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冬の北海道で滑らない靴を選ぶコツとおすすめは?

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95%道産子のわたしですが、冬の歩きやすい靴選びには苦労してきました。冬の北海道へ遊びに来たいという人に聞かれることも多くなってきたので、雪道でも滑らず快適に歩ける靴選びのポイントをご紹介します。

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札幌雪祭りの時期はムートンブーツは向いていません

雪祭りを見に北海道に来られる方も多いと思うんですが、寒いからといってムートンブーツを履いてくると失敗します。

最近の雪祭りの時期(2月の前半)の天候は、意外と温かいんです。それで日中は雪が解けて、雪像が崩れることがあるくらい。
そんな雪祭り会場の路面はどうかというと、固く踏みしめられた雪の表面だけがうっすらと解け、一番滑りやすい状態です。
場所によってはもっと解けて水たまりができていることもあります。

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それでムートンブーツではびしょ濡れになってしまうんです。
できるだけ防水性のある、かかとが高くない靴で来てくださいね。

デザインで言えばエンジニアブーツや、ペコスブーツがおすすめです。
雪道では特にピンヒールはダメ。安定しないのと、雪にヒールが刺さってとても歩きにくいです。
なのでヒール付きならまっすぐストンとした形のチャンキーヒールタイプか、ウェッジソールタイプですね。
雪道の歩き方に慣れていない場合はヒールは4cm以内で!
でもペタンコ靴よりはちょっぴりヒールがあるほうが重心の関係で歩きやすい場合もあります。

旅行の時は雪道だけじゃなく店内など雪のないところにも入りますから、ごつすぎる雪靴では困ることがありますね。

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ほかにも北海道では雪道の状況によって歩きやすい靴が変わってくるので、以下でちょっと詳しく説明します。

冬の雪道状況に合わせた靴が必要です

実は「この靴さえあればどんな状況でも大丈夫」という万能靴はほとんどないのです。
北海道の冬道は何パターンかあるので、それに合わせた靴を何足も揃えるか、ダメな時は外に出ない方法を考えるか、になってしまいます。

北海道旅行のときは、訪れる日の気温がどれくらいになりそうか、旅行前の積雪量はどのくらいか、などを長期予報でリサーチした上で決めるといいです。
大体の北海道の冬の道路状況と合う靴をご紹介しますね。

冬の初めと冬の終わりはびしゃびしゃ道なので防水重視

まず冬になったばかりのころ、11月に入って初雪はもう降ったけれど気温はプラスの5度前後あるよという日。
こういう段階では、道路の端に雪はあるものの、歩道の歩く部分は雪がないことが多いです。街中や店内しか歩かないとわかっているなら、そんなにごつい靴はいりません。

道民は普通のパンプスで走っていたりします。
例えばソレルのスノーブーツみたいのだと逆に恥ずかしいかも・・・。

しかもまだ凍る温度ではないので、水たまりやシャーベット状の雪への対応ができる靴が必要です。
それでおすすめはショートブーツで防水性があるもの。

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例えばビーンブーツがいいと思います。
わたしもこの時期はL.L.Beanのビーンブーツを愛用中。

底の厚みがある靴であれば多少雪のある道を歩くことになっても濡れません。
底から4cmくらいだけ防水素材ですという靴を見かけますが、冬の初めはそれでいいと思います。

同じくらいの気温になる2月中旬から春にかけての時期も、同じように雪解け路面なので防水靴が必要なのですが、冬の間に積もった雪がザクザクと崩れてくる状態です。
できれば完全防水の靴が欲しいところですね。

どの時期でも、観光で雪の中も行くかもしれないときは長靴が便利なので、ちょっとかわいい長靴ブーツみたいのがあれば安心かも。
その場合は大きめのサイズにして、女性ならタイツの上にあったか靴下を重ねて履けば、防水と防寒が両立できます。

凍る時期は滑らない靴底ブーツが必要・ノースデイトの靴を見つけたら買い!

12月に入り、気温がマイナス2度くらいになるともう路面は凍っています。
雪がほとんどなくても表面がうっすらと凍っている「ブラックアイスバーン」という状態になっていることが多いので、アスファルトの上を歩くときは慎重に。

こんな時期は靴底が滑らない素材の靴が必要になります。
ギザギザカットの靴や、ガラス繊維が練りこまれた靴底などが靴屋さんの店頭に並んでいるので、旅行の場合は北海道に着いてから近くの靴屋さんに駆け込むほうが、安く買えていいかもしれません。

北海道の新千歳空港に着いたとしたら、千歳のアウトレットモール・レラにあるABCマートが一番近いかな。
靴屋さんは「シュープラザ」とか「ニューステップ」、「アスビーファム」などが量販店としてあるので検索して行くのがいいんじゃないでしょうか。大体4000円くらいあれば適当な靴が買えます。

ちなみに北海道の靴のメーカーで「Northdate(ノースデイト)」というのがあるんですが、このメーカーの冬靴はがっちりと路面をつかんでくれる素材で、本当に滑りません。
この靴底で防水性と保温性のあるブーツを見つけられれば、それこそ最強の冬靴と言えます!

