
でもそう思って学習を始めても、あまり期待には応えられないと思います。
なぜなら、これは権威ある肩書にできる資格、というよりもできるだけ多くの人にとってもらうことが目的の検定の名前だからです。
ただし、通信講座を修了するだけで取得できるような他の資格とは違って、しっかり試験対策をしなくてはなりません。特に食生活アドバイザー2級となると難易度が高め。
ですから、「簡単にとれる資格がほしい」と考えている場合には向いていません。
そのあたりのことを率直に記事にしたのがこちら▼
食生活アドバイザーは通信講座ではとれません|資格の取り方
「食生活アドバイザー」試験を受ける意味とは
食生活アドバイザーは、肩書となる食の資格としてあまり使えないとすれば、試験を受ける意味ってあるんでしょうか。
ちゃんとあるんです。
この検定を、社員に受けるように勧める企業があるのはなぜ?
どんな人がメリットある?
逆にわざわざ「食生活アドバイザー」の勉強をしなくてもいい人もいます。
こちらの記事で詳しく書いたので、よかったらご覧ください▼▼
食生活アドバイザーを取るのは無駄じゃない!おすすめできるのはこんな人
食生活アドバイザー検定は完全独学で準備ができます
「食生活アドバイザー」の資格は、ユーキャンの対策講座もありますがそれを修了しただけでは取得できなくて、年に2回開催される試験に合格しなくてはいけません。
試験対策自体は、ユーキャン講座でなくてもOK。自分で参考書や問題集を用意して独学で行なえますので、費用を抑えることができます。
独学のためのテキスト類はたくさん発売されていますが、迷ってしまう方のために比較してみました。
学びやすいテキストや、学習法について解説したので、よければこちらを参考にしてください▼▼▼
食生活アドバイザー独学テキストのおすすめと効率良い学習法を解説します
まとめ
「食生活アドバイザー」に資格としての過度の期待は禁物ですが、食育・食の意識改善に役立つ良い内容ですので勉強する価値はあります。
他の在宅資格よりずっと試験の難易度が高いので、合格の際の満足度も高いはず。しっかり試験対策して臨みたい検定です。