主婦が調理師免許を取る3つの方法と独学がおすすめの人とは


この記事では、主婦の調理師免許の取り方を紹介します。
できるだけお金をかけないなら独学ですが、実務経験が必要。
調理師試験を受けるための条件と、免許取得の3つの方法を書いていますので、今から調理師を目指したいという主婦の方はぜひご覧ください。独学で調理師になった筆者の視点からまとめますね。

主婦が調理師免許を取るメリットについては、こちらの記事で書いています。
こちら「調理師の資格を主婦やパートさんがとるメリットとは?仕事に生かす方法」

主婦がお金をかけずに調理師になるには?

主婦が「わたしも調理師になりたい!」と思ったら、まず何から始めたらいいのでしょうか。

できるだけ家計に負担をかけたくない場合は、独学で調理師試験に挑戦する方法があります。実務経験がすでにある場合は、この方法がおすすめです。

独学で調理師になる場合には、各都道府県で実施される調理師試験に合格しなくてはなりません。これは管轄の保健所に願書と試験料を提出し、試験は年に1回あります。

たとえば、北海道の場合は毎年5月に募集があり、試験は10月に行われるのが恒例です。
各都道府県の保健所のホームページで詳細が調べられます。

試験を受けられる人の条件

なのですが、そもそもこの願書を出すための条件が二つあります。
・2年以上飲食業に携わった実務経験
・実務経験を雇用主に証明してもらえること

この条件を満たせば、あとは願書を出して試験日に向けて受験勉強をすることになります。

実務経験がない人の場合

実務経験がない場合はまず飲食店などで2年間、調理経験を積む必要があります。お惣菜店や魚屋さんなどでもOK。ただし喫茶店やカフェでは認められません。
パート、アルバイトでOKですが、「週4日以上で1日6時間以上の勤務で2年以上」の経験が求められます。

参考資料調理師試験受験案内(北海道)

※詳しくはこのあと触れますが、2年間の勤務が難しい場合や、調理技術を一から学びたい場合は調理師養成学校に通うほうが良いでしょう。1年コースが用意されている学校もありますから、時間的には近道です。




調理師免許を取得する3つの方法

では改めて詳しく解説していきますね。

調理師になるのには大きく分けて3つの方法があります。

  • 調理師養成学校に通い卒業する
  • 独学して受験する(別途実務経験が必要)
  • 通信の調理師講座を受けてから受験する(別途実務経験が必要)
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この中で自分に適した方法で資格を目指すのが合格の秘訣です。
ひとつずつ見ていきましょう。

こんな人は調理師養成学校がおすすめ

厚生労働大臣認定の1年制または2年制の調理専門学校(調理師養成学校)に通って卒業すると、調理師になれます。

社会人が通える調理師養成学校の中でも調理専門学校、製菓と調理を学べる学校がありますので、学びたいジャンルによってよく選ぶ必要があります。
参考ページ 全国の調理師養成学校一覧(公益社団法人 調理師養成施設協会のページ)
調理師養成学校に通学すると、料理の基礎技術から栄養面まで様々な知識を得られます。そして通学期間が調理に携わった実務経験とみなされます。調理師試験は免除され、卒業認定がされれば調理師免許を申請できるようになります。
同時に専門調理師試験の受験資格や食育インストラクターの資格等を取得できたり、就職の斡旋も多いなど、調理師養成学校で学ぶメリットはたくさんあります。

調理専門学校で資格取得したほうが良い人は初心者と40代以上

きっちり基礎的な調理技術からやってみたい人には、調理専門学校がおすすめ。

さらに、調理師試験の願書を出すために必要な実務経験がなく、これから飲食業界に勤めて経験を積むのは難しいと感じる人にも、学校がおすすめです。夜間コースを設置している学校も少ないですがありますので、日中働きながら通うことも不可能ではありません。

