先日スマホの機種変更をするときにお得だったのでiPhone8Plusにしてみました。
今までのiPhone6sと比べて大きくて重くて携帯性は落ちましたが、カメラにある「ポートレート機能」がよかった!
猫を撮ってみたのでレビューします。
iPhoneのポートレート機能とは?
「ポートレート写真」とは人物写真のこと。
「ポートレート」は英語で「portrait=肖像画」。
肖像画のように、背景に余計なものが移りこんでいなくて、被写体にだけ視線が行くような写真のイメージですね。
今までのiPhoneのカメラだと、全体にピントが合ってくっきりきれいな記録写真が撮れるのは良いのですが、雰囲気のある写真が撮れにくかった。
ピントを合わせたい部分を長押しすると、周りがややボケる、という機能はありましたけどね。
可愛い写真にするために他のカメラアプリや写真加工アプリを使っている人多いですよね。
iPhoneのPlusシリーズ(iPhone7Plus、8Plus)とiPhoneXに搭載されているのが、「ポートレート」のモードです。
これらの機種にはカメラのレンズが2個ついているので、一眼レフカメラなどが得意な「ぼかし」に似せた撮り方ができるそうです。
自動で顔を認識して背景をぼかしてくれて、プロっぽい写真が簡単に写せるモードになります。
わたしがこの機能を使うとしたら猫くらいしかないけれど、どのくらいきれいに写せるかやってみました。
iPhoneのポートレート機能はどのくらい背景がきれいにぼける?
普通のモードとの比較をしてみました。
あそこにちょうどいい被写体がいるぞ。
ちょっといいですか、こっち向いてくれるかな?
パシャリ。
これがふつうモード。
まあ、くっきりきれいですけど、後ろの窓越しにお隣の家の壁や窓もしっかり写っています。
網戸もあるのがわかる写真ですよね。
モードを変えてもう一枚。
こちらがポートレートモード。
うしろの家の外壁のラインはわかりますが、うまくぼけているのではないでしょうか。
網戸の網目も気にならないですね。
そして同じ位置から撮ってもふつうモードより被写体が大きくフレームに入ってきたのがわかります。
おお、これはいいかもしれない。
ポートレートモードをうまく使えば、猫の背景に家の中のごちゃごちゃも一緒にくっきり写ってしまうという悩みも少しは解決するかも。
ただし接写はできない
ただし、このポートレートモード、ある程度距離をとらないと写せません。
近いと「離れてください」って注意が出ます。
ピント合わせが必要なんですね。
棚の上のカエルくんに被写体になってもらった画面がこちら。
上の赤丸で囲ったところに注目してください。
これを無視してもシャッターは押せますが、被写体が認識されていない状態なので普通に全体にピントが合ってしまいます。
モデル猫じゃないと難しいかな
だから今までの距離感で撮ろうとすると「離れてください」って言われます。
パッと思いついて撮るときには手間取っちゃいますね。
特に猫なんて、すぐ動いちゃうから。
うまく撮れるまでじっとしていてくれるモデル気質の猫さんじゃないと、けっこう厳しいかな?
でも撮るほうが慣れてパパっと手際よく撮影できるようになれば、問題ない部分だと思います。
普通のカメラと一緒ですが、撮っている間、上手に猫の気を引き付けておければいいですね。
もう少し撮ってみましょう。
引き続きポートレートモード。
なんかちょっと表情かたいですよ。
これもポートレートモード。
目つき悪くないですか。
ふつうモードに戻してパシャリ。
実験台になってくれたムクさん、ありがとうございました。
ということで、iPhoneカメラのポートレート機能レビューでした。
少しの間じっとしていてくれるモデルタイプの猫さんなら、すてきなポートレート写真がたくさん撮れそうです。
うちの猫たちでじっとしていてくれるのは寝ているときくらいだけど、うまく使えば可愛い写真が撮れるかも。
まとめ
iPhoneのPlusやXに搭載されているカメラの「ポートレート」機能は、自動的に背景をきれいにぼかしてくれます。
雰囲気のあるポートレート写真が簡単に撮れるので、いままで加工アプリを使っていたのが必要なくなるかも。
猫写真にもどんどん使っていきたい機能でした。