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もし靴屋さんで安くなっているのを見つけたら即断してくださいね!

わたしも量販店のバーゲンで偶然買ったこのメーカーの靴を4,5年履いていました。
見た目はムートンブーツ風で中はモコモコなんですが、表面はある程度防水性があるデザインでした。
なんといっても靴底の素材のお陰で雪かきのときも滑らないし、ごつすぎない厚底なので深夜の家族のお迎えに車を運転するときも安心のブーツでしたね。

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ちなみに、防水性ではばっちりのビーンブーツは凍った路面では滑ります!
L.L.Beanのブーツに使われている靴底の生ゴムは凍った道では固くなってグリップ力がなくなってしまうみたい。

ま、ガチガチの凍結路面では、スケートリンクみたいなんですからどんな靴を履いていても滑りますけどね。

スパイク靴はタイル路面では使えません

北海道には「スパイク靴」と言われる靴もあって、靴底のかかと部分に金具がついているんです。
「ノースデイト」の靴にもよくついているんですが、凍結路面を歩くときには、靴底のスパイクを起こします。
そうすると金具が氷に歯を立ててくれるというわけです。

雪まつりの場内を歩くときなどは「圧雪」になっているのでスパイクを出して歩くと安心。

でもこれ、雪が歯の間に詰まってしまうと逆に危ないし、アスファルトが出ているところを歩くと「カチャカチャ」とうるさいし、店内に入るときなどは床が傷つくのでいちいちしまわなくてはいけません。
タイルとか店内のフロア面では逆に滑りやすくなってしまいます。

だから意外と面倒で、雪まつり会場以外の観光の時に使うのはおすすめしません。
スパイクをしまっておけば普通の靴なのでそのまま履けばいいです。



積雪量が多くなったら防寒対策の靴が必要です

さて、12月後半から1月中は積雪量が多くなります。
「根雪になる」とこちらでは言うんですけれども、凍った地面を雪が隠してしまい一番歩きやすいのがこの時期です。

ただ、気温が低くて冷たいので防寒タイプの靴にする必要があります。
この時期はムートンブーツがおすすめ。
雪の中を歩いても気温が低いときの雪はさらさらなので濡れにくいのですが、靴についた雪が解けると染みてくるので防水スプレーはしておいてください。

雪が深いところを歩く予定があるなら雪が入ってこないロングブーツが必要。
ロングでもレースアップの紐タイプは隙間から雪が入ってきますから、スポッと足を入れられるプルオンタイプのペコスブーツとかエンジニアブーツのデザインがおすすめです。

長く履ける「万能靴」として買うならハイカットスニーカーがいいかも

ということで、気温や雪の状況によっていろいろな靴が必要な北海道ですが、旅行でちょっと来るだけなのに・・・という場合は困りますよね。
雪のないところでも履けて、雪道でもある程度安全に歩ける靴として選ぶなら、男性も女性も合皮素材のハイカットスニーカーがいいかもしれません。

北海道でも昔から子供や学生が履く「スノトレ」といったらまさしく合皮素材のハイカットスニーカーでした。最近あまり見かけないのですけどね。

女性ものならちょっぴりヒールアップのタイプがおすすめです。
どうしてかというと、雪道を転ばないように歩くコツの1つが、「前重心」だから。

「かかと重心」で歩いているとツルッと滑ったときにそのまま後ろに転倒してしまう恐れがあります。
かといってあまり前のめりで歩いていると前にこけてしまいますけれどね。
3cmくらいのかかとがあるスニーカーで、体をまっすぐ起こして地面にしっかり足を踏みしめる感覚で歩けば転びません。

ムク
人間は大変ですね~
ぼくの肉球は滑らないよ!

モコ
でも冷たいのは嫌!

北海道の冬靴選びのまとめ

・冬の初めはごつすぎず、防水性のあるショートブーツ
・真冬の雪が深い時期は防寒性重視のロングブーツ、ムートンブーツなど
・凍結路面にはグリップ力のある靴底が必要・北海道の店で探すと安心
・雪まつり時期は防水性を考えた靴で



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書いている人

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北海道在住のライター、ハンドメイド作家、調理師です。
暮らしの中での発見、試行錯誤を記録中。
最近のお気に入りは糖質制限の食事と家庭菜園。

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