たとえば30代後半や40代以上で飲食業未経験の場合、今から実務経験を積みたいと思っても、なかなか新規で募集が見つからない場合が多いですよね。パートで飲食店に採用されたとしてもこの年令で未経験だとなかなか調理に入れなかったりすることもあります。

どんな飲食店で経験を積むか、も問題です。
惜しみなく調理技術を教えてくれる店もあれば、いつまでも調理補助しかさせてくれないお店、また業務内容的にごく簡単な調理のみのお店(ファミレスなど)もありますので、同じ2年間の経験でも学べる技術にはかなり違いが生まれるわけです。また2年も待てない、できるだけ早く調理師になりたい!と思うこともあるでしょう。 

そんな場合は、費用は大きくなりますが(少ない学校でも100万から120万円)、専門学校で集中して技術と知識を身につけるのがおすすめです。調理師養成学校ならば、洋食・和食・中華・また郷土料理や専門料理などあらゆるジャンルの調理技術を広く学べます。



経験者は独学して受験がおすすめ

冒頭で触れたように最も費用が少なく済むのは、自分で参考書や問題集を使い独学して試験に合格することで調理師になる方法です。

すでに調理の仕事で働いていて2年以上の実務経験がある人は、独学で試験対策をして受験に臨むのがおすすめです。調理師試験は6科目の勉強をしなくてはなりませんが、まじめに取り組めばそれほど難易度の高いものではありません。(公衆衛生学、食品学、栄養学、食品衛生学、調理理論及び食文化概論の6教科)

独学すれば費用も最低限で済む

費用も受験料、合格後の認定にかかる費用と合わせても1万5千円程度で済みます。試験対策のためには、参考書と過去問題集を使えば大丈夫。

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わたしも、このパターンで調理師免許を取得しました。
最初の年、ちょっとしたミスがあり、願書を出せず見送りになりました。それでゆっくり過去問を勉強し、その次の年に無事合格できたという裏話があります。この話はいずれ機会があったらまた。

試験直前になると、各管轄の保健所で有料の対策講座を設けている場合もありますので、必要に応じて利用してもいいかもしれません。この対策講座を受けた人の合格率はかなり上がるそうです。

こんな人にはユーキャンの調理師講座をうけてから受験がおすすめ

通信教育で有名なユーキャンでも「調理師講座」が開設されています。このような通信講座を活用して調理師試験の勉強をする方法があります。
ユーキャン ユーキャンの調理師講座

ただこれは試験対策とサポートをしてくれる講座で、この講座を受けたからといってそのまま資格が取得できるわけではありません。別途、各都道府県で実施される試験に合格する必要があります。

添削やサポートを受けたい人は講座で勉強しよう

通信講座のメリットは、わかりやすいテキスト、講師からの添削や質問できる制度があることです。参考書だけ買ってきて完全独学するのは自信がない人や、わからない点をだれかに教えてほしい人は通信講座を利用して勉強するのがおすすめ。

費用は4万円ほどかかりますし、そこに試験料は含まれていません。
それでも1年に1回しかない調理師試験のために、忙しい合間を縫って着実に知識を積み重ねていきたい人なら申し込むメリットが大きいでしょう。

無料で資料請求できます ユーキャンの調理師講座

調理師になる方法まとめ

この記事では調理師になるための3つの方法をご紹介しました。
独学でも計画的に勉強すれば一発合格が狙える試験です。調理師は国家資格ですし独占名称ですので、取る価値は十分あります。

主婦がこれから調理師免許を持つことで今後の働き方にプラスになるかどうかはその人次第、ではありますが、実際に活用できる場面はたくさんありますよ。主婦の調理師資格の活用法については、こちらの記事でも書いていますので参考にしてくださいね。▼

最後までお読みいただきありがとうございました。

調理師免許取得まではしないまでも「食についての知識を深めたい」と思う方には、他の講座等で学ぶのが役立つ場合もあります。こちらもどうぞご覧ください▼
参考記事 食の資格を比較!食育の資格の種類7つと調理師のおすすめとは

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