
産直市場で見つけられたらラッキー、生落花生は秋のお楽しみです。
ちょっと値段がするし、塩ゆでするのに40分もかかるけれど、これが美味しいんだ!

きれいに洗った落花生を、水から茹でます。
今回300グラムの落花生を1リットルのお水で塩大さじ2入れまして、塩ゆでにします。
沸騰してから40分茹で続けます。30分過ぎたら1個食べてみて、固さを考えて追加で茹でると失敗無しです。
枝豆と比べたらかなりの長時間ですけど、あの味を思ったら苦ではありません。
圧力鍋で茹でればもっと短時間で済みますが、先回圧力鍋を使ったときは柔らかくなりすぎて失敗でした。
茹で加減を途中で見るということができないので、ちょうどいい時間を見極めるのがたまに茹でるくらいでは難しいのです。

できました。茹でたてをまずはパクリと。ただ熱いうちは殻を割る時に飛び出すお湯に注意です。
塩加減が薄いなと思ったら、茹でた水(塩水)に浸けたままで冷ますといいんだそう。
そのあとは殻がかなり水を吸っていますので、よく水をきってからおつまみに。
実はわたしはピーナッツが好きではないんです。柿ピーなんかもピーナツを避けて食べる。
ピーナツ独特の土臭いような風味が好きじゃないのです。
ただ、この生落花生の塩ゆでだけは別。枝豆食べるときみたいにパクパク食べちゃいます。
甘くて柔らかく、ホクホク感も。
落花生はピーナッツと呼ぶけれどナッツじゃなくて「豆」なんだぞ、という存在感があります。
落花生は家庭菜園のコンパニオンプランツとしてもおすすめできる豆。夏野菜のトマトやピーマンに栄養提供してくれます。
枝豆か、落花生かというところでわたしはいつも夏のうちに収穫したいので枝豆を選ぶのですが、もしその収穫が秋の終わりでもいいのなら落花生がいいかもしれませんね。
有名な話ですが落花生って花が咲いてから土に潜っていく、おもしろい成長をします。今度我が家でも育ててみなくては。

