コロコロが好きな猫 #きじとら｜猫用ブラシの話。

我が家で唯一コロコロ（粘着テープ）が好きな猫がいます。
きれい好きの（？）モコです。

コロコロはベタつくはずなのに

猫の毛をとるのに欠かせないコロコロ、居間と台所の中間あたりに置いてあります。ひとしきり猫と遊んだあと、料理をする前に服についた猫の毛を取るためです。

わたしがコロコロしていると・・・じっと見ている猫が。「コロコロする？」と呼びかけると、走ってくるのはモコ、サーッと逃げるのはムク。

「ゴロンしてごらん」と横にならせて、コロコロコロコロ・・・気持ちよさそうです。
わたしがある程度使ったあとのテープなので、もう端の方しかつかないのですが、それでもけっこう毛がくっつくんだけど？痛くないの？

写真を撮るのに手を止めていたら、この顔。はいはい、すみませんね。

少しやってまだ満足しないときは、テープをめくってもう一度わたしの服にコロコロしてから、再びモコをコロコロ。
粘着することよりもローラーの転がる感じが気持ち良いのかもしれませんね。
冬の猫の毛はブラッシングしても静電気がおきてうまくとれないことがあるので、コロコロさせてくれると助かります。

モコがあまりに気持ちよさそうにしているのを眺めていたムクに、「試してみる？」とコロコロしてみたことがあるのですが、背中をぞわぞわさせてすごく嫌がっていました。ええ、それが普通の反応だと思いますよ　笑

毛質も関係あるかも

うちの猫たちの場合、親族なのですが毛の質が微妙に違っていて、4匹の中ではこのモコが一番しっかりした丈夫そうな毛質です。
毛足も短くて、みっしり生えている感じなんですよね。だから粘着テープでも痛くないのかもしれません。
モコの頭頂部や後ろ足のかかと付近はベルベットのような感触で、気持ち良いのでよく触らせてもらっています。

猫用ブラシのお気に入りは豚毛

猫用ブラシは、ラバーブラシがすごくよく取れます。はじめドギーマンの長方形のシンプルなラバーブラシを使って感動しました。▼

でも少し経つとラバーが硬化するのか、それほど取れなくなるんですよね。猫たちも、このブラシはあまり好きじゃないみたい。
それで今は猫用座布団についた抜け毛を集めるのに使っています。この使い方だとすごくよく集められます＾＾

スリッカータイプのブラシも使ったことがあって、「短毛用」にしたのですが、短毛かつストレート毛の（？）うちの猫たちにはあまり効果ありませんでした。
でもふわふわの猫ちゃんでアンダーコートもびっしりの場合にはこういうブラシが必要ですね。
スリッカータイプのブラシ▼

人間用ヘアブラシで代用中

で、今の猫たちのお気に入りは、人間用のヘアブラシ。豚毛の混じったもので少し固めなんですが猫毛もよくとれます。
大体は猫たちが朝ごはんを食べ終わってお昼寝に入った頃に、横になっているところへブラシ掛けさせてもらいます。このリラックスしているときだと、怖がりのマミちゃんも大丈夫。
このヘアブラシ、コンパクトで体の小さい猫の細かいところ（首輪の後ろとか）にも使いやすくていいです。
たくさん毛がとれたら、これまた人間用のヘアコームをブラシの毛の間に通して取っています。

以前に100円ショップの200円商品で豚毛ミックスのヘアブラシがあったのを猫用に買ってきましたが、これが毛足が短すぎてイマイチ。毛足が短いとしなりが足りないので毛を絡め取る、という機能がちょっと足りないようです。
かといって、洋服ブラシみたいな毛足が長すぎるものでもだめでしょうね。

それでかなり年季の入ったブラシですがまだこれを愛用中。
ただ、このブラシは柄の部分が樹脂なので、静電気が起きやすいんですよね。それが困るところです。

ペット用はそのあたりの使いやすさ・効率性も考えられているので、買い直す際にはこれがいい！というのを決めてあります▼
レデッカーの木柄の豚毛100％タイプ。木柄なら静電気も起きにくいです。

おわりに

猫はもともとグルーミング好きですが、コロコロが好きな猫、たまにいますね。うちでも1匹だけは使いかけコロコロの適度な粘着力が気持ち良いみたい。

自分でペロペロして毛並みを整えるところもかわいいんだけど、毛玉飲み込み対策としてもブラッシングはしてあげたいものです。
それにブラッシングすると部屋に舞う毛や服につく毛の量が明らかに変わります。

わたしの親世代だと「猫はちゃんと自分でやっているからいいのよ」なんて言いがちですけど（経験済み）、いざ猫にブラッシングしてあげて猫がゴロゴロ喉を鳴らしているのを見ると、やってあげたくなるはず＾＾グルーミングはコミュニケーション手段でもありますから大事ですよね。

最後までご覧頂きありがとうございました＊