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沖縄の伝統料理を食べるならアリビラの「ぬちぐすい定食」がおすすめ

伝統的な沖縄料理をちょっとずつ試してみたい、というときは「ぬちぐすい定食」で朝食をとるのがおすすめです。

「ぬちぐすい定食」って?
どこで食べれるの?
どんな料理なの?
という質問にお答えします。

ホテル日航アリビラの「ぬちぐすい定食」を食べてみた

「ぬちぐすい定食」とは、沖縄の読谷村にあるホテル日航アリビラで提供している、一日40食限定の特別な朝食です。
前日のチェックインのときなどに事前に予約しておくと確保しておいてくれます。
当日でも「ぬちぐすい定食はまだありますか?」と聞いてみてあればラッキー。早めの朝食時間に行けば残っている率が高いそうです。

先回沖縄の親戚を訪ねた際に、ホテル日航アリビラで念願の「ぬちぐすい定食」食べてきました。

冬のぬちぐすい定食メニュー紹介


こちらが私が食べた「ぬちぐすい定食」。
季節によって多少の変動があるようですが、このとき(2017年2月)のメニューを紹介すると・・・。

手前の真ん中にある緑のものは「野菜とフルーツのすり流し」。スムージーみたいな感じですね。リンゴ味で調節されて飲みやすかった。とろみがありました。

その右隣りは玄米ミルクと豆乳のミックスでした。

豆乳の隣は沖縄そば。ここのは平麺の縮れ麺でした。
ちっちゃな醤油さしが添えてあって、そこに入っている「コーレグース」という辛みをちょっぴりたらしても美味しいですよ、と案内してくれました。
島唐辛子を泡盛に浸けたものです。お土産にもおすすめの調味料。

上に行ってふたが付いているのはフエフキダイと冬瓜のマース煮
マースというのは塩のこと。
とろみのあるあっさりした餡がかかっていて、薄味ですがとても美味しかった。帰ってきてからタラとカブで再現したくらい。
蓋を取って撮影しなかったのが悔やまれます。

右上の角にあるのは「ニンジンしりしり」です。

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これは自宅でもたまに作りますが、自分で作るのとは比べ物にならないくらいニンジンが薄くカットされていて食べやすかった!

真ん中のカゴの中にいきまして、右側の赤いのはトマトです。もちろん沖縄で作っているトマト。

トマトの隣がアロエのタンカン漬でした。甘酸っぱくてさわやか。

アロエの下にあるのは大根の梅漬け大豆の黒酢漬け、そしてチキナー炒めが盛り合せてあります。
チキナーというのはからし菜の漬物。

その左側に行くと大好きなジーマミー豆腐です。ジーマミーはピーナッツのことね。

で、その上の赤紫のが「ハンダマの油味噌掛け」でした。ハンダマはちょっととろみがあって貧血に良いとされてきた薬草。

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これは初めて食べましたが、味は特に苦みが強いわけでもなく食べやすかったです。
 

で、一番上にあるのは「パパイヤイリチー」。パパイヤの炒め物です。

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シャキシャキと歯触りよく、そうね、例えるなら切り干し大根を炒めたらこうなる?
 


カゴの外に出まして、お盆の左角にあるのは「長命草ジューシー」。長命草というむくみを取ってくれるという薬草入りのおかゆでした。

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「ジューシー」というのは炊き込みご飯によく使われる名前なので、おかゆなのにジューシー?と思いましたけれども「炊いた」という意味では同じなんですね。雑炊のことも指すらしいです。
 

最後にお盆の左上にあるのが、サイコロ型のちんすこうです。紅芋味と黒糖味の2種類味わえます。
ちんすこうの下はお茶。ほうじ茶だった気がするんですが、違ったかな?

胃が疲れているときにおすすめしたい

この定食、これだけだとあっさりしていて物足りないという人もいるだろうし、薄味で美味しくないと思う人もいるかな?
夫は物足りなかったみたい。
でも足りない人はブッフェから他のご飯やサイドメニューを好きなだけ食べられますので安心してください。

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どれも薄味、極端な苦みや酸味がないように調節された味付けなので、昔ながらの味とは少し違うのかもしれないけど、わたしは美味しかったです!
 
夏に行くと「ゴーヤチャンプルー」だったり、アセロラジュースだったり、魚の種類がちょっと違ったりするそうですよ。

沖縄ならではの食材を少しずつ試してみたい、という人にはおすすめの定食でした。

そして、旅行の時って移動で疲れているし、あちこちで美味しいもの目につくまま食べすぎちゃったりして、胃腸の調子が悪いときありますよね。
そんなときこそ「ぬちぐすい」の本領発揮!

「ぬちぐすい」というのは「いのちのくすり」を沖縄言葉で言ったもの。つまり体にいい食材が使われてて薬になるということです。

この定食の開発エピソードがメニューの裏に書いてあったのですが、料理長の並里さんによると昔のおじいおばあは食事のたびに「くすいなたん」と言っていたそうです。
これは「薬になりました」という意味で、作った人に対する最高の誉め言葉だったそう。

実はこの定食を食べた日、わたしは寝不足で食欲がなかったのですが、さらっと食べられてとても美味しく感じました。

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わたしも「くすいなたん、ごちそうさまでした」。

ブッフェメニューも食べられます

前述しましたが「ぬちぐすい定食」を頼んでも、その他の朝食ブッフェメニューから取ってきていいんです。だからおなかと相談しながらいろいろ食べちゃいましょう。夫が追加で持ってきたのをパシャリ。

これこれ、「ジューシー」。炊き込みご飯のほうの「ジューシー」。これは夫の大好物で、沖縄に行ったら必ず「ジューシーの素」を買い込みます。これも薄味でしたが豚肉入りでコクがあって美味しかった(わたしは次の日食べました)。
そのほか、サラダも好きな野菜を取ってこれますし、手作り豆腐や海ブドウごはんなどなど、和食いろいろありました。

食後のコーヒーやデザートも。
わらび餅、紅芋ようかん、金粉入りコーヒーゼリー。

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満腹です。ごちそうさまでした。

ぬちぐすい定食が食べられるお店

ホテル日航アリビラの「ぬちぐすい定食」は、ホテル内の和食レストラン「佐和」で食べることができます。

宿泊で朝食付きプランだったら無料だし、泊まらなくても朝ごはんだけ食べに来ることができます。その場合は2400円だそう。
朝6:30から10:00までが朝食の時間です。

ホテル日航アリビラ -ヨミタンリゾート沖縄-
住所 〒904-0393 沖縄県中頭郡読谷村字儀間600
TEL TEL:098-982-9111(代表) 宿泊予約課:098-982-9612

 
アリビラの朝食はその他に和洋バイキングの「ハナハナ」、洋食バイキングの「ベルデマール」というレストランから選べるので、その日の気分で決めてもいいですね。
でも和食好きなわたしは2泊のうちどちらも「佐和」に行ってしまいました。「佐和」の「和定食」も良かったですよ。

まとめ

沖縄の読谷にあるアリビラで食べられる朝食「ぬちぐすい定食」は、体に優しい伝統食材を使ったごはんでした。
旅行中に疲れた胃腸をいやすのにおすすめしたいです。

最後までご覧いただきありがとうございます。

沖縄の伝統料理のひとつ、ヤギ汁も食べてみました。
その感想はこちら。
「沖縄でヤギ汁(ひーじゃー汁)と牛汁を食べるなら「まんぷく食堂」へ」

沖縄カフェで良かったところはこちら。
「沖縄絶景カフェ|干潮も美しい「浜辺の茶屋」の手作りケーキを食べに行く」

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